中小企業大学校 東京校
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修了生活躍中




修了生活躍中


当機構の中小企業診断士養成課程は、昭和37年度にスタートして以来、平成23年4月末現在、通期でおよそ7,300名の修了生を輩出しました。多くの方が全国各地の中小企業診断・支援分野で活躍中で、中小企業の振興に寄与されています。

ここでは、日々、中小企業診断士としてご活躍なさっている修了生の方々を紹介していきます。


中庭にて





第19回 仲田 輝忠さん(新養成課程第11期[通算68期]修了生)


受講のきっかけはなんですか?
勤務先(公益財団法人静岡県産業振興財団)に養成課程を修了している先輩方が多く在籍しており、様々な場面で養成課程の様子やどのような研修をするのかという事を聞いていました。一時期は2次試験を受けてということも考えていましたが、先輩方の同期の方とのネットワークを活かした仕事の様子を見て、養成課程の受講をする事に決めました。

 

なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
前職は旅行会社に勤務をしており、観光面から見た場合の「地域価値」に関心を持っておりました。お客様がその場所に「なぜ行きたいのか」、という事に興味を持ちました。
縁あって現在の勤務先に転職したのですが、最初の頃は総務の経理業務を担当していたのですが、勤務先の様々な事業を「経理」という観点から見た時に「地域価値の向上をするためには、何をすればよいのか?」という問題意識を持つようになりました。


その後、設備資金貸付担当に異動となってお客様とのやり取りをするようになったのですが、実際に現場で色々とお話をお伺いすると、それぞれのお客様がそれぞれの問題を抱えていることが身を持って分かるようになりました。その「問題解決」へのお手伝い、すなわち「個々の企業価値の向上」が「地域価値の向上」になるのではないかと考えるようになりました。
その個々の企業の「問題解決へのお手伝い」をより的確に、より深く行えるようになりたい、そう思って中小企業診断士を目指すようになりました。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは?
やはり「議論の重要性」であると思います。
研修生それぞれが全く違ったバックグランドを持っていますし、そのバックグランドから出てくる考え方があります。その様々な考え方をバックに置いた「議論」をする事によって、全く新しい観点や方法を見出すことができた、というのは非常に刺激的でもありましたし、日常の業務の中では経験することができないだけに、「議論」というものの重要性を得ることができたと思っています。


他には「人的ネットワークが構築できた」というものもあります。
最近ではインターネットを通じて「距離」を越えたネットワークを作る事は容易になりましたが、やはりほぼ半年の間「同じ時間を共有して、様々な問題に当たっていた」という経験は本当に得難い経験だと思います。

 

特に印象に残っていることは?
一つの企業に対してじっくりと時間をかけて議論をし、報告書をまとめることができた事だと思っています。実際の業務では1社当たりにかける時間は非常に限られていて、じっくりと取り組むことは困難なのですが、それぞれの実習の中で現状分析、方向性の議論、アイデア出しまでしっかりと進めることができたというのは本当に印象に残っています。
色々と大変なことも多かったですが、報告会の後で社長様から頂いた「ありがとう」という言葉に、「本当にやって良かった」という思いを感じました。

 

現職は高度化事業とのことですが、具体的にどのようなことをなさるのですか?
現在は高度化事業の各診断を担当しています。
高度化事業とは、「住工混在の解消やまちの活性化を目的とする集団化、集積整備などの実施にあたり、診断助言や貸付など」を中小機構が都道府県と一体になって行なっている事業です。具体的に言えば「工業団地の建設」や「商店街のアーケード整備」、「市街地再開発施設の建設」などがあります。
この事業では「診断助言」を各都道府県が行うことになっていますが、静岡県では「診断助言」は私の勤務先が県から受託して実施しており、私はこの「診断助言」を担当しています。


実際の診断には、新しく工業団地などを建設しようとするときに行う「事前助言」や「計画・建設診断」、建設が始まって融資前に再度行う「貸付前診断」、実際に施設が動き出した後で行う状況確認としての「運営診断」などがあります。また、最近の経済状況では経営状況が厳しくなっている組合様も残念ながらありますので、返済猶予すべきかどうかを診断する「条件変更診断」もあります。

 

組合や商店街といった団体が支援の対象ということですが、そのような組織の支援で、難しい点はどんなところですか?
高度化事業は個々の企業ではなく「組合」全体に対する支援になるのですが、その「組合」の中には様々な企業がありますので、問題が「個々の企業」にあるのか「組合そのもの」にあるのかという「問題所在の見極め」や「問題解決に対する助言事項作成」が難しいケースが存在しています。
そんな中で、的外れにならないように問題の所在を見極め、助言事項を作成していくことは本当に難しい話です。

 

養成課程の経験が生かされたエピソードなどはありますか?
「外部環境分析」を細かく実施するようになった、というのがあります。
高度化事業の場合ですと、制度上どうしても売上や償還の観点から数字を中心に見ることが多くなるのは仕方ない部分があるのですが、各組合や各組合員企業の皆様が「自分たちの立ち位置を客観的に見る」ことも必要であると考え、可能な範囲で「外部環境分析」を細かくするようになりました。

 

養成課程受講前と現在と、自分の中で何か変わったところはありますか?
自分の中で大きく変わったことと言えば「根拠」というものを大事にするようになりました。  
今までですと「全体の流れ」という「はっきりしなかったもの」に依拠して物事を考えているということが非常に多くありましたが、養成課程を受講してからは「根拠」というものを重視するようになりました。

 

