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第16回 在米日系中小企業の頼れるプロ集団

日本人専門家による経営支援ネットワーク

「タイプライターのダンピング訴訟を勝ち抜いた苦労をはじめ、在米20年の間に培った知識・経験・人脈を、今度はいま悩みを抱え苦労している日系企業の方々に役立ててもらいたい。併せてお世話になった米国にも恩返しをしたい」


 そう真摯に語る郡司裕美さん(元ブラザーインターナショナル会長兼CEO)たちのお話を最初に聞いたときには、心洗われるものさえ感じました。


 郡司さんは、在米日本人エキスパートが総合的な経営支援を行うネットワーク集団「Alliance for Business Professional Services(以下ABPS)」の代表幹事です。米国ではSCORE(退職管理職サービス団)と呼ばれる連邦政府の支援プログラムなど、ビジネス・エグゼクティブがボランティアで中小企業をサポートする活動が盛んですが、在米日本人の間でも同様の芽が育ちつつあるようです。ABPSも、そんな社会貢献の気持ちを出発点として始まりました。

ABPS代表幹事の郡司さん(中央)、代表副幹事の篠崎さん(右)と(左は田岡駐在員)

ABPS代表幹事の郡司さん(中央)、代表副幹事の篠崎さん(右)と
(左は田岡駐在員)

 メンバーは、企業トップ経験者、法務・会計・ITなどの各実務専門家、コンサルタント、大学教授など、多岐にわたる分野の日本人プロフェッショナル31名(2004年1月現在)。相談内容に応じて、総合的かつきめ細やかに対応できるメンバー層の厚みと、ネットワークによる協力体制がABPSの強みです。


 プロとしての真剣な取り組みと仕事への責任感の裏づけとして一定の報酬を得ていますが、特に予算の限られた中小企業など、クライアントの経営状況やニーズ次第で、大幅に低い料金設定や、いわゆる成功報酬的なものも考慮しているということです。


 日々マネジメントに苦労・奮闘されている中小企業の米国現地法人や、これから米国進出を図ろうとする国内中小企業の方々の頼れる存在として、ABPSの新しい取り組みと活躍の場が広がっていくことを期待しています。

プロフェショナルアライアンス会員ネットワークの図

プロフェショナルアライアンス会員ネットワークの図

<Alliance for Business Professional Services>
 URL:http://www.abps-us.org/
 お問い合わせ・ご相談は
 TEL:1-914-967-3813
 FAX:1-914-967-4021
 e-mail:shinozaki@laskint.com