中小企業診断士養成課程トピックス

想像以上の歯ごたえがある初めての実習(平成28年11月17日更新)

秋が深まり、構内の木々が紅葉真っ盛りですが、26期生はそんな紅葉にわき目も振らず、初めての流通業経営断実習にかかりきりです。
ここに至るまで数多くのケース演習を通して理論と診断技法を学んできましたが、やはり実習ともなると、想像以上の歯ごたえがあるようです。
日々変化する経営環境にまで目を配らなくてはならないので、何よりも扱う情報量が圧倒的に違います。それを限られた時間内に読みこなして分類し、分析を行うのですから使う気力も体力も桁違いなのです。

来週火曜日の報告会に向けて、自分の担当範囲は個人の力で、そして企業の抱える課題の抽出は班員全員の総がかりで、持てる力を振り絞っています。

中小企業診断士養成課程26期流通業経営診断実習の様子

実習を念頭に置いた本格的な診断演習(平成28年11月2日更新)


開講から1か月余りが経ち、学校生活にも慣れてくると、学ぶ内容が実習に備えた予行演習型になってきました。
今週、26期生が取り組んでいるのは流通業マーケティング演習です。本日はその3日目にあたり、演習で行った分析結果の報告発表を明日の文化の日に行うので、報告内容のまとめを行っています。

中小企業診断士養成課程では、演習ケースを通して理論をいかに実務の場面で使いこなすか、そして、その分析の精度を上げるとともに、企業の実態に合わせてカスタマイズするかを学んでいきます。使用するケースも、実際に中小企業を対象に行った経営診断ケースそのものなので、演習での分析経験が実習でも活用できるようになっています。
今日仕上げている診断報告書は、演習の報告書ではありますが、そのままこれから始まる流通業経営診断実習の下書き的な存在ともなっていくのです。

この演習を終えると、いよいよ実習本番がスタートします。外気温がどんどん下がるこの時期に、かえって教室内はヒートアップし、寒さなど吹き飛ばしてしまうでしょう。

 

26期中小企業診断士養成課程流通業マーケティング演習の様子

教え合い学び合う関係(平成28年10月19日更新)


中小企業診断士として中小企業支援の現場で働くためには、専門性の高さももちろんですが、現場に即した実践的な実務能力も備えている必要があります。
26期生は、今日の演習でそんな実務能力の一つであるパソコンを使った計数管理を学んでいます。
計数管理は、このスキルを使って経営数字の把握がしっかりできていなければ花形部門の経営戦略策定も立てようがないという縁の下の力持ちのような存在です。
それだけに、計数管理の理論部分を熟知することはもちろんのこと、短時間で大量のデータを処理するためのパソコンスキルも身に付けておかなくてはなりません。しかも、20日後には、最初の経営診断実習が始まってしいます。

昼休みはもちろん、小休止の時間になると大勢の研修生が教壇に集まって講師に質問をしていました。そして、今聞いた話を他の研修生に伝え、そこで理解した内容をさらにほかの研修生と共有していくというお互い教え合い学び合う姿が教室内のあちこちで見られました。
研修生はそれぞれ異なる経歴やスキルを持っています。演習・実習のあらゆる場面で、それぞれ分野を得意とする人が苦手な人に教え、また自分の苦手なことは教えてもらう。こうした教え合い学び合える関係があるからこそ、短期間で成長することができるのです。
 

中小企業診断士養成課程第26期計数管理演習の様子

ガイダンスから実習までの距離(平成28年10月3日更新)

中小企業診断士養成課程第26期は9月27日に開講しました。
今日は本格的な演習を受けるためガイダンス演習の最終日で、マーチャンダイジングについて学んでいます。

まだ始まったばかりだというのに、この日の講義のテキストは分厚い印刷物が3冊とボリュームたっぷりです。早くも講義内容は一次試験内容の振り返りのレベルを超えています。11月中旬から始まる流通業経営診断実習に備えて、必要不可欠な知識とそのブラッシュアップ方法について学ぶ内容となっているからです。当然ながら、実習の場面でも参照する場面がたくさん出てくる必携の書といえます。

開講直後から初めての実習までの演習期間は、ひとつひとつの演習内容が実習に直結するだけに、とても重要な期間です。26期生はこれから1か月半の期間に、実習に欠かせない知識とスキルを、実際の企業ケースを通して学んでいき、応用編ともいえる実習を通して、現場で実際に使えるレベルへと磨き上げていくことになります。
 

 

中小企業診断士養成課程26期ガイダンスの様子

実習から実践への切り替わりの日(平成28年9月26日更新)


25期生は、無事にすべてのカリキュラムを修了し、待ちに待った終講式を迎えました。
中小企業診断士の卵たちが、無事に巣立っていく日です。

もちろん、巣立てたからといって一人前になれたわけではありません。中小企業支援もこれまでのように、実習ではなく、実践そのものの現場で行うことになります。新人診断士として、これからは自らの力で学び、一つ一つの事案を通して成長を続けていかなくてはなりません。

