経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
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人事評価の仕組みづくりと営業体制の構築により強固な経営基盤を確立 当社は公共工事など建築関連の受注が主力であり景気の動向の影響を受けて売上高が低迷、また、賃金制度並びに評価制度にも課題を抱えており従業員のモチベーションの低下などを招いていた。このため、従業員が安心して働くことができ、将来に希望が持てる人事制度の確立を最初に取組み、次に売上高確保のため営業体制を整備し、ノルマ管理型から営業のプロセスマネジメント重視への転換とチーム一体型営業マネジメントの浸透を目指してPDCAサイクルの運用・定着化を図りながら取組み、これを実現した。この結果、従業員の定着率も改善され、売上高も回復し堅調に推移している。(平成25年度に工場拡張に向けた大型設備投資、人員の増強も実施)企業概要 当社は昭和48年5月、旭川市内にて金属加工業として現社長が創業し、昭和60年5月に法人化となる。平成2年、旭川市工業団地に本社工場を移転し現在に至る。 主力製品は冷暖房空調設備機器・器具、発電設備付帯機器、建築用部材、バイオトイレ製品OEM一貫製造、オブジェ・モニュメント、産業用機械・農業用機械の部品、福祉・介護用品・環境関連製品などである。平成15年2月にはISO9001:2000を認証登録する。 ほぼ100%受注生産であり、創業以来の主力部門である空調設備は、全社売上高の35%を占めており、建築金物関連が30%、OEM生産のバイオトイレが18%、その他が17%となっている。金属加工では、スチール・アルミ・ステンレス・真鍮・銅などの薄物板加工0.4~6.0ミリメートルを得意としており、レーザー加工機、タレットパンチプレスなど最新鋭の機種をそろえている。 販売先は道央圏を中心に北海道内一円であり、道外の販売先はない。公共工事など建築関連の受注が主力であり、景気の動向に影響を受けやすい。経営基盤強化型人事評価の仕組みづくりと営業体制の構築により強固な経営基盤を確立行動基準を新たに策定することで、従業員の適正な評価基準とそれに基づく賃金制度の再構築、その評価基準を活用した営業体制の整備、営業実績の検証と改善の繰り返しによるPDCAサイクルの定着を支援し、業績の改善を達成した。北海道本部 統括プロジェクトマネージャー 瓜田 豊企業名 株式会社ケンリツ業 種  冷暖房空調設備機器・器具等製造業本社所在地 北海道旭川市工業団地2条2丁目1-10資本金 21百万円設 立 昭和60年5月売上高 452百万円(平成26年4月期)従業員 37人(正社員37人)株式会社ケンリツ本社(工場を含めたもの)本社

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