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株式会社正和 (沼田団地)

北海道・沼田町への工場新設から12年、高い技術力と迅速な対応力で道内の顧客獲得へ。

創業は昭和13年。東京・西巣鴨に合資会社平和精機製作所として端を発した株式会社正和(以下、(株)正和)は、長い歴史の上に信頼を築いてきた。現在は、栃木県栃木市沼和田町に本社を有し、小山、岐阜、神戸、北海道に工場を展開している。中でも平成9年11月に北海道・沼田団地に開設された北海道工場には、NC旋盤7台、7つのパレットを備えたマシニングセンターを2台設置。主にネジ・コネクター類等の小型精密部品を手がける“北の生産拠点”として、重要な役割を担っている。

業務拡大に伴い、3つ目の工場を新設

(株)正和が手がける製品は、各種金型標準部品からリニアベアリング用レール及びケーシング、アルミ・普通鋼、特殊鋼のプレート加工治具・工具と幅広い。多品種、小ロット化へのニーズに応えるためには、生産拠点の拡充が不可欠である。すでに小山、岐阜の2工場が稼働していたが、製品品目も増えて対応しきれなくなり、北海道への進出を決定。
栃木県に本社を持つ同社が、なぜ北海道を選んだのかというと「本社のある栃木市と沼田町の近隣の地域に以前より交流があったのに加え、沼田町は当時から企業誘致に熱心だったため、当時の社長、会長がこの地を選んだと聞いています。」と語るのは深澤良北海道工場長。
深澤良北海道工場長(左)。社屋全景(右)。
深澤良北海道工場長(左)。社屋全景(右)。

北の大地で「納期短縮」を目指す

平成9年11月に完成した北海道工場の新設に際し、同社には一つの野望があったという。それは、北関東以北の顧客向け製品を北海道工場で請け負うことにより、より低コストにかつ納期の短縮を図ろうというものである。
近年、顧客は在庫を最小限に抑えたいという意向がますます強まっているため、ニーズに応じた製品を必要なだけ、より迅速に届けることが同社にとって最大の課題。北海道に新たに工場を設けることにより、その課題を解決しようと考えた。
「製品は陸送ですが、沼田インターチェンジがすぐ近くということもあり、中一日で北海道から本州まで届けることができます。短納期、多品目、小ロットという顧客のニーズに応えるべく、北海道工場では社員一丸となって“翌日出荷”を徹底し、受注から最低でも3日後には顧客の元に製品が届くよう、小回りのきく対応をしています。」
所内での作業風景。
所内での作業風景。

高度な技術力を道内のお客様へ

社員のほとんどは沼田町在住。さらに、製品の表面処理を道内の業者に外注するなど、ビジネスにおいても地域とのつながりは深い。同社では、これまでに築いてきた地域との絆をさらに深めるため、道内の新規顧客開拓に力を入れたいと考えている。
「私どもには、研磨精度は1000分の5以内、穴関係は1000分の2ミリ以内という高度な技術があります。道内のお客様にもこの技術を大いに活用していただきたいですね。」沼田団地への進出から12年、道内を新たなマーケットに同社は今、さらなる成長を遂げようとしている。(2009年8月取材)
整然とした所内。
整然とした所内。

▼団地の詳細情報
沼田団地

 

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