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専門家のアドバイスで商店街の復興目指す(うえだ商店会)

壊滅的被害の商店街 グループ補助金申請

  冠婚葬祭事業を行っている株式会社八幡台やまたまやは、1973年(昭和48年)の創業。その中核施設であるウェディングパーク八幡台やまたまやは、いわき市勿来地区にありうえだ商店街に隣接している。同施設は集客機能の高い大規模コミュニティホールとして、地域行事や幅広いイベントに欠かせない役割を担っていた。3月11日の東日本大震災、続く4月11日、12日の大規模な直下型余震により植田商店街は壊滅的な被害を受け、同施設も全壊となる。「町並みを取り戻し、町を再興させたい」と幸徳信市専務は、復興への道を模索する中、思いを同じくしていたうえだ商店会の会長はじめ会員と共に、国と県が補助するグループ補助金の申請に踏み切った。申請には中小機構の震災復興支援アドバイザー制度を活用、復興ビジョンや復興事業計画策定の指導を受けた。第一次申請では条件が不十分で不採択。計画を練り直し1カ月後の二次募集で採択された。「専門家ならではの視点から、町全体の活性化へきめ細やかな助言をいただいた」と幸徳専務は話す。

道筋をつけてくれたアドバイザーに感謝

 震災復興アドバイザーは、商店会の様々な意見に集約して、個人事業主やグループ全体をサポート。うえだ商店会は復興ビジョンに3つのコンセプトを揚げた。
  1. 『新しく参加した方と共に築く第2のふるさと構想』
  2. 『3世代続く商店と新規店舗が混在できる継続可能な街創り』
  3. 『歩いて買い物ができる高齢者にやさしい環境整備』
葬祭事業部長の蛭田剛さんも、「計画や書類の作成でも全くわからないことばかり、アドバイザーの方に道筋をつけていただき商店街の絆も深まった」と感謝している。自力再建では難しかった施設の修復完成は平成25年の予定。地域に愛され人を繋ぐ場として貢献していければと、さらに希望をふくらませる。

団体データ

所在地:福島県いわき市
団体名:うえだ商店会
(取材先:(株)八幡台やまたまや)

掲載日:2012年8月22日