ご自身の、今後の抱負をお聞かせください
静岡県は御存知の通り「ものづくり県」として、輸送機器や楽器、工作機械だけに限らず、豊かな自然の中で育った農産物を原材料にした食品などもあります。ですが、これからの産業を考えると「ものづくり」をただするのではなく、それぞれの地域が持っている「地域資源」を活用した「コンテンツ」も併せて創りだしていくことが必要ではないかと考えています。


浜松を中心とする西部地区では「楽器・電子機器産業」という地域資源をもとにしたクリエイティブな産業が起こりつつありますし、伊豆半島のある東部・伊豆地区では「温泉」という資源をもとにした健康産業への取組みが進んでいます。
そんな「ものの価値を更に高める」ことができる産業を地域に創りだしていくためのお手伝いをして行きたいと考えています。

 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
養成課程は肉体的・精神的にハードなスケジュールを6ヶ月間こなして行くことになります。時には寝る間も惜しんで課題解決のための取組みをしなくてはなりませんし、思う通りに行かないことも多くあると思います。
ですが、日常の業務の中や机上での試験勉強では絶対に得る事のできない様々な経験ができますし、経験豊富な講師の皆さん、中身の充実したプログラム、充実した施設、色々とサポートしてくれる職員の皆さん、そして、何よりも同じ志を持つ同期の素晴らしい仲間達など、「本気で勉強する環境」がこの養成課程にはあります。
中小企業診断士として必要な「知識」や「ノウハウ」を得るだけではなく、それ以上のものを得る事ができますので、是非、チャレンジして下さい。

 

どうもありがとうございました。

 公益財団法人静岡県産業振興財団(新規ウィンドウ表示)

※財団法人しずおか産業創造機構は平成24年4月1日より「公益財団法人静岡県産業振興財団」に名称変更になります。

 

 


仲田 輝忠さん


仲田 輝忠さん




第18回 田代 基三 さん(新養成課程第9期[通算66期]修了生)


 

なぜ、中小企業診断士の資格を取得しようと思ったのですか?

学生時代に一度チャレンジしたこともあり、元々関心が高かった資格ではありました。入行し数年が経過し、なぜ銀行を志望したのかを振り返った時に、職場における自己実現のためには当資格の取得と活用が一番有効だと考えたからです。

 

養成課程受講のきっかけはなんですか?

当行には養成課程を経験した諸先輩方が多くいます。その諸先輩方が執筆した社内報を拝見するなかで、幅広い知識の習得や実習経験、そして多くの仲間との出会いなど、必ず仕事や自身にとって貴重な経験となると考えたからです。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは何ですか?

実習では企業の中に入り経営課題の解決を図ることで、社長や従業員の悩みを少しでも共有出来たと思います。そしてどの様な提案を行えば、社長に満足をしてもらえるのか、その企業にとって有意な提案が出来るのかをグループ全員で真剣に考えました。その時に得られた感覚や熱意を忘れずに、今後も銀行員として中小企業と向き合っていきたいと思います。

 

受講期間中、特に印象に残っていることは何ですか?

ゼミナールでゼミ長という立場でマネジメントを経験させてもらいました。個性的な班員が集まり活発な議論がなされましたが、マネジメントはできたとしてもリーダーシップは欠けていたのではと今振り返って感じさせられます。現在の職場では役職者としてまた中堅行員として、係のマネジメントやリーダーシップを発揮する立場であり、今回ゼミ長として初めてマネジメントを経験させてもらったのは貴重な機会になったと思います。

 

現在はどのようなお仕事をされていますか?
現在は大分県日田市内の支店で法人営業係の一員として、新規先の開拓や既存先との深耕等を図っています。取引先の資金繰り支援が中心ですが、業績が厳しい先については経営改善計画の策定等の支援も行います。また支店を代表し当地の青年会議所にも入会し、銀行員としてだけでなく地域の一員としても地元の活性化に貢献しています。

 

養成課程の経験が生かされたエピソードなどはありますか?
卒業後は1年半の期間、関連会社の(株)大分ベンチャーキャピタルに出向していました。当初配属されたコンサルティンググループでは、当行取引先の経営改善計画書を作成するという受託業務を行っており、単独での作成機会が何度かありました。養成課程ではグループで作成していた計画書を単独で作成する事については当初戸惑いもありましたが、何とか試行錯誤しながらも完成出来たのは、養成課程での計画書作成までの体系的かつ反復的な作業経験が活かされたからだと思っています。

 

養成課程受講前と現在と、自分の中で何か変わったところはありますか?
養成課程ではコンサルティングの範囲を網羅できる科目の演習と、それを実践できる機会を通して、それらをやり遂げたという自信につながっています。今後、銀行員として幅広い業種の企業と向き合い、また様々な事案に対処する中で、例え苦闘しながらも必ずそれらにも対応出来るのではと考えています。

 

先輩、後輩を含め、御社においては、中小企業診断士の資格取得に積極的に取り組んでおられるように見受けられますが、会社としてのサポートや社内外における診断士や他の資格保有者との交流等はありますか?