しかし、そこには心強い味方もいます。同じ環境で学び、悩み、切磋琢磨しながら解決策を導き合った同期の仲間との付き合いは、これからも続けられるからです。同じ境遇で、同じカリキュラムを通して学んだ仲間は、誰よりも確かなアドバイスを送ってくれる存在でもあります。終講式が終了した後、名残惜しそうに連絡先の交換をし、再会を約束する姿が構内のあちらこちらで見られました。

25期生は、修了証書を手に、同期の絆とかけがえのない知見を携えて、それぞれの新たな活躍の場へと歩みを進めることになります。


 

25期終講式の様子と集合写真

実りの秋まであとわずか(平成28年9月12日更新)


25期生は、研修期間の最終盤に差し掛かり、最後の経営総合ソリューション実習に入っています。
芽吹きの季節の3月末に開講してからおよそ半年。懸命に学び続けた成果が修了証書として結実するまで、もう残りの日数はごくわずかです。

最後の実習は、ソリューションと銘打たれているだけに、診断先企業の求めに応じて絞り込まれた1テーマを徹底して深堀して、今日からでも取り組める解決策までを提案する実践的な実習です。
修了後に待ち受ける支援現場でも役立つ実力を培うためにも、一つ一つのプロセスを大切に取り組む必要があります。また同時にこれまで学んだ成果を、この場で改めて使ってみて、どこまで通用するかを確かめる場でもあります。

各班の進捗状況は、そろそろ報告書の内容が固まる段階です。各人が担当するパートの摺合せもこれまでの4回の実習と比べてとても滑らかに進んでいます。その証拠に、これまでにはなかなか見られなかった笑顔の花が、あちこちの班で咲いていました。

この笑顔の花が実を結ぶのは、修了後しばらくしてからになるはずです。養成課程で身に付けた知見をもとに、支援現場での実践を重ねてようやく、大きな中小企業診断士の実となることでしょう。

 

 

25期経営総合ソリューション実習の様子

自立への着実な歩み(平成28年8月24日更新)

25期生は、4回目の実習となる経営戦略策定2実習も佳境に入っています。
4回目の実習ともなると、さまざまな場面で経験則が生かされるようになり、きびきびとした動きに無駄がありません。その分、視野も広がって、抜け漏れも減りますし、議論の中身も深まります。

本日の作業は、報告書の骨子を固める作業と作業分担に従って、具体的な報告書の内容を書くことです。
各班の進捗は多少の違いはありますが、さすがにこれまでに経験した3回の実習での経験値を最大限に生かして、一つ一つの予定が着実に進行していきます。

これは、1回目の流通業経営診断実習が始まってからおよそ3か月を経て、経営診断をどのように行ったらいいのか、がイメージできるようになってきた証拠のようなものです。
修了後には自立的に経営診断をしなくてはならないのですから、一つ一つの作業に対しても主体的に、そして、情熱をもって関わらないわけにはいきません。

この実習の報告会は来週月曜日に予定されています。各班の議論も収束に向かい。いよいよ執筆に全力を投入する段階に差し掛かりました。


 

25期経営戦略策定実習2の様子

積み重ねることの重要性(平成28年8月4日更新)


25期生は、はじめての経営戦略策定実習の報告会が終わったばかりだというのに、早くも2回目の経営戦略策定実習のオリエンテーションを受けています。
実習のオリエンテーションはこれで4回目となりました。オリエンテーションにかかる時間は徐々に短縮されていますが、それでも注意すべき事項がゼロになることはありません。一度経験したからといって、すぐに現場で使えるようになる知識とスキルはほとんどないからです。実習の中で繰り返し試してみて、悪かった部分は反省し、よかったところは伸ばす工夫をすることで、ようやく実務で使えるレベルになれるのです。

本日のオリエンテーションでの注意事項の中には、とても基本的なものもありました。その多くは、これまで学んできたことの復習、振り返りといった地味な作業ばかりです。高度な分析をしようとすると、つい応用部分にばかり目が行きがちですが、そんな基本的なところができていないと、応用部分がぐらついてしまいます。高度な分析、提案をするためにこそ、繰り返し基本的なことを実行してとことん身に付ける必要があるからです。

午前の早い時間帯にオリエンテーションを終えた25期生は、午後からの戦略策定実習インストラクターとの打ち合わせ前の貴重な時間を、この基本的な作業をして過ごしました。

残すところ実習はあと2回のみです。貴重な体験をする機会を最大限に生かそうと、多くの教室では早くも活発に議論が交わされていました。
 

25期戦略策定実習2オリエンテーションと打ち合わせの様子

戦略策定に欠かせない視野の拡張(平成28年7月14日更新)

3月末に開講した25期は、すでに折り返し地点を過ぎました。
今週からは、基礎的な診断能力を養成する経営診断1から、応用能力を養成するより実践的な経営診断2の段階に入っています。
そして、週明けからは経営戦略策定実習が始まります。
今週いっぱい25期生が取り組むのは、企業の成段階に合わせたきめ細かな診断と戦略策定を行うための演習です。
修了後は、中小企業経営の支援者として、創業期特有の課題から経営環境の変化に合わせて経営革新を行ったり海外展開を図るなど、その企業の内外の環境に最適な経営戦略を策定する必要があるからです。

