第1回 駐在員交替

駐在員交替のお知らせ

 ニューヨーク事務所では6月中旬をもって駐在員が交替となり、3年余にわたり務めた"大高"駐在員に替わって、新たに"田岡 博"が赴任し、今後現地での活動を担当することになりました。またこの駐在員レポートにおいても新しいアメリカの情報などをお伝えします。

《退任のごあいさつ》 前ニューヨーク駐在員:大高 聰

 去る6月をもちまして、3年3ヶ月駐在したニューヨークを離れ、日本に帰国することとなりました。
 この間、米国経済は一貫して拡大を続け、最近になって株価の動きが若干不安定になってきている等の現象が見られるものの、いましばらくは好調さが持続しそうです。その原動力とも言われるIT産業が興隆し経済を引っ張っている様子も、現地で膚で感じることができたような気がします。その中で、こうしたハイテク産業に限らず、中小企業が果たす役割が改めて見直され、政策的にも従来以上に力が入れられている実態を見ることもできました。確かにバブルではないかと指摘される一面もあるようですが、産業活動そのものに活気があることは間違いなく、一方で、後年に社会の財産となって残るインフラ整備も着実に行われているように思われます。

 生活者としては、米国の諸物価が(ニューヨーク等に見られる不動産価格等の高騰など一部を除いて)概ね安定し、ニューヨークの街も、金融産業やシリコンアレーの隆盛を背景に、赴任当時と比べても現在は一段と綺麗で安全になっていることを実感しました。また、こうした社会の安定を背景に、人々は、貧しくても裕福でも、着るものから生き方まで、自分の意思や好みを尊重し、また自らの力を頼みに生きているようであることも見て取れたと思います。それが旺盛な起業などにも通じて、社会経済の発展的サイクルをうまく回しているのではないかとも思われるのです。そこから生ずる問題ももちろんあるのですが、米国社会のバイタリティの源泉がそこにあることは確かなようです。
 この駐在員報告では、折りに触れて、私の勝手な想いに沿って、雑多な話題を取り上げさせていただきました。おそらく独りよがりな点も多かったことと思いますが、多少ともお役に立つところがありましたら幸いです。

McGraw-Hill Building

ニューヨーク事務所があるMcGraw-Hill Building

《新任のごあいさつ》 新ニューヨーク駐在員:田岡 博

 前大高駐在員の後任として、ニューヨーク事務所で活動することになりました田岡(たおか)です。

 ダウンタウンからミッドタウン・アップタウンにいたるエリアごとに全く違う顔を見せるマンハッタンの街並みや、人種が異なる大勢の人々、さらには好調な経済をうかがわせるビジネス街の活気など、世界のまなざしと情報が集まるニューヨークにはやはり不思議な魅力とエネルギーを感じます。

 私としましては、こちらの生活環境や習慣・言葉などに早く慣れて、長らく好調を持続している米国経済とその牽引役である中小企業のナマのすがた、さらにはその活力を導き出している各種の施策などをしっかりウォッチし、日本の中小企業の方々を支援する当事業団の役割の一端を果たしていきたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。


【プロフィール】

○氏名:田岡 博

○生年:1955年5月

○出身地:香川県

○赴任前の居住地:埼玉県大宮市

○家族:妻と娘3人

○趣味:釣り、料理、Jazz ほか

○事業団での最近の業務履歴:共済制度の制度改正・中小企業大学校の学校運営など


 なおニューヨーク事務所は、マンハッタンの中心に位置するロックフェラー・センターの一角にあるMcGraw-Hill Buildingの42階、JETRO ニューヨーク・センター内にあり、これは従来と変わりありません。

 また、事務所にはもう一人、従来から活躍してくれているアシスタント・リサーチャーのJennifer(ジェニファー)がいます。ジェニファーは日本の大学に留学し大学院修了後は岩手県庁で3年間働いたほどの経験もある、日本語が堪能なとても優秀な女性です。


 これからこの強力な米国人スタッフと二人で海外事務所ならではの充実した活動を行っていきたいと考えています。


※今回は駐在員交替のお知らせですが、次回以降は定期的にアメリカの現地情報などをレポートしてまいります。

田岡駐在員とアシスタントのジェ二ファー

ニューヨーク事務所のオフィス
田岡駐在員とアシスタントのジェ二ファー