当行では中小企業診断士の有資格者は40名を超えており、地銀ではトップクラスの多さだと思います。リレバン(リレーションシップ・バンキング)が注目される以前から、その意義に着目し有資格者数の増加に力を入れてきた結果だと思いますし、最近では週末のビジネススクールへ数名の派遣も始めています。また年に1度集まって親睦を図る社内交流会もあります。

 

ご自身の、今後の抱負をお聞かせください?
養成課程を経て築いたのは土台であり、今後も知識の更新と企業の実態を見据える力は常に磨いていく必要があると思います。業務に忙殺される現状ではありますが、スピード感を身に付け、中小企業に変化を与えられる銀行員を目指していきたいです。

 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
養成課程では机上や業務では得られない経験が出来ますし、また様々な業種や年齢層の方々との出会いも貴重なものでした。いまの時代に求められている中小企業診断士という資格を、より体系的かつ実践的に取得したい方には絶好の機会だと思いますので、是非チャレンジして頂きたいと思います。

   
 

どうもありがとうございました


 


田代 基三さん


田代 基三さん




第17回 安江 勉 さん(新養成課程第1期[通算58期]修了生)


 

なぜ、中小企業診断士になろうと思ったのですか?
教育関係の仕事に従事していたのですが、大学などの教育機関の支援が主な業務でした。学生募集のための仕掛けとして企画の提案なども行ううち、コンサルティングに興味を持ちました。またマネジメント業務に迷いがあったこともあり、体系的に学ぼうと考えていたときに中小企業診断士を知りました。本格的に勉強を始めてからは、自分自身の視野が広がっていく感覚がありました。より広くコンサルティング活動を展開したいという希望が徐々に大きくなり、独立診断士をめざしました。

 

養成過程受講のきっかけは何ですか?
まずは二次試験に失敗したという理由もありますが、制度変更で実務中心の実践的なカリキュラムに惹かれたというのも事実です。独立診断士をめざしていたので、正直、試験での合格だけでは不安がありました。半年間、みっちりと実践を学ぶことは自分自身に大いに役立つだろうと思い、中小企業大学校の養成課程の門をたたきました。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは何ですか?
最も大きな財産は、同期の仲間やインストラクターの先生方、中小企業大学校のスタッフの皆様、実習先企業の方々など、多くの人とのつながりが持てたことです。現在も深くお付き合いしていただける関係が築けたことは、自分自身の人生が豊かになったという実感があります。カリキュラムを通じては、コンサルティングに関する幅広い知識と経験を得られたということもありますが、中小企業のコンサルティングにおける心構えや姿勢を学べたことも大きいと思っています。今でも時折、当時のテキストやアウトプット、メモなどを見返し、初心を思い出すようにしています。
      
 

受講期間中、特に印象に残っていることは何ですか?
ソリューション実習で、バランススコアカードを使った戦略立案を行った時のことが特に印象に残っています。今までの実習の総まとめであるにもかかわらず、新たな方法論にチャレンジすることになり、やや不安もありました。実習中はメンバー全員が協力して知恵を出し合い、試行錯誤しながら苦労を重ねましたが、実習先の社長に納得して頂ける提案ができたことの喜びを今でも鮮明に覚えています。
   
 

現在はどんなお仕事を中心にされていますか?
企業の規模に関係なく、広く経営コンサルティング活動を行っています。今は、経営計画の立案やマーケティング支援が中心で、支援先企業の組織づくりや個別の人材育成的なサポートにも注力しています。また、研修講師としての仕事も多く頂くようになり、マネジメントや問題解決、営業・販売など様々なテーマに挑戦しています。執筆活動も充実しており、単著を2冊上梓することができました。

・『お客様から誰よりも愛される店員さんの接客術』(ぱる出版、2008年)
・『おカネに困らない社長がやっている、5つのコト』(ぱる出版、2010年)

 

養成課程の経験が役に立ったことはなんですか?
演習や実習で培った知識や実践的なスキルは十分に役立っていますが、特にコンサルティングの現場で自信をもってクライアントに対峙できるマインドを身につけることができたことだと思います。また、仲間と徹底的に議論した経験から、人を説得することや気づきをお互いに得られるような働きかけを具体的に行うことができるようになったと思います。あらゆる経験が活かされている実感があり、改めて振り返ってみてもすごい経験をさせて頂けたのだなと思います。

 

独立診断士になって良かったこと、中小企業診断士の魅力はどんなところですか?
独立して仕事をすることはリスクが大きく不安もありますが、その分、喜びも大きいと思います。実際に自分自身の仕事の価値を認めてくれる方がいて、感謝の言葉まで頂けると本当にやりがいを感じます。頑張っている方、困っている方を真剣にサポートすることは、私が社会人になる時に職業選択をした観点であり私の原点なので、診断士の仕事ができることは本当に幸せに思います。

 

診断士となって5年目となり、まもなく初めての資格更新となりますが、診断士としてどのような5年間でしたか?
あっという間の5年間でした。おかげさまで年々お仕事を頂けることが多くなり、非常に忙しくしていたということと、やはり仕事そのものがとても楽しく、充実した時間を過ごせた(過ごせている)と思います。特に、多くの方々との出会いがあり、独立しているとはいえ、多くの方に支えられて活動できています。まだまだスキルアップも必要ですし、経験不足もありますが、この5年間を振り返ると、本当に精一杯の充実した活動ができたと思っています。
  
 

今後の抱負をお聞かせください。  
結果、成果の出せるコンサルタントになれればと思っています。中小企業の支援に関しては、現場にどんどん入って具体的な支援を行うことが必要不可欠です。そうするとどうしても従業員さんに接する機会が増え、この人たち一人ひとりに貢献しなければという思いに駆られます。支援先企業の関係者の方々と一緒になって取り組み、成果の実現にこだわったコンサルティングをしたいと思います。

 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。

経験豊かで多彩な講師陣、きめ細やかに対応してくださる職員の皆さん、モチベーションの高い同期の仲間たち、中身の濃い教材・カリキュラム、様々な実習先企業、充実した施設、とにかく学ぶ環境はすべて整っています。安心して全力を傾けることができ、人生で最も濃厚な半年間を過ごせるはずです。もちろん卒業後には学んだ知識や経験に加え、かけがえのない同期の仲間と養成課程出身のOBの方々のネットワークを得ることもできます。迷っている方がいれば、ぜひ門をたたいてみることをお勧めします。


