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財団法人日本品質保証機構(久留米ビジネスパーク)

新天地の豊かな職住環境がもたらす、技術力の向上に期待。

認証機関として、昭和32年の設立以来、半世紀以上にわたって日本の社会を支えてきた財団法人日本品質保証機構(Japan Quality Assurance Organization、通称JQA)。九州試験所は、山口県以西の西日本全域をカバーし、多種多様な計量・計測器の検定・校正のほか、建材や機械の試験なども行っている。第三者機関としての信頼性を基本に据え、社会や時代のニーズに応えるべく、技術力の向上や事業内容の拡充を図ることで、社会への貢献を目指している。

鳥栖の住宅地から久留米ビジネスパークへ

平成21年2月、隣県の佐賀県鳥栖市から移転したJQA・九州試験所。「建物の老朽化が著しく、建て替えによる業務効率の向上を図ってきたのですが、鳥栖の事業地は用途地域が第一種低層住居専用地域に変更されたため、事業所の再建築は制限が伴いました」と、移転の理由を語るのは大坪信九州試験所所長。「鳥栖市内には最適な土地がなく、隣県の久留米市に相談した結果、久留米ビジネスパークを紹介されました。市長はじめ市職員の方々が用地や優遇措置について丁寧に説明してくれたことや、夏祭り、協働清掃といった地域ぐるみの活動も活発なこと、パーク内の他業種の方々との交流会などに魅力を感じました。」
大坪信九州試験所所長(左)。社屋全景(右)。
大坪信九州試験所所長(左)。社屋全景(右)。

移転がもたらした作業効率と暮らしのゆとり

「中核市になった久留米は筑後地区の中心地で、事業拠点の母都市として充分です。市街地が充実している上、周囲には自然も多く、住環境としても魅力的です。それに、九州試験所は広幅員の道路に面し、並木など景観にも配慮されていますし、業務スペースは以前の約1.7倍にもなりました。」
技術職員が口を揃えるのは、作業効率の向上である。「以前の事業所は建て増しによる複雑な構造で、分散された機器と機器の間を往復していました。移転後は、作業動線を優先した機器配置が可能になり、複数の作業が並行して進められるようになりました。」
14名の職員の大半は九州出身で、久留米近辺に自宅を持つ人が多い。ほぼ全員の通勤距離が短くなったというが、「遠くなったのは、吉野ヶ里から通う私くらいですよ。それでも30分が40分になった程度ですけどね」と、大坪所長は苦笑いだ。
ゆとりのある所内。
ゆとりのある所内。

技術力を磨き、より信頼される存在に

JQAは、社会情勢の変化や時代のニーズに合わせて事業内容の変更や拡大につとめてきた。
「例えば計測器については、計量法に基づく検定に加え、民間制度(計量法認定事業者制度等)に基づく校正に対して産業界のニーズが拡大しつつあります。このニーズに迅速・的確に応えるためには、幅広い校正対象品目への対応や、人材育成も含めた校正技術の質の向上を果たしていく必要があります。先を見据えた事業内容の転換を図りながら、九州地区・西日本のお客様に事業を通して社会的責任を果たし、信頼されるサービスを提供していく上で、久留米ビジネスパークがその大きな下支えとなります」と、前を見据えている。(2009年7月取材)
所内での検査風景。
所内での検査風景。

▼団地の詳細情報
久留米ビジネスパーク

 

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