中小企業のための海外リスクマネジメントマニュアル詳細版
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- 19 - 海外進出計画段階 海外進出手続段階 海外拠点操業段階 <取組みをはじめる前に> まず、「いつ」「なにを」するのか、全体のスケジュールを考えましょう。一般的には、一年かけてPDCAサイクルを一周させます。 たとえば、自社の事業計画立案のタイミングにあわせてリスクマネジメントの次年度計画を立案するなど、負担のかからないスケジュールを検討してください。全体のスケジュールを立てなかったことにより、「リスクの洗い出し・評価までは実施したが、その後の取組みはおざなりになってしまった」などの失敗に至ることはよくあります。重要なのは、計画通りにリスク対策ができているかを確認し、問題があればきちんと次年度の取組みにおいて改善していくことです。 PDCAサイクルを着実にまわしていくためには、各ステップの実施時期をカレンダーに落とし込み、日本本社・海外拠点を共有しておくことが大切です。 特に海外拠点が複数ある場合、それぞれの拠点が別個に計画を立てると本社での集約や取組みの横展開が難しくなります。 本社と各拠点が足並みをそろえて取組むためにも、以下のように大まかでもよいので、全体のスケジュールを立てましょう。 <スケジュール設定の例> 取組み初年度 取組み2年度目 取組み3年度目 取組み 4年度目 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 Point Check Act 進捗の確認 取組みの改善 リスクの 洗い出し・ 評価 対策の検討 Plan Do Plan Do 対策の実施 Check Act Plan Do .. 進捗の確認 取組みの改善 リスクの 洗い出し・ 評価 対策の検討 対策の実施

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