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株式会社トリムエレクトリックマシナリー(南国オフィスパーク)

“健康をつくる科学の水”を提供する電解還元水整水器のパイオニア

老化やガン、動脈硬化や高血圧、糖尿病等、ほとんどの現代病に関わるといわれる活性酸素。その活性酸素を除く電解還元水整水器のトップメーカー、(株)日本トリムの生産・開発拠点が南国オフィスパークにある(株)トリムエレクトリックマシナリーだ。独自の技術開発と徹底した品質管理で業界をリードする。

アクセスと防災、環境のよさを考慮して移転

「1982年に設立された日本トリムは、当初、開発だけ行う工場レスメーカーで生産は全て委託していました。おかげさまで売上は右肩上がりで推移してきましたが、それでもシーズンごとの波はあります。外部委託ではそうした場合の販売調整がなかなか難しく、それならばいっそ自社でつくろうということになったのが15年前です。」
1990年に高知県土佐清水市に工場を開設、電解還元水整水器の生産を始める。2000年に(株)日本トリムがジャスダックに上場(2004年、東証一部上場)を果たしたのを機に、(株)トリムエレクトリックマシナリーとして独立。2002年に高知県南国市の南国オフィスパークに新工場が進出した。
「土佐清水の工場は国立公園内にあったため制約が多く、増築等もままならず生産能力も限界にきていました。潮風の影響もありました。何より工場においでいただく方々にとって便利な場所にはありませんでした。どこかいい移転場所がないものか、探していたときに紹介されたのが当地だったのです。こちらは空港にも近く、どこへでも日帰りが可能です。インターにも近く流通上のアクセスにもすぐれています。」
十分な広さに加え、健康に関わる製品のメーカーとしてまわりの環境のよさも大きなメリットであったと語るのは大坪一道代表取締役社長。地盤もしっかりしており、南海地震等への備えからも適地という判断があった。
敷地約2300坪に立つ建築面積約800坪の工場で、生産量全体の9割を占める電解還元水整水器「トリムイオン」をはじめ電解還元温泉器、家庭用電位治療器、電気気泡発生器などを生産、年間生産量は8〜9万台。従業員は約50名である。

洗練されたデザインの社屋と大坪社長。
洗練されたデザインの社屋と大坪社長。

電解還元水の可能性と応用範囲が広がり

「電解還元整水器の原理を簡単に説明しますと、水を電気分解することで陰極に水素、陽極に酸素が発生し、陰極側に電解還元水、陽極側に電解酸性水がつくられます。この還元水には抗酸化性があり、飲料としてあるいは料理用の水として使うことで体内に取り込まれ、さまざまな病気や老化の原因となる活性酸素を除くことができるのです。また酸性水は肌を引き締めるアストリンゼントなどとして利用されます。家庭のキッチンの水道に直結させるだけで手軽につくることができるのですが、厚生省で認可され、薬事法で規定された医療機器であり、長年の研究による当社独自の高度な技術が投入されています。」
この電解還元水の用途は飲用や料理用にとどまらない。医療分野では人工透析、輸液、リンゲル液等の基礎となる水として用いられたり、工業分野では防錆、半導体洗浄、缶詰などの食品製造の分野等々、その応用範囲は年々広がりをみせている。
電解還元水の新たな可能性を開拓しようと、海外も含め産学共同の研究も盛んに行われている。その中でも九州大学大学院の遺伝子工学教室との電解還元水の効果に関する共同研究は米国の権威ある学術誌にも発表され、世界中に大きな反響を呼んだ。

医療機器の国際認証規格であるISO13485を取得している。
医療機器の国際認証規格であるISO13485を取得している。

トップシェアを守るための技術と研究開発

「電解還元整水器の家庭への普及率はまだ7%にすぎません。認知度を高めていくことでまだまだ拡がっていく市場です。最近、大手家電等の参入が続いていますが、それだけ魅力あるマーケットという証拠でもあります。」
有名ブランドメーカーの参戦は電解還元水整水器を広く知らしめ、同社のネームバリューを高めるためにも大いに歓迎するところと大坪社長。
「専業メーカーとして、先駆者として、常に先を見据えた研究をしている自信があります。しかし、競争が激しくなることは間違いなく、耐久性、安全性、有効性をさらに高めるための技術開発は今後ますます必要になってくるでしょう。」
製品についての技術だけでなく製造技術の向上、外注ネットワークも含めた品質保証体制の確立も求められるようになるという。昨年、医療機器の国際認証規格であり、厚生省のGMP(Good Manufacturing Practice 医薬品、医療機器などの品質確保のために遵守、実践すべき規則)規格にのっとったISO13485を取得、ISO9001も取得しており、顧客への要望に万全な組織・管理体制で取り組んでいる。
日本トリムの営業部隊から寄せられるお客様のニーズをもとに、新しい製品の開発も行われている。電解還元温泉器もその1つ。風呂のお湯を電気分解することで、酸素を含まない源泉の状態を再現することができるというものだ。
“人間にとって最適な「水」とは何かを追求し、快適で健康なヒューマンライフの創造に貢献する”を企業理念に掲げる日本トリムグループ。その理念に基づく高品質な製品づくりを通し、高知から世界に向け発信する。(2006年12月取材)

電解還元整水器をはじめとする同社の製品。
電解還元整水器をはじめとする同社の製品。

▼団地の詳細情報
南国オフィスパーク

 

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