   
どうもありがとうございました
 


安江 勉さん


安江 勉さん




第16回 平野 泰嗣 さん(新養成課程第2期[通算59期]修了生)



養成過程受講のきっかけは何ですか?
私の前職は中小企業を支援する公的金融機関でした。当時、数多くの中小企業を訪問しましたが、出来上がった事業計画に対して金融面で支援するような、「点の支援」しか経験を積むことができませんでした。私が中小企業診断士として中小企業を支援していくためには、実際に企業の中に入り込み、経営戦略策定や事業計画立案を支援するようなコンサルティングのスキルと経験が不足していると認識していました。養成課程のカリキュラムにある演習や診断実習を通じて、コンサルティング・スキル、更には、チームコンサルティング・スキルについて習得することができると思い、受講を決意しました。


なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
日本の経済を基盤から支える中小企業の力になる仕事がしたい、という強い思いから前職を選びました。そのうち、創業や経営革新に関する案件を担当することが多くなりました。様々な企業に接するなか、夢や希望を熱く語る経営者・従業員の方々に共感し、できる限りの支援をして、企業から感謝されることが何よりの喜びでした。「点の支援」から、企業ともっと深く関わり「面の支援」を行いたいと思い、中小企業診断士をめざしました。


養成課程全体を通じて、得られたものは何ですか?
養成課程を通して得られたものは、コンサルタントとしての心構え、コンサルティングプロセスに関わる知識と経験、人とのつながりの3つです。インストラクターやゼミの指導員の方は、全て中小企業診断士として活躍されている方々なので、コンサルティングの知識やスキルだけではなく、コンサルタントとしての心構えであるとか、人生の先輩としても学ぶところが多かったと思います。また、養成課程の同期、インストラクターの方々、中小企業大学校(中小機構)の職員の方々と現在も仕事を通して繋がりを持てたことが、私にとって欠くことのできない財産だと思います。
   


受講期間中、特に印象に残っていることは何ですか?
最初の商業診断実習で、グループのメンバーと苦労して作った提案書に、実習先企業の社長様が「私たち企業のためにこんなに調べて提案してくれてありがとう」と、感謝の言葉を頂いたこと。その言葉に感激して涙を流したメンバー。それが今でもコンサルティングの原点であると感じています。現在も毎年、当時のインストラクターやメンバーと、その実習先企業を定期的に訪問しています。
   

現在はどのようなお仕事を中心にされていますか?
ファイナンシャルプランナーとしての人生コンサルティングと中小企業診断士としての経営コンサルティングの二つの領域で活動しています。ファイナンシャルプランナーとしては、一般消費者から企業経営者まで「その人が望む人生が送れるように」、ライフプランづくりと、その実行支援を行っています。また、相談業務だけではなく、メディアを活用した情報発信や講演なども行っています。中小企業診断士としては、創業や経営革新などの事業計画づくりを企業と一緒に行っています。計画が絵に描いた餅にならないように、しっかりアクションプランを作り、得意分野である資金調達など金融面については、実行支援を行っています。


養成課程での経験が役に立ったと思ったことは何ですか?
情報の収集から問題の分析、解決策の策定までのコンサルティングプロセスについて、診断実習を通して経験することで、自分なりのコンサルティングの形をイメージすることができたことです。実際のコンサルティングでは、診断実習のように進んでいきませんが、独立してから、中小企業のコンサルティングを行う際に、診断実習での経験が活かされ、自信を持って企業に接することができました。


行政書士、ファイナンシャルプランナーの資格も保有されていますが、中小企業診断士の仕事との相乗効果や複数の資格を保有するメリットはどのようなところですか?
資格取得は、その分野の知識を体系的にかつ集中的に学ぶのに適していると考えています。中小企業診断士の資格は、中小企業経営に関わる全般的な知識を得ることができます。ファイナンシャルプランナーの資格は、個人だけでなく法人分野を含め、税や社会保障制度など社会の仕組みに関わる全般的な知識を得ることができます。複数の資格を保有することは、互いに不足する部分を補い、支援に際しての総合力を高めるものだと思います。
また、中小企業を支援していく際に、公的制度の活用は有用です。行政書士の資格は、公的制度を活用するために官公署等に提出する事業計画書などの書類作成を有償で行うことは、行政書士の独占業務となっているため、コンプライアンス上、登録をしています。


今後の抱負をお聞かせください。
「企業」(経営)と「経営者と従業員」(人)という二つの視点で支援するコンサルティングを行っていきたいです。そして、企業の発展と人の成長を同時に実現し、経営者と従業員が幸せになれるような支援を目指しています。つまり、「企業」の経営理念・経営目標と「人」の人生観・職業観を結びつけ、企業運営を行っていけるような仕組みづくりを支援していくことが、私の目標です。そのためには、できるだけ多くの企業・人と出会い、経験を積んで行くことを目下の行動目標にしています。
  

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします
中小企業と関わる仕事をしていると、一人では多様化する中小企業のニーズに対応できないケースの方が多いと思います。養成課程は、日本全国からたくさんの方が、受講されているので、地域的にも専門的にも幅広いネットワークを形成する絶好の機会です。一人漏らさずお話することを目標に、積極的に交流を深めてください。それが将来に渡っての財産になると思います。養成課程を卒業する時は、自信を持って中小企業の方と接し、サポートし、そして、信頼・感謝されるような中小企業診断士になれると思います。
  

どうもありがとうございました。

 Life & Financial Clinic(新規ウィンドウ表示)

 


