経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
57/172

等の確定といった営業面の強化③本支援の成果物として全体的な販売計画の策定(支援・アドバイスの内容)①販路開拓コーディネート事業で見つかった課題の抽出と整理 当社製品、技術面の検証、競合技術との優位性確認、コストダウン方策の検討、営業・販促面で不足するところの確認を行った。②半導体検査市場に向けた製品仕様の確定 対象市場向け製品仕様の確定、必要試験項目の抽出、試験データ整備に向けた準備、供給、品質管理体制を整備した。③販売製品の市場性の確認半導体向け検査治具市場の細分化、市場規模の想定、ノイズ除去市場の検討、具体的なターゲット企業を想定した。④特定市場分野に向けたアプローチ手法の確立営業力強化のためのツール類の改善、実際のアプローチ方法をアドバイスした。⑤支援全体のまとめ課題ごとの実施スケジュール、全社レベルでの「新規事業開発計画書」を作成した。(支援目標・テーマの達成度(進捗状況)) 成果物としての新規事業開発計画書がまとまった。今後環境変化等で修正が必要になることも考えられる。さらなるブラッシュアップは所長が中心となって行う。(支援の成果)①Nasseel ISの新分野進出に向けた可能性が拓け、当社の次期中核事業とすべくビジネスプランが策定された。②成果物として、中・長期的な視点から、100億円市場獲得に向けた意欲的な新規事業開発計画書(「絶縁性被覆金属」の新規分野展開)を作成できた。③半導体治具市場開拓について、全社レベルで取り組む機運が高まり、計画達成に向けた強力な推進が図られることになった。 実際の新規事業立上げは緒に就いたばかりである。「鉄鋼素材」分野から「電子機器」分野への進出にあたって、顧客からの微細化と精度向上要望への厳しい要求が予想される。いかに迅速かつ柔軟な対応がとれるかが困難を乗り切り、成功を勝ち取る鍵になろう。 当社の新分野への進出、新規事業開発計画書の作成の背景には、企業の永続的成長を目指し、企業文化の変革までを視野に入れた当社の強い意志がある。この実現にあたっては、専門家継続派遣事業による支援を行うことになった。計画達成に向け、全社一丸となって邁進していただきたい。今後の課題今後の課題経営者のことば 販路開拓コーディネート事業から経営実務支援事業終了まで足掛け3年にわたり各過程において適切なアドバイスと資料提供をいただき、それらをもとに最終成果である「新規事業開発計画」を策定できました。支援内容として事業企画から技術面、生産面、品質面、販売面まで一連の流れを通して幅広くご指導いただき、事業全体を総括した形で進められたことに感謝しております。取締役 松下 浩二郎会長事業ビジョンのステップ(半導体検査用ソケットの事業化計画書の一部)中野ハガネ株式会社都田研究所

元のページ  ../index.html#57

このブックを見る