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株式会社キデン(米沢八幡原中核工業団地)

企業としてのステータス確立は、米沢八幡原中核工業団地の成熟とともに。

機械の「キ」と、電気の「デン」。ユニークな社名は、“機械と電気の何でも屋になりたい”という思いを込め付けられた。その名の通り、株式会社キデン(以下、(株)キデン)は、自動組立機械の設計・製作から、搬送装置、部品・治工具の製作などまで、幅広い業務を通して取引企業の業務の効率化・省力化・高速化をサポートしている。個々の細かなニーズに合わせて、メカの設計から制御の設計、部品加工、組み立てまでの一貫体制を強みに、創業時から変わらぬ信頼を得ている。

騒音、振動などの諸問題に直面

米沢八幡原中核工業団地の企業誘致に伴い、昭和60年7月に念願の進出を果たした(株)キデン。
「以前は米沢市の中心街にいましたが、なにしろ住宅街だったので騒音への配慮が必要でした。また、バスやトラックの振動が精密機械に与える影響も心配でした。加えて敷地の狭さも大きな課題となっていて、大型機械のトラック積載が何よりも一苦労でした。」移転の契機となった理由を語るのは、須賀善則代表取締役社長。
周辺住民への配慮、そして、大切な機械を預かっているお客様から信頼を得るための最善策として、新天地への移転は必須だったのである。

須賀善則代表取締役社長(左)。社屋全景(右)。
須賀善則代表取締役社長(左)。社屋全景(右)。

移転を機に、新たな業務にも着手

「すでに進出されていた企業は全国から集まってきた大手ばかり。米沢八幡原中核工業団地に入ることはまさに企業にとってのステータスでした。ただ、当社のように地元出身の小さな会社では・・・と懸念していましたが、資金面でさまざまな優遇が受けられることや、いくつかの進出企業に“うちの機械も作ってほしい”と言われたことが後押しになりました。」結果、進出はお客様への安心・信頼にもつながることになったという。
「約3000坪の敷地に建てられた新社屋は、長年の悩みだったトラックへの大型機械の搬入も解決しました。さらに、団地内のガラスメーカーから依頼を受け、新たに洗浄(ブラスト)の業務にも着手することとなりました。」
進出から24年経った今でも、団地内の4社との付き合いが続く。「“近くだから迅速に対応してもらえて助かる”と言っていただき、非常にうれしく思っています。」

所内での作業風景。
所内での作業風景。

築いてきた信頼関係をさらに深く

取引企業から機密情報を預かることも多いため、創業時から“一業種一社”の取引をポリシーに、顧客との信頼を築いてきた(株)キデン。「業界は厳しい時代を迎えていますが、お客様のニーズに誠実に向き合い、機械の改善・改良を続けながら、長くおつきあいをしていきたいですね」と須賀社長は言う。
中小機構による「経営基盤強化の支援」を受け、社内の整理・整頓を徹底する5S活動にも着手。社員のモチベーション向上にも役立っているという。いきいきと働く社員の姿には、“お客様に満足を提供する”という真摯な企業姿勢が表れている。(2009年7月取材・2014年1月一部修正・2015年3月一部訂正)

整然とした所内。
整然とした所内。

▼団地の詳細情報
米沢八幡原中核工業団地

 

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