中小企業のための海外リスクマネジメントマニュアル詳細版
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- 16 - 海外進出計画段階 海外進出手続段階 海外拠点操業段階 Phase3.海外リスクマネジメント態勢を整備する 海外リスクマネジメントを運用していくためには、方針や役割分担を定めておく必要があります。 C heck 自社の現状をチェックしましょう! リスクマネジメントを行う目的を文書化している。 →(1) 日本本社-海外拠点のリスクマネジメント上の役割分担が決まっている。→(2) チェックがつかない場合は、該当箇所をご確認ください。 (1)リスクマネジメント方針を決める リスクマネジメント方針とは、「何のためにリスクマネジメントを行うのか?」を考え、言葉にしたものです。重大なリスクに直面した場合、日本本社と連携し、会社が一丸となって取組まなければなりません。役職員全員が同じ方向を向いてリスクマネジメントに取組むことができるよう、「リスクマネジメント方針」を定めておくことが重要です。 以下の例を参考に、リスクマネジメント方針を定めてください。 (例) ・リスクマネジメントを通じて事業の継続・安定的発展を維持する。 ・製品・サービスの品質・安全を確保し、社会経済およびお客様・株主・取引先などのあらゆる関係者の利益に貢献する。 ・危険が発生する恐れを未然防止する。 ・全役職員は各種法令・規則を遵守し、倫理的に行動する。 事業の安定的な発展のためにリスクマネジメントは必要だ・・・ 当社はサプライヤーだから、 お客様の事業継続のためにも リスクマネジメントが重要だ・・

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