経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
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タカハ機工株式会社功した。また、中小企業大学校の受講者による5S診断も高い評価が得られ、社長を含め従業員全員の大きな自信となった。改善で空けたスペース<経営実務支援事業>(平成24年3月~平成24年10月) 専門家継続派遣事業の1期目の活動を振返った時に、営業力を増すために「もっと当社を知ってもらい、お客を沢山作り、広げたい。そのためにSNS(Social Networking Service)も活用し発信力を高めたい。」との要請があった。 もともと当社は、ホームページを有効な営業ツールとして重視し、日本語版・英語版のショッピングサイトも開設、ニッチながらもコアな顧客層の存在はBtoC販売からも明らかであった。 そのため、これまでの企業からのメッセージだけではなく、SNSなどの第三者を通じた客観性のある発信も加え、企業・製品のブランド価値を高める支援を考えた。そこで、経営実務支援事業により、「検索エンジン対策の強化やSNSの活用による幅広いユーザーの獲得」を支援目標として、Web全般に関する実務的な実績を持つアドバイザーを派遣することとした。 全10回にわたる活動で、①Facebookの日本語・英語版の立ち上げ、②検索エンジン対策の強化、③ショップも含めたサイトの修正、④ホームページなど更新の社内ルールの設定などの改善を行うことができた。当社とアドバイザーとは終了後も個別の民々契約を結び、新しいWeb技術の習得と視聴者の要求にさらに応えていくように絶え間なく改良を図っている。今後の課題 国内外への発信力を高めつつ、着実に前進している当社であるが、ソレノイドメーカーは、国内だけでも20数社がひしめく。競合メーカーに先んずるには、他社との差別化が課題である。 そのためにも企業・製品ブランドの更なる向上と性能・価格で凌駕する新商品開発が必要である。 同時に、今後の事業の戦略を定め、目標とその達成方策が整備された事業計画の策定と実行も課題である。経営者のことば 中小機構様の熱心なご指導が今の当社の活況の契機となりました。感謝を申し上げます。原価を見直して改善の必要に気づき、皆で改善に取組み、生産スペースが確保でき、大手メーカーからの仕事を招き込みました。また、月数件の工場見学にも特段の準備をせずに対応できていますし、欧米の名だたる企業から引合いや注文を頂くようになりました。本年、国の補助金で新商品開発に挑戦します。今後とも力強いご協力をお願いします。代表取締役 大久保泰輔社長図A:30製品の貢献利益VS売上高(2011年9月実績)5S改善:社内不用品の仕分け作業

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