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運用実績はどのような状況ですか。


平成27年度上半期は、円安進行や企業業績の改善期待から国内株式を中心に堅調に推移しましたが、8月中旬以降は中国景気減速や米国利上げの警戒感から世界の株式市場は大幅に調整しました。下半期は、上半期の大幅調整からの戻りもありましたが、年明け後の中国株式の急落や原油安、円高などの悪材料が重なり、1月末の日銀による「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入にもかかわらず、総じて、世界の株式市場は、再び大きく下落しました。
平成27年度の運用利回りは0.18%(内訳:自家運用資産1.46%、委託運用資産-4.70%)でした。平成23年度から平成27年度までの5ヶ年平均(幾何平均)では2.97%となり、本共済制度の予定利率1.0%を上回っています(下表参照)。運用資産の約80%を占める自家運用資産が毎年度安定した運用利回りを確保しています。

  運用利回り 内訳
自家運用資産 委託運用資産
(市場運用分)
平成23年度 1.62% 1.62% 1.70%
平成24年度 4.56% 1.61% 17.78%
平成25年度 4.28% 1.59% 15.97%
平成26年度 4.30% 1.53% 17.01%
平成27年度 0.18% 1.46% -4.70%
5ヶ年平均(幾何平均) 2.97% 1.56% 9.15%

[補足事項1]
自家運用資産は、国内債券(簿価)資産、短期資産、融資経理貸付金、生命保険資産で運用資産の約80%強を占めています。
[補足事項2]
委託運用資産は、国内株式、国内債券(時価)、外国株式、外国債券で運用している資産で運用資産の約20%弱を占め、運用利回りは時間加重収益率(報酬控除前)で算出しています(時間加重収益率は、運用期間中の資金の流出入の影響を排除して算出した収益率で、運用のパフォーマンスをより正確に把握するため使われている算出方法です。) 。
[補足事項3]
運用資産の総利回りは、損益計算書上の運用に係る損益を平均残高で除したものです。
[補足事項4]
5ヶ年の平均は、幾何平均で算出しています(幾何平均による収益率は、再投資を前提とし期間ごとの収益率で複利運用したときの平均収益率を表すもので、単純に平均し期間ごとの変動幅を反映しない算術平均より優れていると言われています。)。