平野泰嗣さん


平野泰嗣さん




第15回 穐本 仁 さん(新養成課程第1期[通算58期]修了生)


 

現職はどんなお仕事をされていますか?
中小企業基盤整備機構の運営するビジネス・インキューベータ(BI)のひとつである、東工大横浜ベンチャープラザでチーフ・インキュベーション・マネージャー(CIM)をしています。
BIはソフト・ハードの両面から新事業展開を図る皆様を支援するものです。ハード支援とは様々なニーズに応える事業スペースの提供であり、ソフト支援とはIMが提供する事業化のためのソリューションです。

 

養成課程受講のきっかけは何ですか?
試験での資格取得を目指しておりましたが、丁度制度の改正がある時期で、新養成課程が1次試験合格者対象になり、実務中心のプログラムで構成されるというような情報でしたので、将来独立を目指していた私としては大変興味がありました。

 

なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
約10年、貿易に携わる仕事をしていたのですが、諸事情により飲食部門を立ち上げることになりました。全く関連のない異分野への多角化ですから、問題が山積みです。その時に漫然とですが、世の中には社長と言う人は多いので社長をサポートする仕事がビジネスになるのではないかと考えました。そして色々調べ始める中で中小企業診断士という資格を知り、興味を持って取得に向けて動き出すに至りました。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは?
養成課程に参加した様々な経験を持つ方々とディスカッションを十分に行う機会を得られたので、様々な視点で考える力が身に付いたと思います。一人で考えてもある程度ディスカッションをしたようなブラッシュアップを行えるとでも言いましょうか、こうした経験は養成課程でしか得られないものだと思います。
   
 

受講期間中、特に印象に残っていることは何ですか?
ある講師の「決算書を信じるな!」という言葉が衝撃的でしたし、今でも大変役に立っています。1次試験対策の中では問題に出される決算書を疑うことなく数値分析に入ってしまいましたから、数値分析の前に正しく業況を把握することの重要性が良く分かりました。
これは悪意のある粉飾を疑えというのではありません。原因は様々ですが実態を表していない決算書となっているケースもある訳で、スタートを間違えば、提案する内容も変り、その結果、支援成果も変わってしまうということです。
  
 

養成課程の経験が役に立ったことはどのようなことですか?
実習では製造業や流通業など多くの業種を経験することができました。そうした中で社長の想いを汲みとり、実行可能な提案を行うことの重要性と、内容は立派だけれど社長に受け入れられない報告書の無意味さを痛感しました。
支援成果を上げていく、パフォーマンスを上げていくという意味で実のある支援が出来ているのは養成課程の賜物と考えています。

 

養成課程受講前と現在と、自分の中で何か変わったところはありますか?
自信を持って支援に取り組めていることだと思います。養成課程の半年間で体系的なカリキュラムのもとで、全力で取り組んだことが一定の自信につながっているのだと思います。

 

今後の抱負をお聞かせください?
中小企業で働く人までもが幸せを感じることができるような支援を行うことを目標にしています。これは自分の経験からそうしているのですが、やはり中小企業がナイナイづくしであることは本当だと思うのです。そういう形で中小企業への貢献をする一助となりたいと思います。
 
 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
中小企業診断士という資格を活かしたいと考えているなら、中小企業大学校の養成課程をお勧めします。そのカリキュラムもさることながら、志を同じくする同期の方々と半年間切磋琢磨することは大きな無形資産になると思います。


ありがとうございました 

 

 東工大横浜ベンチャープラザ

 

 

 


穐本 仁さん


穐本 仁さん




第14回 土屋 正憲 さん(新養成課程第3期[通算60期]修了生)


 

受講するきっかけは何でしたか?
とにかく中小企業診断士になりたくて情報をいろいろ見ていました。その中でたまたま養成課程のことを発見しました。最初は費用も高いのでどうかなと思いましたが、調べるうちにこれは絶対受講すべきだと思うようになりました。実際に受講してみて、やはり判断は間違っていなかったと実感しています。

 

なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
もともとリーダーとして人をぐいぐい引っ張るより、リーダーを補佐する役目が自分には向いていると思っていました。父親を始め親戚が中小企業の経営に携わっており、中小企業の重要性と可能性には魅力を感じていましたが、一方前職で購買を担当していたこともあり、中小企業の厳しさも認識していました。そこで自分の経験を活かしてなんとか中小企業の経営力向上に貢献できないかなと考えたのがきっかけです。

 

養成課程時代全体を通じて、得られたものは何ですか?
やはり人的ネットワークではないかと思います。中小企業大学校の職員の方々や講師、実習のインストラクターの先生には独立後にいろいろお世話になりましたし、一緒に学んだ同期の皆さんとの交友は私の大きな財産だと思っています。また養成課程出身者は、期が違っても同じ経験をしていることで仲間意識が自然と出てくると感じています。

      
特に印象に残っていることは何ですか?
実習のインストラクターの先生がきちんと先を見越しながら質問や調査活動を指導されているのが、診断報告後に分かった時、やはり違うのだなということを実感しました。同時に、果たして自分に出来るのかなと不安になりましたが、現在サブインストラクターをやる中で、少しは自分も先が見通せるようになり進歩したことが実感できています。


   
現在はどんなお仕事をされていますか?
製造業を定期的に訪問し支援させていただく業務がメインですが、中小機構や商工会議所など色々な支援機関のお仕事をさせていただいております。専門は人事関係としていますが、様々な分野の仕事を扱っています。一昨年は農商工連携の関係を多くやりましたし、昨年は事業承継をかなり勉強し、これから売りにしていきたいと思っています。独立直後から続けている販路開拓などの仕事もありますが、それに新しい仕事が加わって変化に富んでいて楽しいです。