本日の演習では、クラスごとに業歴の長い企業の経営革新と、より良い市場を海外に求めるか否かの国際化事例に取り組みました。1日の演習でこれまで学んだ基礎的な内容に加えて、企業が新たな取り組みを行う背景まで読み込んでの戦略策定までを行うのですから、目の回るようなスケジュールです。
それでも、演習での習得目標が、来週からの実習に備えての視野の拡張なのだと知って、抜群の集中力を発揮して演習を乗り切っていました。

25期国際化、経営革新演習の様子

トップバッターの重責、各パートの役割。(平成28年7月6日更新)

25期生は2回目の実習である製造業経営診断実習が大詰めを迎えています。
本日は、報告書を完成させ、報告会の準備をするという大忙しの一日となりました。
どの班も100ページを超えるボリュームの報告書を印刷し、その内容を90分程度にまとめたスライド資料を作り、さらにスライドを使った報告会のリハーサルも行うのですから、目の回るような忙しさです。

実際には5月末の流通業経営診断実習で体験済みではありますが、実習先も業種も、調査内容も違うのですから、ほぼ初体験のようなものです。
それでも25期生は果敢に未体験の出来事に立ち向かい、一つ一つを経験しながら、着実にたくましくなっています。

その代表格が、各実習での班を取り仕切る班長の存在です。
実習の報告会での班長の役割は、トップバッターとして実習先企業へのご挨拶をするリーダー役とともに、これから始まる報告内容に対して、関心を持っていただく切り込み役でもあります。
それだけに、報告会のリハーサルでの各班長の張り切りぶりには目を見張るものがあります。

そして、そんな班長に刺激をされて、各班員も自分のパートの説明に工夫を凝らし、誠心誠意伝えようと心を込める準備をします。教室内でのリハーサルは1~2回程度ですが、教室を離れ自室に戻った後にも、自主的なリハーサルが続きます。少しでも報告内容が聞いてくださる方々の胸に響くようにするためには、こうした影の努力も欠かせないのです。
 

25期製造業経営診断実習の様子

若葉マークから濃緑色へ(平成28年6月27日更新)

梅雨の晴れ間のはずが、とても厳しい日差しのいちにちになりました。
開講式当初は、まだ芽生えたばかりの若葉のように初々しかった25期生ですが、これから真夏に向かい、日増しに強くなる日光を最大限エネルギーに換えるべく、一段と密度の濃い製造業系の実習に取り組んで、能力アップをはかっています。

そんな伸び盛りの時期に必要なのか、実習での現場経験と、その経験を使った実践的な演習の繰り返しです。
本日は、実習先で収集してきた観測データをもとに、様々な角度から分析し、不足する要素を探る演習でした。
この演習で学ぶ内容は、木曜日から再開される製造業経営診断実習だけではなく、その次の経営戦略策定実習にまでつながるもので、一つ一つの議論の内容が、そのままその後の実習の成果にまで影響する重要なものです。

それを十分に分かっているので、休憩時間にも講師を質問攻めにしたり、お互いの意見を交換し合ったりという様子が見られました。

25期生は、この演習を通して、青々と育った診断能力の葉をさらに広げ、その色を一層濃くしながら、実習先企業の実像に迫ろうとしているのです。

 

25期製造管理システム演習の様子

再び未体験ゾーンへ(平成28年6月9日更新)

25期生は流通業経営診断実習を無事終えて、再び未体験ゾーンへと歩みを進め始めています。
今取り組んでいるのは21日から始まる製造業経営診断実習に向けた演習です。流通業では、日常の生活体験が生かせる場面も多いのですが、普段なかなか立ち入ることのできない製造現場での実習に備えるとなると、学ばなくてはならない演習の種類も当然増えることになります。

本日は、製造現場で使われるシステム構築を提案する情報化支援演習の最終日で、事例企業の課題を解決するためのシステム導入提案書の発表を行いました。
多くのメンバーが製造業の業務フローを作成することすら未体験なのですから、なかなか製造現場での具体的な作業そのものをイメージすることにも困難が伴います。しかし、流通業実習で理論と実践がつながり始めて、その難しさとともに面白さもわかり始めてきた25期生は、グループメンバーと知恵を絞りあって、立派に提案書を仕上げ、発表を行いました。

来週いっぱいまで製造系の演習が続きますが、演習内容を実習でどのように活用したらよいか、についてはすでに経験済みです。応用することを前提にしっかり学ぶ。これもまた未体験ゾーンですが、しっかり学んでくれることでしょう。

25期製造業情報化支援演習の様子

シミュレーション演習で実習を体感(平成28年5月11日更新)


25期生はゴールデンウィークの5連休でリフレッシュして東京校に戻ってきました。
流通業経営診断実習の本番は20日から始まります。しかし、その前に、飛行機のパイロットがいきなり本物の飛行機の操縦桿を握るのではなく、フライトシミュレーターでの訓練を受けるように、本番さながらの演習を受けるのです。

