経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
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株式会社イノウエ推進計画策定局面(平成29年7月) 前局面の社長承認をうけて、以下の活動を実施した。①活動内容再確認情報化にあたっては、業務面の改革・対応も重要なため、これまで認識された課題を A:次期情報化プロジェクトで対応、 B:組織的・業務内で対応、 C:別プロジェクトで対応に分類し、組織的対応については担当部門も明示した。②推進計画(活動内容、日程、体制、中小機構ご支援計画等)策定続いて具体的な推進計画の策定を行った。当企業の場合、事業環境によって経営戦略が変わり得ること、システム化の対象範囲が広いことを踏まえ、優先的に導入すべきもの(一次導入)とその後からの実施(二次導入:例えばB2Cビジネス対応システム等)に分けて進めることとした。また、次期情報化プロジェクトに当たっては推進体制が重要であり、プロジェクト・オーナー/リーダー/メンバー/事務局それぞれの果たすべき役割を明確化し、具体的氏名も提案した。これまでの検討はすべて部門長によって行われたが、具体的システム構築に当たっては現場リーダーの参画も重要との認識から、そのようなプロジェクト・メンバーが提案された。③最終報告会最終報告会ではこれまで作成された主要資料をもとに社長および全役員参加のもと、説明が行われた。この会議における検討の結果社長から、次ステップとして情報化企画・計画プロジェクトを開始するよう承認された。 最後のこの局面では、当企業のさらなる成長を支える、経営面・業務面・システム化の面からの社長・部門長レベルの合意・承認ができたことに加え、後継活動である全社情報化企画・計画プロジェクトに関して、非常に具体的なレベルでの提案(活動内容、導入システム優先順位、推進スケジュール、体制等)が承認され、後継活動がスムーズに立ち上がる環境が構築できたことが大きな成果である。 今回のご支援は、企業成長のための情報化について様々な経営全般の課題が認識されており、また情報化が当企業の成長に貢献できるという認識はされているものの、具体的にどの分野からどのように進めるかが必ずしも明確でなかった状況を踏まえ、情報化の構想とその推進計画を策定することを目的とした。その計画が明確になった現在、今後の課題は今回社長承認された全社情報化プロジェクトを着実に実行に移し、優先順位の高いシステムを成功裏に本番稼働させ、当初目的とした、付加価値の高い仕事に社員が注力できるような結果を出すことである。今後の課題経営者のことば 今回のご支援を頂いて大感謝しております。従業員が増える中、「家業から企業へ」の変化を目指している途中である弊社は、まだまだこの様な新たなチャレンジプロジェクトを社内で進め、目的を達成する能力はありません。最初自社で進めておりましたが、経験と色々な手法などマネジメント能力がなく実際に進められませんでした。その頃、中小機構様がご支援されている企業さまからのご紹介がございました。そして、この様なご支援頂き、この様な結果が出せた事に大変感謝と満足しております。代表取締役社長井上 毅 氏

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