フジキンはアメリカのコネチカット州をはじめ、ヨーロッパ、アジアにも積極的に進出し、ワールドワイドな事業展開を図るばかりでなく、最先端の技術と情報技術を活かす場としてマイクロマシンやナノ・ピコテクノロジー、エコロジー、ニューエネルギー、メディカルエンジニアリング、バイオテクノロジー、福祉機器等々の分野にも意欲を示し、研究を行っている。新しいスタイルのインテリジェンス・インテグレーターを標榜する同社の特徴を田中氏は、能力を思う存分発揮できる風土であるという。社員教育を大事にしており、資格の取得等、自己啓発に対しての支援体制も整っている。“極限に挑戦し、技術の究極を超える”という企業ポリシーは、社員一人ひとりに浸透しているようだ。東北サービス工場は敷地4634平方メートル、建物の延床面積は1948平方メートル。従業員約60名のうち田中氏も含め23名が大阪からの出向であるが、生活しやすい環境に満足度は高い。「進出先としては、東日本・北日本のお客様への拠点としてアクセスもよく、価格的にも安いということで当地にすんなりと決まりました。IGSはフジキンの中でも今後ますます発展が期待できる部門であり、まさにフロンティアという名にふさわしいプラントです。こちらに進出してまだ1年なのですが、すでに増産体制(敷地を倍増しての増築)の準備を急いでいるところです。」
(2006年7月取材)