本日は、そのシミュレーション演習の第3日目です。実習では6日目から7日目にあたる内容に取り組んでいます。
この演習では、これまでの演習や一次試験範囲の学習で培ってきた知識を総動員して用意されたデータを分析し、事例企業の課題を発見していきます。これまでに経験したことのない膨大な量のデータと格闘しながら、自分たちの現状の能力を実感し、不足する要素を発見することで、自分たち自身の課題も見つけだすことができるのです。

実習本番では、用意されたデータではなく、自分たち自身で調査をし、データを集めるところから始めなくてはなりません。でも、心配は無用です。本日の演習の後には調査手法の演習が用意されています。実習という明確な目標が定まることで、より一層演習での学びも深まっていくことでしょう。

 

25期流通業マーケティング演習の様子

十分な準備の必要性を実感する(平成28年5月2日更新)

一日ごとに色の濃さを増す新緑と同様に、25期生は伸び盛りの時期を迎えています。今月後半から始まる流通業経営診断実習に焦点を当てた実践的な演習に入りました。

本日と明日の2日間は店舗施設マネジメント演習で、立地環境に合わせた店舗コンセプト作りとコンセプトを反映したレイアウト構成を考えるという内容になっています。具体的なエリアが決められているので、この週末に想定地点の下見をし、この演習に備えてきました。

ここで学ぶ内容は、流通業経営診断実習で調査する商圏分析やターゲット設定、店舗コンセプトについてのものですから、25期生の表情は真剣そのものです。
これまで学んできた知識は、まだ実習の前段階のものであり、練習中のスキルでしかありません。一連の流通業系演習で、繰り返し練習て磨き上げなければ実習に臨めないことは十分理解しています。

その意味で、25期生にとってゴールデンウィークはゴールデン実習準備ウィークということができるでしょう。
今回の演習で気づいた不足要素は、連休後半の5連休で十分補充し、流通業マーケティング演習と、流通業実習本番に備えます。

 

25期店舗施設マネジメント演習の様子

歯ごたえたっぷりの実践的な演習の始まり(平成28年4月12日更新)

開講から2週間がたち、25期生は一次試験知識を駆使する本格的な演習と取り組み始めました。
その手始めが土曜日から始まった財務会計演習で、3日目の今日はグループ発表を行いました。

この財務会計演習は、企業診断をするうえで欠かすことのできないスキルを身に付けるためのものです。
5月中旬から始まる実習に備えて、演習前までは一次試験科目として試験問題に答えられるという基礎レベルから、企業の現状に即した使いこなしができるレベルまで高める必要があります。

そのため、使われる教材が机上演習とはいえ歯ごたえたっぷりの内容であり、何が問題なのかを分析する能力だけでなく、問題を解決するための方策までをグループ討議で導き出すというミッションが与えられます。

25期生は、2日間かけてグループで検討してきた分析内容と、そこから出された結論を決められた時間内にプレゼンテーションしなくてはなりません。しかも、発表内容に対して鋭い質問が飛んできますし、講師からも辛口のコメントをされます。自分たちがどこまで分析をしなくてはならないのか、その結果どのレベルまで提案をする必要があるのかを、初めて知る機会でもあるのです。

これからおよそ1か月間、歯ごたえたっぷりの演習が続きます。ここでたっぷりと咀嚼力を鍛えて、企業診断実習に臨むことになります。

25期財務会計演習の様子

演習に臨む基礎体力から養う(平成28年4月1日更新)

24期生と入れ替わるように25期がスタートしました。
といってもいきなり演習が始まるわけではなく、25期生にとっては、これから始まる演習だけではなく、その先の実習にも欠かせない最も基本的なスキルを学ぶことから始まります。

本日はそのガイダンス講義の3日目で、グループディスカッションの方法と問題解決手法を学びました。
中小企業診断士養成課程のすべての演習・実習がグループディスカッションを通して行われるのですから、このガイダンスがどれほど重要であるか25期生もよく理解して臨んでいます。

その結果、教室内には座学で講義を聴く間は熱心にノートを取る姿があり、議論の場面では積極的にファシリテーター役や書記役をかって出たり、自分の意見を発表したりする姿がありました。どのグループもまだ開校式から3日しか経っていないとは思えないほど議論が沸騰し、発表の場面では初めてチームを組む人同士とは思えないほどのコンビネーション・プレイも見られました。

とはいえ、本格的な事例ケースを使った演習はこれから始まります。これまで学んだ知識と、ガイダンスで学んだスキルを使っただけでは、歯ごたえたっぷりのケース文を読み解いて解決策まで見つけ出すには不十分です。
実習で使えるレベルまでこれらの知識とスキルが使いこなせるようになるまでには、さらに積極的に発言し、議論し、たくさん間違え、より良い方法を探す日々が必要だからです。

25期はまだ始まったばかりです。
早くも発揮し始めた積極性をどんどん使っていけば、実習に欠かせない基礎体力も養われることでしょう。
 

25期のガイダンスの様子

若葉マークからのスタート(平成28年3月28日更新)

本日、中小企業診断士養成課程第24期の終講式が執り行われました。
昨年9月29日の開講式からちょうど6か月。演習・実習漬けの日々にも、ようやく終わりの日が来ました。
終講式に出席した24期生のどの顔にも、6か月間の研修を耐え抜いた達成感が漂っていました。

