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自主工場再建めざし、復興の一歩へ(日東自動車工業株式会社 ホリデー車検釜石)

「工場、全壊」からの復興

日東自動車工業 菊地社長
日東自動車工業 菊地社長
  釜石市定内町の日東自動車工業は、「一日も早く自立した形での事業再開を」と日々、点検・修理の金属音を響かせている。津波は、同市両石町の国道45号沿いの本社、修理工場を奪い去った。工場は2009年秋、約2億5千万円を投じ完成したばかり。菊地社長は「被害額は5億円とも10億円とも言いたいほど」と打ち明ける。
震災から1か月後の昨年4月、40、50年来取引する会社の工場の一角を借りて、仮工場を立ち上げた。「きちんとした形での再建計画を立てるところまではいっていなかった」(菊地社長)ものの、手探りながら、仮操業していた。それでも、「いつまでのお世話になっていられない。従業員のためにも地域のためにも、一日も早く自立した形で事業再開を」と同機構に震災復興支援アドバイザー派遣事を申し込んだ。

震災復興支援アドバイザーによる幅広い支援

仮工場での事業再開
仮工場での事業再開
 事業計画、設備投資や資金収支、返済計画、作業の効率化−。アドバイザーから次々と指摘を受けた。菊地社長は「自分では考えられないことも多岐にわたって、懇切丁寧にアドバイスをくれた。大変感謝している」と話す。同機構や県産業復興相談センターへの相談は、事業計画の作成につながり、確かな一歩の方向性を示してくれた。

復興に向け、決意を新たに

偶然見つけた看板
偶然見つけた看板
 工場入口には、がれきの山から偶然見つけた傷だらけの「日東自工」の看板が掲げてある。菊地社長は「あのがれきの山から(看板が)見つかったのだから、自分たちも必ずこの困難から立ち上がれるはず。まずは年内にも新たな自社工場を再建したい」と決意を新たにする。

企業データ

所在地:岩手県釜石市
企業名:日東自動車工業(株)ホリデー車検釜石
業種:自動車修理業

掲載日:2012年9月26日