ホーム > 事例紹介 > 株式会社みんゆう薬品 アルカディア店(弘前オフィス・アルカディア)

株式会社みんゆう薬品 アルカディア店(弘前オフィス・アルカディア)

きめこまかい対応と人材育成で地域に貢献する“かかりつけ薬局”

弘前市を中心に7店の調剤薬局を展開する(株)みんゆう薬品。2006年、弘前オフィス・アルカディアに年中無休でドライブスルーも備える『アルカディア店』をオープンした。地域のお客様の利便性を追求し、薬のチェックも行う面調剤薬局というスタイルの店は、信頼される“かかりつけ薬局”をめざす。

調剤薬局の多店舗展開を図り

(株)みんゆう薬品の設立は1973年。弘前市駅前に開店した『みんゆう薬局』がスタートである。1975年にイトーヨーカドー弘前店に移店。その後、黒石市に黒石店、調剤専門の松原店と多店舗展開を始め、1993年、堅田バイパス店を開店し、同店に本部を置く。1996年に調剤専門の桔梗野店、翌年に同じく堅田店を開局。
1999年に五所川原市に調剤とOTC(Over The Counter drug 一般薬品販売)を併せた専門店『フレンドファーマシー店』、2003年に黒石市の黒石病院隣に調剤大型店を開局する。
そして2006年、弘前オフィス・アルカディアに『アルカディア店』が進出。同地に本部も移転。現在、7店舗を展開している。
「当社はOTCからスタートしたのですが、医薬分業が進む中、徐々に調剤薬局への展開を図ってきました。以前は仕入値に対しての利益率が高く、薬を出せば出すほど利潤を得る仕組みになっており、それが医療費の増大にもつながっていました。仕入値に対しても国から調整されるようになりました。つまり、薬局経営も簡単に儲かるビジネスではなくなったわけです。」
行政が薬局に期待することも変わってきたと語るのは鈴木喜博代表取締役。そのポイントして挙げられるのは、お客様の立場に立った利便性の追求と地域への貢献であるという。「求められるかたちの一つに“面調剤薬局”があります。普通、調剤薬局は医療機関のすぐ近くに設けられ、処方箋のほとんどがその医療機関からのもの。営業時間なども医療機関に準じ、これを“門前調剤薬局”と呼びます。これに対し、特定の医療機関に限らず、地域をカバーする拠点としての機能を持つのが面調剤薬局です。」
同社の7店舗で唯一、面調剤薬局としてつくられたのが『アルカディア店』である。

鈴木代表取締役。右は十分な駐車スペースを備えるアルカディア店の外観。
鈴木代表取締役。右は十分な駐車スペースを備えるアルカディア店の外観。

アクセスがよく年中無休の面調剤薬局を

「例えば、休日に急患用の診療所で受診したのはいいが、薬が受け取れなかったなどということがあります。病院が閉めているときは門前調剤薬局も閉めてしまいますからしかたないのですが、そうしたケースにも対応できるのが面調剤薬局です。」
また面調剤薬局の役割として、複数の医療機関を受診されているお客さんの薬のチェックがある。同じ効能の薬を二重に服用したり、飲み合わせに問題のある薬を服用したりすることを未然に防ぐわけである。かかりつけの病院ならぬ、かかりつけの薬局というコンセプトだ。
アルカディア店は敷地約1,100坪に建築面積約280坪。店内は明るく広く、乳児室や相談室も備える。国道に接し、十分な駐車スペースも持つ。365日年中無休で営業時間は8時半から22時。ドライブスルーにも対応している。
「夜間、お子さんの急な発熱などで受診されたお母さんは、仕度に気づかう隙もなく家を飛び出してきますから、明るい店内に入るのを躊躇されます。また雨や雪の日に限らず、チャイルドシートをはずして、抱っこして入店というのは結構面倒なものです。」
気楽に立ち寄れるドライブスルーは、介護の付き添いの方にも評判がいい。
同店では夜間の利用者が多いが、指定の薬の在庫が無いこともある。その場合には担当の医師に直接連絡して薬を替えていただいたり、連絡がつかないときには緊急性等を配慮しながら自宅にお届けすることもある。多少コストや時間はかかっても、まずお客様との信頼関係を築くことを大事にしているのだという。

明るく広い店内。ドライブスルーにも対応している。
明るく広い店内。ドライブスルーにも対応している。

社内の勉強会でソフトの充実も

「進出する2年前から、当地に決めていました。それも他ではなく、現在いるこの場所でなければダメだと。より多くの人々に知ってもらうには、何より目立って、アクセスもいい国道7号線に面したこの場所以外には考えられませんでした。」
口コミで評判が広がり、徐々に認知されることをめざしてはいるが、とにかく存在を知ってもらうことが第一と鈴木社長。店の屋上には薬のパッケージを模した大きな看板が据えられ、夜間に国道を走ると、LEDに彩られた斬新なデザインが目に飛び込んでくる。
「地域の人々にとって利便性の高い調剤薬局というだけでなく、業界に対しても何らかの貢献ができればと思っています。薬学部が6年制になり、半年の実地研修が必要になりましたが、当店ならばスペースや設備的にも多くの研修生を迎えることができます。」
店の入口にある若葉のモニュメントは、新しい人材育成のシンボルとのことだ。
現在、同社の従業員は70名で、うち薬剤師は12名。ベテランの薬剤師を中心に、社内での勉強会も頻繁に開かれる。ハード面の充実もさることながら、調剤薬局としてのソフト面での充実が欠かせないという。(2007年7月取材)

研修の受け入れなど人材育成にも力を入れている。
研修の受け入れなど人材育成にも力を入れている。

▼団地の詳細情報
弘前オフィス・アルカディア

 

▲ひとつ上の階層へ