 

養成課程の経験が役に立ったと思うことはなんですか?
診断実習を数多く経験できたことです。最初のうちはもっと不安を持ちながら仕事をするかと思いましたが、結構落ち着いて力を発揮できたと思います。
また診断士は他の診断士や専門家と共同で仕事をすることも多く、ワークショップの経験も役に立っていると思います。


独立診断士になって良かったことや、仕事の現場で日々感じることは何ですか?
やはりクライアントに貢献できて喜んでいただけるのが最大のやりがいだと思います。そのためには学習と経験が大事ですが、きちんとやっていけば相乗効果がどんどん出てくるのがこの仕事だと思っています。また支援する企業の業界や製品、製造プロセスのことなど知識もどんどん広がります。

 

今後の抱負をお聞かせください
まだまだ厳しい経営環境のなかで苦労されている企業が多いと感じます。少しでも役に立てるように知識と経験をさらに磨きたいと思います。また、以前勤務していた会社の経営方針や企業風土が素晴らしく、これらを多くの企業に展開し、企業と従業員を幸せにできたらということも夢でしたので実現したいです。さらに少し大それたことですが、個別企業の支援だけでなく、中小企業支援の枠組みを改善していけるような活動もできるようになればと思っています。
  
 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします
何についてもそうだと思いますが、与えられた環境をどこまで有効に活用できるかはその人次第です。数ヶ月間ではありますが、ぜひより多くの今後に役立つものを獲得して欲しいと思います。時間的・精神的にハードな面もありますが、必ずそれだけの達成感を得られると思います。
  
 

ありがとうございました
 


土屋 正憲 さん


土屋 正憲 さん




第13回 本 由美子さん(新養成課程第3期[通算60期]修了生)


 

受講されたきっかけは何ですか?
仕事をしながら3年ほど試験勉強を続けていましたが、この間に子供が産まれたり仕事が忙しくなってきたりして、次第に試験勉強を継続することが難しくなってきました。そこで思い切って会社をやめ、半年間大学校での勉強に集中することにしました。

 

なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
取引先の部長さんが診断士の資格を持っていたことがきっかけです。当時は新規ビジネスの立ち上げを担当しており、商品・サービスの売り方・価格のつけ方・管理の仕方等分からないことばかりでした。診断士試験の内容を見て、この内容をマスターすれば私の仕事の大半がうまくいくような希望を持ちました。
 

養成課程全体を通じて、得られたものは何でしょう?
良き先生と良き経験を得られたと思います。診断実習の中で色々な先生方に学び、診断の基本と先生ごとの「味付け」を知ることができました。先生方の個性を知ることが自分の個性をどう生かしていくか考える基準になっていると思います。

 

特に印象に残っていることをお聞かせください?
ゼミで訪問した中堅食品スーパーの社長が印象に残っています。社長ヒアリングでこちらが必死で調べたマーケットの数字を半ば誇らしげに示したところ、そんなことは知っていて当然、そこから何をやったら売上が伸びるのかが大事なんだという反応でした。経営者の知識レベルの高さを知り、自分の至らなさを自覚しました。

 

VMD(ビジュル・マーチャンダイジング)インストラクターの資格も保有されていますが、現在はどんなお仕事をされていますか?
小売・サービス業の販促を中心に企業支援をする仕事が多いです。VMDインストラクターとしては店頭の陳列や展示を現場指導します。特に小規模企業では総合的な経営診断で多角的にアドバイスするよりも、訪問してすぐその場で具体的な販売技術をピンポイントで提案する方が信頼関係を築きやすいと感じています。

 

養成課程の経験が役に立ったと思うことは何ですか?
5回の実習とゼミを通じて、実際の会社を診断できる機会があったため、独立後すぐに仕事先に経験をアピールできました。また、実習を通じて会社の全体を捉える習慣が身についたことも良い経験になったと思います。
 

お子様もいらっしゃるとのことですが、仕事、家事・育児を日々、どのようにこなしていらっしゃるのですか?
早朝(4時〜6時)と移動時間を使って仕事をこなします。昨年はノートパソコンの環境を整え、電車の中で報告書等を作れるようにして仕事の納期を早めました。子育てや家事は、保育園やシルバー人材センター等多くの方に手伝っていただいています。

 

独立診断士になって良かったことや、仕事の現場で日々感じることは何ですか?
診断士の仕事はクライアントに直接的に貢献できます。クライアントにあなたがいて良かったと直接的に感謝されるところが最もうれしいです。会社員時代は誰のために仕事をしているのか分からず虚しく思うこともありましたので。

 

今後の抱負をお聞かせください?
ひとつめは、診断士としての基礎力UPです。特に財務や金融面の知識スキルを強化していこうと思っています。ここ1年、販促の仕事で企業を訪問しても、予算が少なく販促するお金もない、という企業が多かったためです。ふたつめは、これまで通り「私にしかできないこと」を探しながら企業さんに貢献していきたいと考えます。

 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
養成課程は自分を磨く大きなきっかけになります。半年間、多彩なクラスメイトとのコミュニケーション、診断実習での現場経験、生の経営者とのやり取りを繰り返すことで、ビジネスパーソンとして、また人間として成長できると思います。

 

 どうもありがとうございました。

 

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本 由美子さん


本 由美子さん




第12回 長谷川 進さん(新養成課程第2期[通算59期]修了生)



