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柴田原料株式会社(アルカディアソフトパーク山形)

情報発信基地としての役割を担い、山形スイーツのさらなるレベルアップを実現。

昭和24年、山形市の旅篭町にて創業した柴田原料株式会社(以下、柴田原料(株))は、60年の長きにわたり、山形市を拠点に事業を展開。現在は、和菓子から洋菓子、パンなどの原材料、包装資材、厨房・業務用食品加工機械器具等の販売に従事するだけでなく、菓子業者や菓子メーカーなどの顧客を対象とした新たな商品開発の講習会も定期的に実施。これにより、山形の菓子業界のレベルアップに貢献するだけではなく、新スイーツの情報発信基地として、信頼と注目を集めている。

倉庫スペースの拡充が急務に

平成21年5月8日、柴田原料(株)はアルカディアソフトパーク山形に移転し、新たなスタートを切った。「本店を構えていた山形市北町の社屋が手狭になったのが、移転を考えた理由です」と柴田津與志代表取締役社長。同社の取り扱い製品は、和菓子、洋菓子、パン材料から穀粉・糖類まで多岐にわたる。「材料を安全・安心に保管するには、個々の特性に合わせて温度管理を行う冷凍庫、冷蔵庫、定温庫が不可欠です。しかも、味覚の多様化に伴い、取り扱い製品も年々増加しているわけですから、倉庫スペースの拡充が急務になったのです。」
柴田津與志代表取締役社長(左)。社屋全景(右)。
柴田津與志代表取締役社長(左)。社屋全景(右)。

情報発信の場としての機能も充実

「移転先へのこだわりは2つ。1つはワンフロアの倉庫が確保できる敷地であること。もう1つは創業地としての山形市内であること。それが譲れない条件でした。」
アルカディアソフトパーク山形は、山形市内でも山形駅まで車で約10分と好立地。また、社屋には念願だったワンフロアによる“見える化”も実現されている。「作業効率はこれまで以上にアップしました。また、360度カメラやプロジェクター、調理スペースを備えた、70名収容の新たな研修ホールでは、講師を招いて新材料を使用したメニューを紹介するなど、さまざまな講習を行っています。研修ホールは、お客様とともに勉強し、ともに商品を開発する、いわば情報共有、情報発信の場として活用しています。」
コミュニケーションを図りながら、よりよい店舗、よりよい商品作りをサポートする同社の活動は、山形の菓子業界のクオリティを高めるものとして高く評価されている。
開発メニュー(左)。ホールでの研修風景(右)。
開発メニュー(左)。ホールでの研修風景(右)。

山形県産の原材料を全国に広める

柴田社長には、長年抱いてきた夢がある。「山形県産の原材料を他県にも広げていきたいのです。地産地消ならぬ、いわば地産他消ですね。特に力を入れたいのは、山形産のラ・フランスです。味わい豊かなレシピを開発して、県外のお客様にもどんどん発信していきたいと考えています。」山形はフルーツ、ヨモギなど、菓子の原材料となる産物も多い。「これらの素材を県外の菓子業者に広く知ってもらい、多くの消費者の皆様に食べてもらえることが、山形の菓子のレベルアップにつながる」と柴田社長は言う。全国へと発信され始めた山形スイーツ。今後の展開が楽しみである。(2009年7月取材)
ワンフロアの倉庫。
ワンフロアの倉庫。

▼団地の詳細情報
アルカディアソフトパーク山形

 

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