そんな終講式のハイライトといえば、修了証書を授与されたその直後に研修生代表からのスピーチでしょう。
24期生代表は「48名全員が終了できたことをたいへんうれしく思います。その恩返しとしてできることは、中小企業のお役にたつために頑張って働いていくことです。これから、困難なこともあるでしょう。そんな時にはこの48名が助け合いながら今後もよい関係を続けていきましょう」と、語りかけました。

24期生は全ての課程を修了しました。あとは登録を終えれば、晴れて中小企業診断士となります。
とはいえ、本格的な活躍までにはたくさんの険しい道も残っています。中小企業診断士養成課程での6か月間で学んだことを活かしながら、これから自分が最も得意とする分野も拡大していかなくてはなりません。学び方、応用の仕方は十分に学んだのですから、どんな困難な道も同期と助け合いながら進んでいけるはずです。

6か月前に入校するために期待と不安を抱きながらやってきた道を、今度は自信と自覚を抱きながら帰っていくことでしょう。

24期終講式の様子

解決策の具体性で悪戦苦闘中(平成28年3月14日更新)

まだ構内の木々が青々としていた9月末の開講からおよそ6か月、24期生は最後の大難関に立ち向かっています。
実習の名称は経営総合ソリューション実習ですが、立ち向かっている相手は、「実習先企業が今ある経営資源で実現可能な具体的な解決策」の方です。

実習報告書の前半部分には経営理念や経営目標、事業戦略などの言葉や並びますが、こうした抽象的な言葉に命を吹き込んで、実現できるようにするための個別具体的な方策がなければ、絵に描いた餅にしかなりません。

この最後の実習にいたるまで、流通業・製造業実習では実習先で収集してきた個別の具体的な問題を抽象化して、その本質的な原因を突き止めるために抽象化する能力を磨いてきました。続く2回の戦略策定実習では、抽象化した課題を解決したのちの企業の未来の完成予想図を書き上げ、そこに至る具体的な改善策・解決策を導き出す具体化能力を磨いてきました。

こうして培った抽象化と具体化の能力を駆使して、誰がいつまでに何をするのか。その方法は?コストは?そもそもその目的と期待される効果は何か?こうした細目に加え、明日から実習先企業で手掛けられるようなツールまでを用意して、ようやく具体的な解決策ということができるのです。わずか10日間の経営総合ソリューション実習でそのレベルまで到達するために、これまでの6か月間が必要だったといえるでしょう。

残り少ない実習時間を惜しむように、24期生は最後の報告書作成に励んでいます。

 

24期経営総合ソリューション実習の様子

実習期間中最も静かな一日(平成28年2月22日更新)

24期生は早くも2回目の経営戦略策定実習が佳境に入っています。
さすがに4回目の実習ともなると、さまざまなスキルが上がってきました。議論のスキルはもちろんですが、パソコンを使いこなすスキルも上がって、各人の動きも滑らかです。

その一方で、普段なら熱い議論が交わされているはずの教室が、まるで別世界になったようにどこも静まり返っています。
今日は、すでに議論が煮詰まりきって、それぞれが自らに与えられた報告書のパートの執筆と仕上げの作業に入っているからです。
仕上げの作業とは、ここに至るまでの段階で作り上げられた経営戦略の骨子とその具体的な改善策に命を吹き込む作業です。

実習先での報告会は木曜日に迫っています。そこで報告する内容はそれぞれが担当するパートが有機的につながりあって、1枚の企業の未来の完成予想図にならなくてはいけません。
全体とのバランスを取りながら、より内容を深めていく作業に打ち込んでいると、どうしてもひたすらパソコンと向かい合うことになります。
その間の議論の相手は、自分の中のもう一人の自分です。これで十分か、わかりにくくはないか、ほかのパートとの整合性はどうか。
実習期間中最も静かな一日が、こうして進んでいくのです。
 

24期経営戦略策定実習2の様子

経験値を最大限に生かして学ぶ(平成28年2月8日更新)

24期生は流通業になじんだ頭をもう一度製造業に戻し、より実効性の高い戦略を導き出す準備作業に入っています。
本日の演習は製造業総合演習で、製造企業の事例の分析を個人ワークとグループワークで行いました。

同じ経営戦略を策定する実習とはいえ、流通業と製造業では全く分析方法もアプローチ方法も異なります。そして、求められる分析能力もより高い水準が求められるのです。
教科書で学んだことをそのまま使うのではなく、自分だけしか持ち備えていないこれまでの経験値も使いこなしながら、ケース文を読みこなし、事例企業の実像に合った戦略を導き出す必要があります。

日常生活の延長線上で理解が可能な流通業の戦略策定と違って、製造業の戦略策定はその実態も将来像も把握しにくく、難しいものととらえがちです。しかし、ここで頼もしい味方があります。それが、社会人としてこれまで培ってきた自分だけの経験値、生きた知識です。
まず、自分自身のこれまでの経験に照らしてどう解釈するのかを明らかにします。そこに同期生からまた異なる経験値に基づいた意見が出てきて、熱い議論の火ぶたが切られるわけです。
こうしてより深い理解ができるようになり、実習での戦略策定でもこうした経験値が生かせるのです。

