経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
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生産体制の再構築と財務体質の健全化―4年後の債務ゼロを目指して―経営基盤強化型生産体制の再構築と財務体質の健全化―4年後の債務ゼロを目指して―当社は、樹脂成形品の成形、塗装、組立て等に強みを持ち、大手自動車メーカーグループからの信頼も厚い。2年前の特損処理で452百万円の債務超過に陥っていたが、5年後の創立50周年を債務ゼロで迎えるという目標を設定し、社長以下、全従業員で生産体制の再構築と財務体質の健全化に向けた活動に邁進。初年度の債務返済目標を達成し、活動の定着化に取り組んでいる。中部本部 プロジェクトマネージャー 星野 博康星和化成株式会社【事例の要約】 本事例は、生産体制の再構築と財務体質の健全化に資する支援事例である。 当社は、大手自動車メーカーグループに樹脂部品を納入しており、順調に業績を伸ばしている。しかし、2年前の特損処理で債務超過となり、自主的な改善活動を行ってきたが、体質変換が思うように進まず、専門家継続派遣事業による支援を希望した。「50周年を債務ゼロで迎える」をスローガンに債務返済の5ヶ年計画を策定し、従来からの課題である成行き経営・工場運営を「見える化」しながら、既存の中期経営計画を見直し、その必達を目指した改善が実施された。返済活動が長期にわたる為、現場・現物・現実の三現主義に基づいた維持・定着できる組織づくりや仕組みづくりにも留意した活動で、初年度の債務返済目標が達成できた。企業名 星和化成株式会社業 種  自動車樹脂部品の製造・販売、樹脂材料の販売 本社所在地 愛知県大府市横根町坊主山1-132資本金 96百万円設 立 昭和48年3月売上高 4,118百万円(平成28年4月期)従業員 120人(正社員 90人) 当社は昭和32年(1957年)に愛知県大府市で創業し、昭和48年(1973年)に星和化成株式会社として法人化した。 当時850tの射出成形機は珍しく、家電・弱電関係のハウジング部品成形を主体に生産を行っていた。その後、受注の減少や自社製品開発の不調が相まって資金繰りに窮し、昭和58年(1983年)、材料の購企業概要本社本社2

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