令和元年度版 中小企業経営者のための事業承継対策
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Copyright ©2019 SMRJ All rights reserved8参考:後継者難倒産(2018年10月時点)※ 2013年1月以降を対象に集計※ 「後継者難倒産」とは、後継者不在のため事業継続の見込みが立たなくなったことが要因となった倒産出典:株式会社帝国データバンク『全国「後継者不在企業」動向調査(2018年)』参考:2011年の主な後継者不在による倒産企業企業名所在地業種倒産要因態様負債額(億円)佐藤タオル(株)愛知県タオル卸代表が高齢で後継者が見つからないこともあり、先行きの見通し立たず事業停止(11月)8.0日産(株)大阪府船舶用資材卸運営や得意先との繋がりを代表に依存する体制であったが逝去。後継者も不在で事業継続が困難となる破産(10月)6.0(株)福山ミシン針製作所広島県ミシン針製造卸創業社長が逝去、後継者難などもあって事業を停止破産(8月)5.0(株)共和建鉄群馬県鉄骨工事4期連続の赤字決算を余儀なくされ、業績低迷に歯止めがかからず、後継者もいなかった特別清算(10月)3.5三和マシン(株)大阪府紙工機械販売設備投資抑制や同業他社との競合激化から、収益面も低調に推移。創業者である前代表が逝去し、後継者難から事業継続を断念破産(2月)3.0(有)藤屋旅館長野県温泉旅館経営個人消費の低迷に加え、若年層を中心としたスキー人口の減少が続き、施設の老朽化や後継者難も重なり事業の継続を断念破産(7月)1.9(株)伊藤電設工業山形県建築工事資金繰りが悪化していたなか前社長が逝去、後継者が定まらず事業を存続させるだけの売り上げを確保できなかった事業停止(11月)1.4(株)ティ・アイ・エス大分県土木工事公共工事が縮小するなか、採算も妙味の薄い業績を余儀なくされ、後継者不在のなか、業績回復のメド立たず破産(10月)1.3出典:株式会社帝国データバンク「後継者不在企業の実態調査」010020030040050150250350450(件)(%)201314151617(年)18(1~10月)後継者難倒産件数▲10.0▲3.7▲5.6前年比(2018年は前年同期比)▲19.210.0▲20.01~10月3163413543753324110.020.011.313.011~12月 下記の表は、2011年に公表された「後継者不在による倒産企業」の一覧です。 倒産の一因はいずれも「後継者の不在」ですが、正確には「事業承継の準備不足」が原因と言えるでしょう。 事業承継の準備不足以前に、ライフサイクルの成熟期を過ぎてしまった企業については、ビジネスモデルを再構築できなかったというのが一番正しいかもしれませんが、早めに事業承継の準備をしておけば事業継続できた企業もあったかもしれません。 「早めの準備」に勝る取り組みはありませんので、事業承継についてお悩みの経営者の方は、お近くの相談窓口にご相談下さい。コラム後継者不在で廃業?

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