24期生は今週いっぱい演習を続け、翌週にはいよいよ経営戦略策定実習2を迎えます。
 

24期製造業総合演習の様子

視野を広げつつ深みも加える難しさ(平成28年1月28日更新)


大寒を過ぎ、徐々に日が延びてきました。24期生も演習・実習漬けの成果として日ごとに実力を伸ばし続けています。

そんな24期生は経営戦略策定実習に入りました。
これまでの問題発見とその真因追求の段階から、いよいよ実行可能な解決策づくりへと歩を進めたところです。

本日取り組んでいるのは、実習先企業で収集してきた追加調査データと自分たちの考察した内容を整理する作業、あるいはその分析結果から導き出される方向性についての議論です。
班内の議論では、まずこれまで演習や実習のための調査で学んだ専門用語や戦略策定によく使うフレームワークも、その定義からじっくりと話し合い、共有することで認識のズレをなくしていきます。

ここで求められるものが、聞く力と話す力の両立になります。まず、謙虚に他の人の意見を聞く力、個人の先入観にとらわれずに事実をありのままに受け止める力が、聞く力です。そして、なぜを重ねて深めた自分の考えを、相手の立場に立ってわかりやすく説明する力が話す力になります。

謙虚に耳を傾けることで視野が広がり、相手の立場を思いやり、より良い説明のために難解な事柄を噛み砕くことで思考が深まる。その繰り返しの中で日々切磋琢磨しているのですから、成長しないはずもありません。

構内の木々はまだ春の気配を感じさせませんが、教室内には確実に春の兆しが満ちてきています。

 

24期戦略策定実習での議論の様子

丁寧な振り返りで次回につなぐ(平成28年1月14日更新)

 

24期生は製造業経営診断実習の最終日を迎えています。
各実習の最終日のプログラムは実習の振り返りになっています。

この振り返りでは、実習で行った事前調査、実態調査、分析、問題の真の原因追究から報告会までの一連の流れを実習班メンバーとインストラクターでチェックします。
そして、それぞれのプロセスでの良かった点・悪かった点を確認し、後半の戦略策定実習に役立てます。

実習生の皆さんは、この振り返りで何を得たのでしょう?休憩時間にインタビューをしてみました。

・振り返りでは、実習で学んだことを言葉にして整理することが重要だと思います。言葉にして体系立てて理解しておかないと、元の職場に戻った時に、一人でこのプロセスをたどることは難しいからです。

・製造業実習を終えてホッとした気持ちではありますが、正直なところ次の実習に向けて不安があることも事実です。
報告書で挙げた問題点の解決策は、戦略策定実習でしっかりと提案しなくてはなりません。そこはプレッシャーでもありますね。

・実習のプロセスを振り返り、良かったこと悪かったことに分類し、どう次回の実習につないでいくかを班員とインストラクターで共有しました。製造業の戦略策定実習までは少し時間が空くので、自分たちが何を思い、何に挑戦するべきなのか話し合ったことを記録しておくことが重要だと思います。

・自分ひとりでは気づくことのできない自分自身の課題が明らかになりました。他の班メンバーとインストラクターからフィードバックされることで、ようやくつかむことができました。

・実習が終わるまで不安でいっぱいでした。班メンバー・先生のアドバイスがあったおかげでようやくここまでたどり着けたのだと思います。振り返りでそのことが再確認できました。

24期生は班単位での振り返り後は、インストラクターから個別のフィードバックを受け個人単位の振り返りシートをまとめて製造業実習を終えました。
明日からは、一つステップアップして経営診断2のステージに上がり、戦略策定のための演習に戻ります。
 

24期製造業経営診断実習の振り返りの様子

事例と実習先を重ねて深める(平成27年12月21日更新)

24期生は、製造業経営診断実習が始まり、一旦実習先での調査を終えて再び教室に戻ってきました。

実習先での調査を経験しての24期生の声です。
「現場で、実際の様子を見たことで演習内容がリアルに理解できた」
「品質面も稼働状況もバランスよく計測できた」
といった成果もありましたが、
「観測は演習でやっているのでできると思ったが、実際の現場では情報量が多すぎて、何が必要なものなのかその場ですぐに選り分けるのは難しかった」
「実習先でいろいろと質問する中で、ようやく制約条件がどういうものなのかが分かった」
などの反省の声もあり、
「自分たちに期待されているものの大きさがわかった」
という声も聞かれました。

年内は調査内容を精査し、問題を発見していくための能力を身に付けるための演習が続きます。この演習では事例企業のケースを通して分析を行いますが、実際の生産現場での調査を経験したことで、議論の進め方にも大きな違いが見られました。
今回の演習では、演習班と同じグループ分けが行われたこともあり、演習での事例に実習先での調査結果を重ねて議論することで、より克明に資料を分析して問題部分を探り当てようと、具体的な例を挙げて議論する姿が目につきました。
 

