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株式会社ベルーナ 宇都宮流通システムセンター(宇都宮西中核工業団地)

自動化、省力化が徹底された最先端のロジスティクス

“健全なる冒険”を社是に掲げる株式会社ベルーナは、通販業界にあってその躍進ぶりが注目されている企業。商品開発力と情報戦略、きめのこまかい対応で顧客満足度を高め、会員数は900万人に及ぶ。同社の物流拠点として、2000年9月に宇都宮西中核工業団地に建設されたのが宇都宮流通システムセンターである。最新のシステムとマシンが導入された施設は、物流業界全体からも注目されている。

熾烈な競争を勝ち抜き急成長を

「通販事業において最も重要なことはリピーターを増やすこと。そのためにはお客様の満足度を高めなければなりません。デザイン、品質に優れ、リーズナブルな商品を企画することはいうまでもなく、商品情報の提供、アフターフォロー等においてもきめこまかい対応が求められます。そして注文をいただいた商品を遅滞なく、確実にお客様のところへお届けしなくてはなりません。物流システムの要である私たちの現場の責任は重大です。」通販業界でその躍進ぶりが注目されている株式会社ベルーナの宇都宮流通システムセンターの矢内通夫センター長はそう語る。通販ビジネスは1980年代に急成長し、1994年に2兆円の大台を突破。バブル崩壊後も増収増益を持続してきたのが株式会社ベルーナである。ファッション、インテリアなどを主力商品に二桁成長を続けており、特に利益率の高さは群を抜いている。

(左)矢内通夫センター長。(右)頻繁にトラックが出入りする宇都宮流通システムセンター。
(左)矢内通夫センター長。(右)頻繁にトラックが出入りする宇都宮流通システムセンター。

新規顧客開拓の推進力

同社の販売促進の主なツールは、新聞折込広告と年に3回会員向けに送られるカタログである。カタログ会員数は900万人。年に100万人ずつ新規顧客を開拓しているというが、消費行動が多様化している時代にあって驚くべき数字である。同社の強さについて、矢内センター長はこう分析する。「商品企画力や情報システムなどいろいろな要因があると思いますが、お客様にとって選択の幅が広いことが一番の魅力ではないでしょうか。例えば、婦人服のサイズでも7号から21号まで揃えたり、商品の色ひとつとってもバラエティを持たせるようにしています。また、通販はほとんど一括支払いなのですが、うちでは割賦販売も行っています。お客様にとっての買いやすさを追求したことが大きいのではと思います。」

最先端のロジスティクスを

電話やファックス、ハガキなどで受けたお客様のオーダーは、オンライン情報システムで物流センターへ送られる。同社の物流をコントロールするのがディストリビューション本部。素早く、間違いない商品発送を行うための自動化、省力化をすすめている。アイテムの変化と増加に対応するため、物流自体も進化させねばならないというのが持論だ。急成長に伴う新しい物流拠点として、2000年9月、宇都宮西中核工業団地に建設されたのが、地上2階建て、延床面積が約36,000mの宇都宮流通システムセンターである。大型家具や寝具等を中心に扱っている当センターでは、バーコードによる商品ロケーション管理をはじめとする最先端のロジスティクス・テクノロジーが投入されており、通販業界のみならず、物流業界全体からも注目されている施設である。

効率化を追求した先進的なシステムで膨大な商品が管理されている。
効率化を追求した先進的なシステムで膨大な商品が管理されている。

用地選定にあたって

「新しい流通センターの候補地は埼玉や群馬にもあったようですが、敷地の広さやインフラ等を勘案してこの工業団地への進出が決まりました。物流センターですから交通アクセスのよさが一番のポイントです。この工業団地は、首都圏にも近く、高速交通網との連絡もよく、十分に満足できる場所です。景色もよく、いいところですよ。」宇都宮流通システムセンターで扱う寝具や家具の売上げが好調なことも、矢内センター長の大きな励みになっている。同センターは“健全なる冒険”を企業の姿勢として掲げ、新分野にも積極的にチャレンジし、飛躍を続ける同社の縁の下の力持ち的存在といえるだろう。(2005年1月取材・2007年3月一部修正)

交通アクセスのよい宇都宮西中核工業団地から各地へ商品が運び出される。
交通アクセスのよい宇都宮西中核工業団地から各地へ商品が運び出される。

▼団地の詳細情報
宇都宮西中核工業団地

 

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