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No.2
経営トップセミナー(2) これからの時代に求められる「人を大切にする経営」の神髄

受付終了
研修日程
2019年2月14日(木曜)
~2019年2月15日(金曜)
研修期間(時間)
全2日(8時間)
受講料
16,000円
定員
30名
対象
経営者, 経営幹部
場所
関西校

研修のねらい

中小企業の経営環境は大きく変化し、特に雇用の確保は厳しさを増し、採用はますます困難になって、人手不足に悩みを抱える企業も増加しています。

しかし、近年「人を大切にする経営」に取り組む企業は、高い業績を上げ、採用においても応募者が増えています。これらの企業は、当初から高業績であった訳ではなく、採用に苦労していた企業もあります。「人を大切にする経営」に取り組み、徐々に高収益な企業に生まれ変わりました。どのようにして会社が変わって行ったのか、過程を含め、その神髄に迫ります。

「人を大切にする経営」は、「人を大切にする」を「社員に優しい」と勘違いされる傾向があります。しかし、優しいだけでは大切にすることにはなりません。会社を継続するには、変化に対応して成長する必要があります。その原動力は社員です。社員の成長なくして会社の成長はありません。社員が成長する経営風土を作ることが経営者の役割です。そして、社員が成長するには、学び、実践して、経験を積み成長します。その過程では、苦しいことや厳しいことも経験します。人間としての成長を助けることこそ大切にすることになると考えます。

研修の特長

  •  人を大切にする経営学会」坂本光司会長が「人を大切にする経営」について基調講演します。
  • 「人を大切にする経営学会」副会長の竹内教授が、人を大切にする経営のポイントをわかりやすく丁寧に解説します。
  • 経営者の皆様が参加しやすいよう、午後に開講し、翌日午前で終講するコースです。
  • 著名講師、事例企業経営者が交流会に参加し、受講者の皆様方とざっくばらんな意見交換を行っていただきます。

カリキュラム

2月14日(木曜)

13時00分~13時30分
オリエンテーション

講師: 電気通信大学産学官連携センター 客員教授 竹内 利明

内容: 当セミナーの趣旨説明と「人を大切にする経営学会」の紹介

13時30分~15時00分
基調講演 「人を大切にする経営の神髄」

講師: 経営学者・元法政大学大学院教授 ・人を大切にする経営学会会長  坂本 光司

内容: 「日本でいちばん大切にしたい会社」(シリーズ累計70万部超)著者で「人を大切にする経営学会」の坂本会長が、「人を大切にする経営」の神髄について講演します。

15時00分~16時00分
記念講演(1) わが社の人を大切にする経営「事業承継から市場深耕に挑む経営革新の道のり」

講師: 株式会社吉村 代表取締役社長 橋本 久美子

内容:

第8回日本でいちばん大切にしたい会社大賞「中小企業基盤整備機構理事長賞」受賞記念講演

茶舗向け包装資材の専業メーカーとして、茶舗の減少、ペットボトル化が進むなど市場が縮小する中で、茶業者(農家・問屋・茶専門店)と一体となって日本茶の魅力を伝えることに専門特化して業容を拡大してきました。先代から事業継承して、従来のビジネスモデルが市場の変化で通用しなくなる中で、従来の成功モデルを引きずりがちな社員と一体になって新しいビジネスモデルを構築してきました。出産離職のない女性に働きやすい職場を実現。派遣から一定期間で正社員に登用するシステム。業績見える化で決算賞与は業績連動で全社員同額分配。障がい者雇用も平常心で取り組む。人を大切にする経営を実現してきた過程を紹介します。

16時00分~17時30分
鼎談 「人を大切にする経営」実践の課題と解決策

講師: (前掲)坂本 光司
(前掲)橋本 久美子
(前掲)竹内 利明

内容: 「人を大切にする経営」の実現した企業が、どのようなステップで取り組んだのか。直面する経営課題に挑戦して、その解決に一つずつ取り組んできた株式会社吉村の事例から学びます。
また、時間の許す限り、基調講演、記念講演(1)の講師に対する質問を質問用紙で集約して、まとめて回答します。

2月15日(金曜)

9時00分~9時30分
オリエンテーション
内容: 本日のプログラムの趣旨説明

9時30分~11時00分
記念講演(2) 年輪経営 「社員が成長する経営風土を実現」

講師: 伊那食品工業株式会社 代表取締役社長 井上 修

内容:

