経営課題解決 成功事例集─ハンズオン支援ベストプラクティス事例集─
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株式会社啓文社製作所【事例の要約】 当社は、大手農業機械メーカーの信頼が厚く、野菜用播種機、除草剤散布機等のODM供給をはじめ、育苗器、播種機など多くの自社製品も製造している。しかし、水稲一環体系に偏った製品構成であり、また材料原価率が毎年上昇し収益を圧迫していた。そのため、新たな経営基盤の確立と、その改善に向けた全社的な意識改革が不可欠であった。 まず、現場改善に注力し全従業員のやる気を奮い立たせる大きな成果を上げた。その後、社内各部門へ次々と改善・改革の波が広がり、「春先だけではなく、一年を通して販売できる新商品」の導入ができる企業へ変化していった事例である。企業名 株式会社啓文社製作所業 種 育苗器等農業用資機材製造業本社所在地 広島県安芸高田市吉田町山手739-6資本金 20百万円設 立 昭和44年8月売上高 745百万円(平成29年6月期)従業員 37人(正社員32人) 当社は親会社である㈱啓文社(書籍販売)の商事部が農薬の取扱いを開始したのが始まりである。その後、他社から水稲用育苗機の生産を引継ぎ、商事部を発展的に解消し、昭和44年に製造業として設立された。大手農業機械メーカへ野菜用播種機、除草剤散布機等のODM供給をはじめ、育苗器、発芽器、播種機など多くの自社製品も製造している。 特に、育苗器は、種子の発芽、苗の生育に適した温度を自由に設定できるよう開発し、併せて田植え機での利用が容易な「マット育苗法」を考案。以後、本社外観企業概要経営基盤強化型春先のみの繁忙期生産から一年を通して生産・販売ができる農器具メーカへの脱却!―現場改善の成功体験から、各部門へ次々と改善・改革の波が広がり、最後は親会社にまで支援活動が拡大―中国本部 プロジェクトマネージャー 油木 正幸株式会社啓文社製作所種苗器ロールキャッチャー(新商品)水稲用播種機

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