受講されたきっかけは何ですか?
試験での資格取得を目指しておりましたが、養成課程の実践的かつ体系的なプログラムに魅力を感じ、受講を決意しました。


なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
資格取得以前からコンサルティングの仕事をしておりましたが、経営コンサルタントとして独立開業するためには、経営全般のスキルの底上げが必要であると感じ、中小企業診断士をめざしました。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは何でしょう?
同期の仲間、一流の講師、実習インストラクターなど、養成課程でしか得られない貴重な「人」という財産です。養成課程受講中だけでなく、私にとって一生の財産になると感じております。
 

特に印象に残っていることをお聞かせください?
年齢、性別、出身地、出身業界などが異なる同期の仲間と切磋琢磨した日々は、非常に刺激的で充実した時間でした。特にグループワークでのディスカッションに対する真剣な取り組みや試行錯誤した日々は、懐かしい思い出です。
 

現在はどんなお仕事をされていますか(役職・役割、専門分野等)?
経営コンサルタント、インターネットビジネスコンサルタントとして活動しております。
中小企業や創業者に対するコンサルティング、セミナー・研修講師などを行っております。


養成課程の経験が役に立ったことは何でしょう?
講義や実習を通じて習得した実践的な中小企業支援ノウハウが非常に役立っています。特に実習を通じて中小企業支援に対する現場感覚を磨いたことは、独立開業後の活動の礎になっています。

 

独立診断士になって良かったことを教えてください
独立診断士は自分自身がプレイヤーであるとともに経営者でもあります。自己責任のもと全ての事業活動を実行していくことは、非常に刺激的であり、独立診断士の良さであると感じています。


今後の抱負をお聞かせください?
机上の空論に終わらない、スピード重視の実践的な活動を行っていきたいと考えています。
私自身の活動のスピードを高めるだけでなく、必要に応じて企業と企業を結び付けるなど、幅広い視点での活動を進めていきます。中小企業の長期的な収益向上に貢献できれば、幸いです。
 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
中小企業診断士を単なる資格取得と捉えるのではなく、自分自身の価値を高める通過点と捉えている方に、養成課程をお勧めします。知識やノウハウの習得だけでなく、豊富な人脈形成など、受講者の方々にとって期待以上の成果が享受できるはずです。
 

 どうもありがとうございました。

 

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長谷川 進さん


長谷川 進さん




第11回 覚張 和寿さん(新養成課程第5期[通算62期]修了生:株式会社コンサラート代表取締役CMO)


 

受講されたきっかけは何ですか?
養成課程は、市販されている中小企業診断士受験対策の書籍を見て知りました。勤めていた企業を早期希望退職制度で退職した後、独立を念頭に置き資格取得に臨みましたので、養成課程は実践的であり、独立後の現場感覚を養えると考え受講させて頂きました。

 

なぜ、中小企業診断士をめざしたのですか?
前職の業務で、マーケティング知識がないと顧客に満足な提案をすることができない、また経営知識が企業対企業の取組みには必須である、との必要性に迫られ「どうせやるなら形にしたい」と思い中小企業診断士を目指しました。診断士業務を理解する中で、「やりがいがある仕事」と興味をもったのがきっかけです。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは何ですか?
多くの講師から様々な知識や気づき、独立のためのアドバイスを頂き、また志を同じくする仲間との学習の中で、「自分らしさを確立すること」、「相手を尊重すること」、「出会いを大切にすること」を学びました。これらを学んだことで、現在の自分の礎になっている、また独立診断士として重要であるネットワークを得ることができました。
      

養成課程受講中、特に印象に残っていることはありますか?
やはり5回の実習です。当然、実習企業が毎回違うわけですが、インストラクターやメンバーも違うことで、1回1回それぞれ印象深いです。プロセス時としてはどの実習も比較できませんが、結果時(報告会後)としては最後のソリューション実習で、社長から班員全員食事に招待されたこと、メインインストラクターから「一皮むけたな」と言われたことが印象に残っています。
   

現在はどんなお仕事をされていますか?
2年前の7月に経営コンサルタントとして独立後、今年6月、それまで登録コンサルタントとしてお世話になっていた(株)コンサラートの代表取締役CMOに就任しました。社内では主に事業拡大のためのマーケティング活動を担います。現在、中小企業応援センターのコーディネーター、再生支援協議会の専門相談員を主に、コンサルティング、企業研修・各種セミナー講師等をしています。また今年の8月、養成課程のサブインストラクターをさせていただきました(感慨無量でした)。

 

養成課程の経験が生かされるのはどんな時ですか?
養成課程の実習は当校の実績が活かされており、企業診断の基礎を学ぶ、また体験するには非常に価値ある内容です。経営戦略等策定支援をする場合、現在も養成課程で学んだステップをもとに組み立てをおこなっています。

 

独立診断士になって良かったことや、仕事の現場で日々感じることは何ですか?
「良くも悪しくも自分の責任(言い訳できない)」、「仲間との会話はいつも自分たちの将来の姿(愚痴は皆無)」、「多くの刺激的な出会いや経験(組織の中では、まずあり得ない)」。
このようなことを感じ、また日々過ごしている中で「自分のなりたい姿は望み、実行すればかなう」と実感しています。

 

今後の抱負をお聞かせください?
個人的には中小企業診断士として独立後、まだ2年の経歴ですのでコンサルティング、講師等の実績を積みノウハウを蓄積することです。会社としては思いを同じくする仲間と共に、横浜の企業から最も信頼して頂けるコンサルティング会社を中期的に目指します。
  

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
独立志望の方へ→費用対効果の問題はありますが、演習・実習を通して効果的に身につけることができるスキル・ノウハウはもちろんのこと、講師や仲間との出会いによるネットワークは投資価値が十分にあります。是非、独立後のイメージを持ってスタートして下さい。

