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3 共済金を受け取れる遺族の範囲が広がりました

小規模企業共済は、個人事業の廃業や役員の退任などをされる場合に、契約者ご本人に共済金をお支払いする制度です。

共済契約者が亡くなった場合、小規模企業共済法で定められた「遺族」の方に共済金をお支払いします。
小規模企業共済法では、共済金を請求できる「遺族」の範囲及び順位を定めています。 受給権の順位の最も高い方が、共済金の請求をすることができます。

これまで、共済契約者の死亡当時、亡くなった契約者の収入によって生計を維持されていなかった「ひ孫」、「甥・姪」には受給権がなく、他に受給権を有する方がいない場合でも、共済金を請求することができませんでした。

今回の制度改正により、平成28年4月1日以降に共済契約者が亡くなったことにより支給される共済金について、共済契約者の死亡当時、その収入によって生計を維持していなかった「ひ孫」、「甥・姪」の方にも、受給権が認められるようになります(受給者順位は、「ひ孫」は第13順位、 「甥・姪」 は第14順位です) 。


 

注意事項
・共済契約者死亡による共済金を請求できる「遺族」の範囲及び順位は、一般の相続財産におけるものとは異なり、小規模企業共済法で定められています。(民法上の相続人とは異なります。)
・小規模企業共済法で定められている「遺族」の方がいない場合は共済金のお支払いができません。

 

1 制度改正の対象となる共済金請求は?

 


平成28年4月1日以降に共済契約者が亡くなり、
遺族が、契約者死亡による共済金請求を行う場合

 

平成28年4月1日以降に共済契約者が亡くなったことにより支給される共済金について、共済契約者の死亡当時、その収入によって生計を維持していなかった「ひ孫」、「甥・姪」に受給権が認められます。
(受給者順位は、「ひ孫」は第13順位、 「甥・姪」 は第14順位です)


 

注意事項
・共済金の請求は、受給権の順位の最も高い方が、共済金の請求をすることができます。
・共済契約者の死亡当時、その収入によって生計を維持していなかった「ひ孫」、「甥・姪」に受給権が認められますが、受給権順位の上位の方がいる場合は、最も受給権順位が高い方からの請求になります。

 

2 今回の制度改正で、共済金を請求する順位はどう変わるの?

今回の制度改正により、下図のとおり、共済契約者が亡くなった場合に共済金を受け取れる「遺族」の範囲が広がります。


共済契約者が亡くなったことにより共済金を受給できる遺族の範囲及び順位
受給権順位
第1順位者
共済契約者との関係
配偶者
内縁関係者も含む (戸籍上の届出はしてないが、事実上婚姻と同様の事情にあった方)
受給権順位
第2順位者
共済契約者との関係
子
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第3順位者
共済契約者との関係
父母
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第4順位者
共済契約者との関係
孫
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第5順位者
共済契約者との関係
祖父母
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第6順位者
共済契約者との関係
兄弟姉妹
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第7順位者
共済契約者との関係
その他親族
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していた者
受給権順位
第8順位者
共済契約者との関係
子
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
受給権順位
第9順位者
共済契約者との関係
父母
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
受給権順位
第10順位者
共済契約者との関係
孫
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
受給権順位
第11順位者
共済契約者との関係
祖父母
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
受給権順位
第12順位者
共済契約者との関係
兄弟姉妹
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
制度改正により追加されました
↓
受給権順位
第13順位者
共済契約者との関係
ひ孫
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
制度改正により追加されました
↓
受給権順位
第14順位者
共済契約者との関係
甥・姪
共済契約者が亡くなった当時、主としてその収入によって生計を維持していなかった者
(小規模企業共済法第10条第1項および第2項)


 

注意事項
・先順位者をこえて共済金を請求することはできません。 例えば、亡くなった共済契約者の配偶者の方がいる場合は、配偶者以外の方は請求できません。
・同順位の受給権者が2人以上いるときは、共済金は受給権者の間で等分して受け取れます。ただし、この場合の共済金の請求は、受給権者のうちの1人を共済金の受領について一切の権限を有する代理人と定めて、その方に手続きをしていただくことになります。