第8回日本でいちばん大切にしたい会社大賞「中小企業庁長官賞」受賞記念講演

経営理念は「社員の幸せのために」であり、経営にとって「本来あるべき姿」とは「社員が幸せになるような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する」ことを基本としています。
社員は細やかな気配りを学び、毎日繰り返し実践することで、人間として成長します。強制されることなく自主的に行う庭掃除等により、どの工場も、周辺エリアも、全てきれいで整頓されています。微細な粉体を製造する工場でも、社員が工夫を重ね一粒も落ちていない工場を実現しています。
仕事は先輩に学び経験を積むことで成長しますので、年功序列を基本としています。家族経営ですから会社の都合でリストラしたことはありません。

11時00分~12時00分
対談 人を大切にする経営 「実践の課題と解決策」

講師: (前掲)井上 修
(前掲)竹内 利明

内容: 社員が仕事を通して成長して志気の高い職場を実現している経営の実態を対談を通して深堀します。また、質問用紙で集約して、まとめてお答えします。

12時00分~12時30分
研修振り返りとまとめ

講師: (前掲)竹内 利明

内容: 2日間の講演をまとめて整理することにより、参加者が「人を大切にする経営」に取り組むきっかけになることを目指します。これまで日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業30社以上を訪問してきた経験からアドバイスします

12時30分~12時45分
閉講のご挨拶、修了証書交付

講師: 中小企業大学校


講師プロフィール

坂本光司 

坂本光司 
(さかもとこうじ)
経営学者・元法政大学大学院教授・人を大切にする経営学会会長

1947年 静岡県生まれ。
静岡文化芸術大学文化政策学部・同大学院教授、法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長等を歴任。ほかに「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞審査委員長等、国・県・市町村の公務も多数務める。
専門は中小企業経営論、地域経済論、地域産業論。これまでに8,000社以上の企業等を訪問し、調査・アドバイスを行う。
著書「日本でいちばん大切にしたい会社」あさ出版(1~6巻)は累計70万部超のベストセラーになっている。

橋本久美子 

橋本久美子 
(はしもとくみこ)
株式会社吉村 代表取締役社長

 1982年当社入社。経理・営業事務・情報誌「茶事記」取材を担当。1986年出産のため退社。以降、契約社員として情報誌取材、カタログ・商品企画、日本茶の飲用実態に関する消費者実態調査(定性調査)開始。約10年間の専業主婦経験の後、1998年に復職し取締役経営企画室長に就任。マーケティング・商品企画・カタログ制作を担当。2005年11月、代表取締役社長に就任。現在に至る。
2009年10月より小学生の日本茶イベント「T-1グランプリ」事務局(累計8,000名参加)。2013年デジタル印刷世界ユーザーコンテストパッケージ部門でグランドウィナー受賞。2016年経済産業省「はばたく中小企業300社」、2017年「新ダイバーシティ企業100選」受賞。2018年「第8回日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 中小企業基盤整備機構理事長賞」受賞。

井上修

井上修
(いのうえおさむ)
伊那食品工業株式会社 代表取締役社長

 1975年法政大学経営学部卒業。1979年1月当社入社。1986年4月東京営業所所長、1987年12月取締役東京営業所所長、1988年2月アドコマーシャル株式会社取締役(現在に至る)、1991年3月常務取締役 営業本部長、2005年3月、代表取締役社長に就任。現在に至る。
2007年1月公益社団法人中小企業研究センター「グッドカンパニー大賞」グランプリ、2008年3月三重県庁 日本環境経営大賞表彰委員会事務局第6回日本環境経営大賞「環境経営パール大賞」、2018年3月人を大切にする経営学会「第8回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 中小企業庁長官賞」受賞。

竹内利明 

竹内利明 
(たけうちとしあき)
電気通信大学産学官連携センター 客員教授

 1976年青山学院大学理工学部経営工学科卒業、経営後継者として自動車部品メーカー勤務。その後、コンサルタント会社創業。2000年電気通信大学客員助教授、以降、特任教授を経て現在産学官連携センター客員教授。2011年電気通信大学優秀教員賞(教育関係)受賞。2003年「創業ベンチャー国民フォーラム」起業支援家部門奨励賞受賞、2013年経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」選出。
「人を大切にする経営学会」副会長、ビジネス支援図書館推進協議会会長。2016年武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員教授就任。経済産業省各種研究会委員・審査会委員(中小企業政策、政策評価他)、 科学技術振興機構審査会等委員 (政策評価、A-STEP)第22期東京都図書館協議会委員、自治体の産業政策関連委員会委員を歴任(現職:市原市・多摩市)

お問い合わせ

中小企業大学校 関西校 研修担当
Tel: 0790-22-5931
Fax: 0790-22-5942