24期製造管理システム演習の様子

苦手意識を克服する唯一の方法(平成27年12月10日更新)

12月に入り、24期生の1日は製造業実習一色に染まっています。
現在取り組んでいるのは製造業の現場診断に欠かせない生産マネジメント体系と現状分析の手法を習得するための演習です。

日常生活と関連が深い流通業経営診断実習とは違い、生産現場に立ち入る経験はなかなか得られません。もちろん中小企業診断士一次試験を受験するためには、生産管理の知識は欠かせませんが、テキストで学ぶのと現場で使える知識の間には大きな差があることも事実です。そのため、ほとんどの研修生は製造現場についての知識や分析手法に対して苦手意識を持っています。

しかし、製造業経営診断実習は来週火曜日から始まってしまいます。苦手だなどと言ってはいられないのです。実体験はこれからであっても、専門家の助けを得ながら実践さながらの演習を経験して、現場診断に備えなければなりません。

そんな24期生の受講態度はまさに真剣そのものです。流通業経営診断実習を経て、苦手意識を克服する方法もたった一つしかないことを知っているからです。それは、個人とチーム(実習班)が十分に練習して準備を怠らないことです。
残す演習はあと2日です。ここで行った十分な準備が、きっと実習でも生かされることでしょう。

 

24期生産マネジメント演習の様子

実体験をもとにグレードアップを目指す(平成27年11月30日更新)

中小企業診断士養成課程での目標は?と問われると、「中小企業診断士になること」と24期生全員が共通して答えるでしょう。
しかし、「どのような中小企業診断士になりたいのか」、と問われると48通りの答えが返ってきます。
特に流通業経営診断実習を経験したことで、その答えはより具体性を帯びてきたでしょうし、深みも増していることでしょう。
そんな24期生は、早くも2回目の実習となる製造業経営診断実習に備えての演習期間に入りました。

本日は、製品戦略演習でした。実習明け最初の演習は、流通業から製造業への頭の切り替えはもちろんのこと、実習で培った議論スキルを演習グループ内で試してみる絶好の機会です。

24期生は気分も新たに、製造業での製品開発プロセスや中小企業診断士としてのかかわり方などを熱く議論し、グループでまとめた成果を発表し合いました。
さすがに実習の報告会でプレゼンテーションを乗り越えてきただけに、チーム発表の内容だけではなく、説明の仕方も、質疑応答での素早い返答も堂々としたものに変わってきています。

24期生にとっては12月は製造業一色に染まります。流通業実習で培った目的意識を土台に、いっそうのグレードアップを目指してくれることでしょう。

24期製品戦略演習の様子

演習と実習の違いを実感中(平成27年11月18日更新)

24期生は、初めての実習である流通業経営診断実習の真っただ中にいます。
実習3日目までは実習先での現地調査に充てられ、本日からは調査データの分析に入るところです。
実習先で調査してきた内容は経営者ヒアリングに始まり、来店客や来街者アンケートなどの聞き取り調査、客導線調査や通行量調査などの実態調査、そして売上データや在庫データ調査など多岐に及びます。そこから得られる情報量は膨大なものになります。

これまで24期生が演習で分析してきたデータは、ほかの人が調査をし、整理をして分析しやすいように一部だけを切り取ったものでした。それでもA4サイズの資料データは数十ページ分もありました。
一方、実習班が3日間かけて集めてきたデータはその何倍にもなります。これらのデータを分類し、事実かどうかのふるいにかけたものをさらに仕分けてあるまとまりにしていく作業だけでも丸々2日ほどかかるのです。

24期生にとっては初めての経験だけに、さまざまな声も聞こえてきました。
「大変だけど、自分たちの力で調べることは楽しい」という声もあれば、「情報量がハンパないので、分類するだけでも大変な状態になっている」という悲鳴にも似た声もあります。また、「理想的なデータ収集をイメージしていたけれど、現実にはそこまで集め切るのはなかなか難しかった」とか、「チーム全体の成果を上げるために、やっぱり個人の頑張りが欠かせない」といった意見も聞かれました。

まだまだ調査データの分析は始まったばかりです。1週間後の報告会まで、演習と実習の違いを実感する日々が続くことでしょう。


 

24期流通業経営診断実習の様子

オールスタンディング状態で議論百出(平成27年10月28日更新)

24期が開講してちょうど一か月。演習科目が変わるたびに演習グループのメンバー構成も変わります。そろそろ年齢も経験も出身地も異なる人たちとの議論にも慣れ始めてくる時期です。最初はお互いに敬語を使って行っていた会話も、徐々に打ち解けた話し方になってきました。

こうした変化は話し方だけに限りません。グループ討論のスタイルも、身振り手振りを加えたものが増え始め、そのうちに一人が立ち上がってホワイトボードを使って書記役を始めると、ほかのメンバーたちも腰を下ろしたままでいられなくなります。
できるだけ議論が行われている現場、つまりホワートボードや付箋に書かれた文字や図解に近いところで議論したくなるからです。

