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【企業レポート】
北海道で、夏の限られた時期だけ自生する「たもぎ茸」は、「幻のきのこ」と言われていた。この地元特産の「たもぎ茸」の人工栽培に成功したのが株式会社スリービー(北海道南幌町 吉成篤四郎社長)。1985年から年間を通して「たもぎ茸」を生産、生食用や水煮などを出荷しており、いまや全国シェアの約80%を占める。 一方で、「たもぎ茸」の免疫力強化作用にすぐれた有用成分に着目し、産学官共同研究でその活用や商品化に取り組んできた。さらに、保湿性や抗アトピー性に優れている成分、グルコシルセラミドも多く含まれていることを、北海道大学大学院との共同研究で発見、濃縮液を粉末化し、化粧品などの新商品の開発を始めた。 しかし商品化や販売ルートの確保には課題も多く、吉成社長は、国の施策「中小企業地域資源活用プログラム」による中小機構の地域資源活用支援を利用することに。中小機構北海道支部では、この地域資源を活用した取り組みに対して、計画の策定から市場化まで、一貫して売れる商品づくりをコンセプトにアドバイスを行っている。中小機構の担当者は「新規性という部分で競争力はある。市場も拡大が見込まれ、ターゲットを明確にしているので販路開拓も見通せる」と期待を込める。吉成社長も「研究データに裏付けられたグレードの高い品質の商品にしたい」と意欲的。「たもぎに対して全力投球で取り組む」と、その情熱は熱い。 番組では、「企業の成長は地域の活性化とともに」を掲げる企業の姿を紹介する。
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