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開催報告 叡智の会 第2回ワークショップ

 中小機構関東 経営者クラブ“叡智の会”ワークショップ第2回を下記のとおり開催いたしました。
 今回は株式会社山岸製作所 代表取締役 山岸良一様よりご講演いただきました。
 

 山岸良一社長は、1955年に社長に就任されました。就任当初は、ワンマン経営により社員の反応は冷めていたそうです。あせってセミナーなどに参加し勉強するものの社員との距離は遠くなるばかり。そして、学びを続ける中で経営指針に基づく全社一丸経営の大切さに気がつかれたそうです。

 その後は新卒の採用とその育成、リーダーの育成、若手の退職といった苦労を乗り越え、社員の声に耳を傾けながら若手が定着する社風を作り上げていかれました。また、若手が数年後の自分をイメージできるように技術キャリアを明確にした教育訓練計画を策定されます。そしてこの計画を元に平成22年に職業訓練校「ヤマギシテクニカルセンター」(群馬県認定)を開校されました。さらに翌2011年には、「日本でいちばん大切にしたい会社」審査委員会特別賞を受賞されました。

 このようなご経験をお持ちの山岸社長から直接、「人を活かす経営『若手社員の声に耳を傾けて』」についてのお話を伺いました。

  • 概要

    日時   平成29年5月26日(金曜) 15時30分〜19時00分

    場所   TIP*S(東京都千代田区丸の内2丁目5-1)

    参加者  22名

    基調講演 株式会社 山岸製作所 代表取締役 山岸良一 様
           「人を活かす経営『若手社員の声に耳を傾けて』」

  • 基調講演の内容

    山岸社長
    山岸社長

     山岸社長より、「人を活かす経営」の考えや取組、そしてどんなことにご苦労をされてきたかについて、お話を伺いました。全てをご紹介することはできませんが、ご講演の一部をご紹介させていただきます。

    <山岸社長の考えと取り組み事例>

     ■居眠り社員・目を合わせない社員たちは、どうして現在、工場の責任者にまで成長してくれたのか

    →「絶対この子達は一人前になるんだ、と信じて信じて、支援をし続けた。共育(山岸製作所では共に育つと書いて「共育」という。)とは忍耐と継続。彼らは凄い、どんどん成長、人の能力は無限大」

     

     ■リーダーを育てよう

    • 常務と一緒にキャリア・コンサルタントの資格を取得。
    • 地位をつければリーダーになるのではなく、他人任せの研修でもなく、自分の手で自分の分身になる人材を育てる。
    • 常務を講師として、リーダー中心にコミュニケーション研修・傾聴研修のほか、個別にカウンセリングを行う。
    • 毎日3人くらい、社員と1時間面談。

    →会話が増え、明るくなり、深刻な悩みなくなり、退職者がなくなった。

     

     ■リーマンショックの影響で得たもの

    • リーマンショックにより売上大幅ダウン。
    • リストラはしない、社員の雇用は絶対守る。
    • 月曜、火曜は工場動かし、水曜・木曜・金曜は教育訓練。
    • 社内の改善を徹底する、アンケート100件の改善案。
    • 国、県、職業能力開発協会、市、の支援を活用。
    • 何が勉強したいかアンケート。

    →(リーマンショック前の)7割の売上で利益出るように。

    →群馬県認定の職業訓練校「ヤマギシテクニカルセンター」開校。

     

    <グループディスカッション>

     山岸社長のご講演後、参加者の皆様同士でグループに分かれグループディスカッションを行ないました。山岸社長のお話しを聞いて感じたこと、考えたこと、自分でも取り組んでみたいと思ったこと、もっと深く聞いてみたいことなど、同じ中小企業経営者として活発な意見交換がなされました。

  • 参加者の声

    集合写真
    集合写真

    ・基調講演がとても良かった。当社が行ってきた募集・採用・定着の苦労に同じだと感じる。

    ・グループディスカッションのテーマが話しやすくてよかった。

    ・お互いの会社の状況や取り組みが知れてよかった。

  • 次第

    15時30分〜  開会

    15時35分〜  基調講演 株式会社山岸製作所 代表取締役 山岸良一 様

    16時45分〜  グループディスカッション

    17時45分〜  中小機構関東からの事業紹介

    <休憩>

    18時00分〜  交流会

    19時00分    閉会

     

お問い合わせ先

関東本部 企画調整部 企画調整課

担当 鈴木/栗木

電話 03-5470-1509