機関派遣の方へ→中小企業を支援するという立場では、皆さんが最も中小企業の近くにいる方々です。皆さん自身が中小企業の支援者として活躍して頂くことはもちろんのこと、中小企業の課題にマッチした専門家を紹介できる身近なドクターになって頂ければ幸いです。
  

 

どうもありがとうございました

 

 (株)コンサラート (新規ウィンドウ表示)

 

 


覚張 和寿さん


覚張 和寿さん




第10回 湯浅 恭史さん(新養成課程第4期[通算61期]修了生:徳島県中小企業団体中央会)


 

養成課程を受講されたきっかけは?
養成課程のカリキュラムを見て、
・自分に足りないと感じていた知識やスキルを体系的に学べる
・短期間で修了し、資格取得できる
・受講生同士が切磋琢磨しながら、数多くの企業での実践を経験できる
上記の3点に、とても魅力を感じたからです。特に受講前は、経験という部分に強く必要性を感じていました。

 

中小企業診断士に対してはどのようなイメージがありましたか?
漠然とですが、次のようなイメージがありました。
・経営者の味方
・資格取得は難しそう
・経営全般に関するプロフェッショナル
特に経営者(社長)の味方っていうイメージが強かったです。

 

実際に資格を取得されて、中小企業診断士やその仕事に対するイメージは変わりましたか?
実際に資格を取得すると、ずいぶんと印象が変わりました。
・企業の味方
・資格取得してからのほうが大変
・経営全般に関するプロフェッショナル
経営全般に関するプロフェッショナルというのは変わりませんが、経営者の味方だけではなく、企業全体の味方である必要があると思っています。ときには社長にも意見しなければいけないこともありますし、従業員の方とプロジェクトを組むこともあります。また、資格取得してからのほうが断然、読書量や勉強量が増えました。資格試験勉強のほうがやることが決まっている分だけ楽なのではないかと感じています。

 

養成課程全体を通じて、得られたものは何ですか?
約半年間という時間を共に過ごした同期の仲間です。
われわれの期は年齢層も幅広く、個人参加の方も多く、本当に多様な経験を持つメンバーが集まっていました。そんな仲間たちと、診断先の企業のために何度も意見を交わし、一緒に考え、議論を戦わせ、最終的な報告・提案まで結びつけたことは何事にも代えがたい経験でした。
これら同期との時間や経験を通して、論理的、戦略的な考え方やマネジメントすることの大切さを学びました。
   


養成課程受講中、特に印象に残っていることは何ですか?
診断報告会でのプレゼンテーションで大失敗をしてしまったことです。
最初の流通業実習で班長になったのですが、初めての実習、さらには班長ということもあり、不慣れなことが続き、なかなか方向性が見出せず苦労しました。しかし、副班長をはじめメンバーのおかげで、なんとかまとまり、報告書を作成し、報告会にこぎつけました。
 

報告会では、最初に我々の提案の全体像を説明する役割だったのですが、これまでの経緯からいろんな感情が湧いてきて、感情をコントロールすることができず、とても舞い上がったプレゼンになってしまいました。
充分にプレゼンの練習ができていなかったのも原因ですが、恥ずかしい失敗でとても印象に残っています。ただ、班長として、素晴らしいメンバー、講師の先生と一緒に実習することができたことは本当に幸せな経験でした。
   
 

現在はどのようなお仕事をされていますか?
組合等の中小企業組織支援が仕事の中心です。このほか、企業からの経営相談を受けたり、BCAO認定事業継続主任管理者として企業の事業継続計画(BCP)策定支援を行ったりしています。地元の中小企業が元気になるサポートは何でもやるというスタンスで仕事をしています。

 

養成課程の経験が生かされたエピソードなどはありますか?
研修会の講師や企業内の会議でファシリテーションを行うときに、養成課程でのプレゼンテーションや同期との議論の経験が生かされていると感じます。
養成課程でいろいろな経験できたことが本当に役に立っています。

 

養成課程受講前と現在と、自分の中で何か変わったところはありますか?
養成課程受講前は直感的なところが多々ありましたが、養成課程を受けて思考方法がロジカルに変わり、考えに考え抜くようになったと思います。
なぜ?なぜ?なぜ?と考えることが本当に多くなりました。
養成課程を受ける前だったら全く考えつかなかった思うことや気付かなかった方法を考えられるようになったと実感しています。

 

支援機関の立場から、どのような診断士でありたいと考えていらっしゃいますか?
地元密着型の診断士でありたいです。
地元ならではのつながりを活かしながら、一企業の利益だけでなく、地域全体の利益も考え、そこで働く人が元気になるようなサポートをしていくことにより、僕の大好きな徳島を元気にできればと考えています。
  
 

ご自身の、今後の抱負をお聞かせください?
今後は、意識してアウトプットする場を増やしていきたいです。
主体的に活動し、真面目に目の前の仕事に取り組むことにより、一歩ずつ、企業と共に成長できるよう努力していきたいと思います。
    

 

これから、養成課程を受講する方にメッセージをお願いします。
養成課程は長いようであっという間に終わってしまいます。僕自身、もっとがんばっておけば良かったと思うことが多々あります。
大げさなようですが、養成課程は人生が変わるくらいの濃密な時間です。
 

養成課程を修了した後の人生をより豊かにするため、何事にも全力投球してください。
特に忙しい中でも、同期のメンバーと切磋琢磨しつつ、講義で紹介された本や興味のある本を読み、街に出てお店や企業をいろいろな視点から見ることは、とても意義があることだと思います。
体調面に留意して、がんばってください。

 

どうもありがとうございました
                                     


湯浅 恭史さん


湯浅 恭史さん