中小企業のための海外リスクマネジメントマニュアル詳細版
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- 24 - 海外進出計画段階 海外進出手続段階 海外拠点操業段階 □対策の検討 決定した重要リスクについて、対策を検討しましょう。 実施内容 実施者 ①対策の検討 海外拠点は、「リスク評価シート」の「④対策検討」欄を記入してください。 各リスクの対策の検討に際しては、「Ⅱ.個別リスク対策の実践」を参照してください。 〇 ②対策の決定 日本本社は、海外拠点の起案した対策のスケジュールが妥当か、他にとるべき対策はないか、という観点からチェックします。修正が必要な場合は海外拠点と協議のうえ修正し、対策を決定してください。また、海外拠点の要員が少ない場合などは、日本本社にて対策の実施につき支援をすることを検討してください。 〇 〇 【使用するテンプレート】・・・リスク評価シート(P.90) リスク評価シート①リスク評価②リスク評価③重要リスク④対策検討⑤進捗確認(左記①で重要リスクが選べない場合のオプションです)候補選定大小1<記入例>インフラの未整備船舶の不通・遅延の途絶□主要交通機関の不通・遅延発生率が増加傾向にあ る。■停電、断水、通信途絶等の不具合の発生率が増加 傾向にある。■停電、断水、通信途絶発生時に備えたバックアップが 計画されていない。■他拠点での代替生産・製品供給ができない。■原材料等のサプライヤーを複数確保できていない。3412○1インフラの未整備船舶の不通・遅延の途絶□主要交通機関の不通・遅延発生率が増加傾向にあ る。□停電、断水、通信途絶等の不具合の発生率が増加 傾向にある。□停電、断水、通信途絶発生時に備えたバックアップが 計画されていない。□他拠点での代替生産・製品供給ができない。□原材料等のサプライヤーを複数確保できていない。2現地パートナー・提携先とのトラブル合弁先との見解の相違対応による納期遅延□契約前に現地パートナーについて経営方針や信用情報 等に関する調査を実施していない。□専門家による契約書のチェックを受けていない。□現地パートナー・提携先とコミュニケーションの機会を定 期的に確保できていない。□現地パートナー・提携先から自社に対して苦情や指摘 が発生している。□現地パートナー・提携先について社内から不満や苦情 が発生している。3資金調達上の障害為替変動に伴う損失に関するトラブル□進出先における資金調達方法とメリット・デメリットを把 握していない。□進出先における資金調達に関する規制を十分に把握 していない。□当局により頻繁に規制・運用が変更されている。□経理担当者を選任・育成していない。テンプレート1カテゴリーリスク項目チェック項目に沿って、自社のリスク対策の実態を評価します(該当する項目はリスク対策の検討が必要です)発生頻度を4段階で評価します(a)影響度を4段階で評価します(b)□①インフラ状況の調査、そのためのネットワーク構築□②事前調査結果を踏まえた事業計画の策定□③進出先の事情にあわせた柔軟な生産・出荷計画の   検討・策定□④停電・瞬停に対応した設備の導入□⑤サプライヤーの複数化□⑥社内外における代替生産体制の整備□⑦部品・原材料の在庫積み増し□⑧その他(                )状況今後の取組み予定事業運営上のリスク調達リスク□①インフラ状況の調査、そのためのネットワーク構築□②事前調査結果を踏まえた事業計画の策定■③進出先の事情にあわせた柔軟な生産・出荷計画の    検討・策定□④停電・瞬停に対応した設備の導入■⑤サプライヤーの複数化■⑥社内外における代替生産体制の整備□⑦部品・原材料の在庫積み増し□⑧その他(                )●●③4月末まで⑤上期中⑥上期中9月30日③実施済⑤実施済⑥未実施 (他拠点と調整中)⑥10月中に調整を完了し、体制を整備する。リスクの大きさを計算します(a×b)候補となるリスクを5つ選びます実施する対策実施者実施時期確認日□①進出先における資金調達方法  (各調達方法のメリデメ含む)の調査□②経理担当者の選任・育成□③各種金融機関と連携した資金調達方法の検討□④複数の資金調達方法の検討□⑤その他(                )□①合弁先(候補)の調査□②契約書の作成、リーガルチェックの実施□③進出国における相談先の確保□④その他(                )この欄の活用方法については、「中小企業のための海外リスクマネジメントマニュアル」P.20を参照ください。Plan Do Check Act この部分を使います! 日本本社 海外拠点

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