理事長挨拶


 

4月1日付けで中小企業基盤整備機構(中小機構) 理事長を拝命いたしました豊永厚志でございます。中小企業及び中小企業支援機関の皆様には、従前と変わらず様々な支援をさせていただく所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

中小企業は、日本の総企業数の99.7%を占め、雇用の約7割を支える、日本経済の屋台骨であり、地域経済の発展には欠かせない存在であります。しかしながら、現在、我が国は緩やかな景気回復を続ける一方で、少子高齢化、人口減少に伴う労働力人口の減少、国内市場の縮小などが顕在化してきており、中小企業においては、人手不足への対応や事業承継問題など様々な課題が生じております。

中小機構は、我が国で唯一の中小企業政策全般にわたる総合的な実施機関として、中小企業が抱える事業承継や生産性向上などの喫緊の課題をはじめ、経済のグローバル化に伴う海外展開や第4次産業革命による革新技術の実装に向けた支援を徹底して行ってまいります。

また、全国358万の中小企業の皆様がご利用できる支援を目指し、中小機構のこれまでの支援ノウハウや蓄積データをもとにAIやウェブを活用し、チャットボットでの経営・起業相談やオンライン研修、ウェブ上でのビジネスマッチングなど、更なる支援の質的、量的拡大を図ってまいります。

一方で、中小企業支援にはきめ細やかな対応が必要であり、全国の中小企業支援機関の皆様による取組みが不可欠であります。中小機構は、中小企業支援の中核的な役割として、引き続き、支援機関の皆様へのサポートを担ってまいります。特に、事業引継ぎをはじめとする様々な経営課題の解決や投資ファンドを通じた起業支援などについて、民間を含む支援機関の皆様のご協力のもと展開してまいります。

中小機構は、「中小企業や地域社会の皆様に多彩なサービスを提供することを通じ、豊かでうるおいのある日本を作る」ことを基本理念として、今後も、中小企業、更には日本経済の発展に寄与すべく、役職員が一丸となって全力を尽くす所存でございます。関係者の皆様には、今後ともご支援、ご協力を賜りますよう、改めてよろしくお願い申し上げます。

 

独立行政法人 中小企業基盤整備機構
理事長 豊永厚志