ブレーンストーミングの極意は、誰かのアイデアにうまく乗ってより良いアイデアを出していくことです。本日の人材マネジメント計画演習でも、多くの班ではメンバー全員が立ち上がり、熱のこもった議論をする姿が目立ちました。頭を寄せ合えば寄せ合うほど、アイデアは連鎖反応を起こして生まれ出てくることを、身をもって体感し始めたのです。

もちろんブレーンストーミングで議論百出して出された豊かなアイデア群を収束させ、一つの答えを導き出すスキルも欠かせません。こちらもこれからの演習と実習でじっくり体感し、身に付けることができるようになります。
来年3月末まで、24期生によるオールスタンディング状態の熱い議論は何度も見ることができることでしょう。
 

24期人材マネジメント計画演習の様子

体感が実感に変わるまでの道のり(平成27年10月15日更新)

開講から約3週間が経ちました。6時間の演習とその復習、そして翌日の演習のための準備に追われていた24期生にとって、最初の山場といえるのが現在取り組んでいる一連の経営戦略形成・経営計画策定演習です。
今日からは経営戦略の形成へと入ってきました。これらの演習はこの後待ち構えている5回の実習に欠かせないスキルを4日間かけて学びます。

演習の内容はほかの多くの演習同様にケース演習であり、経営戦略策定のひとつひとつのプロセスを丁寧にたどって事例企業の経営計画までを作り上げるものです。個人作業も重要ですが、グループワークによって、徐々にグループ全体が習熟し、より実効性の高い経営戦略・経営計画を策定していくことがより重要です。

このプロセスは、一度経験したからといって身に付くほど容易なものではありません。
様々なケースに触れながら、何度も何度も繰り返しながら習熟していくしかないものだからです。
24期生はその第一回目を体感しつつ、これまでの受験勉強の中で学んできたこと、養成課程の先輩から聞かされてきたことが、想像していた以上に険しい道のりなのだと気が付き始めたようです。

しかし、心配は無用です。これから5か月半の間、たくさんある演習と実習の中でこれらのスキルを使う機会が目白押しです。支援実務の場面で役に立てそうだなと実感する日まで、何度も何度も繰り返す日々が続きます。


 

24期経営戦略形成演習の様子

過去と未来の姿が交差する日(平成27年9月30日更新)

3月30日の開講式からちょうど6か月。23期生にとって待ちに待った終講式の日がやってきました。
これまでの人生で経験したことがなかったような濃密な時間を共に過ごした同期の仲間たちとも別れを告げるときです。
しかし、その別れは、中小企業診断士という資格を使って始める新たな人生のスタートも意味します。数多くの中小企業の未来を切り開くべく、23期96名はそれぞれ自分の持ち場に戻って羽ばたく時が来たのです。

修了証書を手渡されたといっても、23期修了生たちはまだ十分な活躍ができるほどの知識も経験も備わっているとはいえません。これまで学んだことを土台にして、さらに学び続けて一人前の支援者として大きく成長していかなくてはならないのです。

そしてこの日、終講式で修了証書を受け取った23期生に替わって24期生のガイダンスがスタートしました。
構内で、6か月間の養成課程が切る替わる瞬間でした。
本日のガイダンスでは、中小企業の支援者として欠かせない資質を話し合いました。また、これまで机上で学んできた一次試験の知識を実際に生かすために必要な心構えについても、じっくりと話を聞くことができました。
開講したばかりの24期生にとっては、まだまだ、今学んでいることがこの先どのように役立っていくのか実感がわかない段階にいます。

その実感がわいてくるのがおよそ6か月後。まだまだ未来の話ですが、毎日を懸命に過ごした23期生の堂々とした後ろ姿は、きっとわかる日が来る、と教えてくれています。

 

23期終講式と24期ガイダンスの様子

総仕上げの残り4日間(平成27年9月14日更新)

23期生にとって、最後の実習である経営総合ソリューション実習の報告会が目前に迫ってきました。
この実習は、11日間で完了してしまう短期決戦型で、8人の班員全員がこれまで培ってきたあらゆるスキルを駆使して報告書を作成しなくてはなりません。
これまでの実習とはスピード感も違いますし、短時間のうちに密度の濃い議論を行い、その解決策と具体的な解決ツールまでを用意する必要がありますが、当の23期生は、その難易度の高さを感じさせないほど落ち着いて一つ一つの作業に没頭しています。

初めての実習では、混沌とした議論を整理する糸口をつかむのにも苦労をしていました。精一杯整理したつもりでも、雑然とした情報がなかなか収束させられない歯がゆさも味わいました。
しかし、4回の実習を経ることで徐々に実力が備わって来たようです。

何をいつまでに行うのか、その根拠はどこにあるのか。タイムスケジュールもロジックツリーも整然としていて無駄がありません。この整然とした状態こそが、6か月間学んだ集大成ともいえるでしょう。
本日、ほとんどの班では、各自が書き上げてきた報告書の内容の摺合せもブラッシュアップも自発的な議論によって着々と進んでいました。

最後の報告会ののちは、班メンバーの力を借りることはできなくなります。独力で報告書が書き上げられるレベルを目指して、23期生たちは残り4日間に没入していくことでしょう。

 

23期経営総合ソリューション実習の様子

山場ばかりの中の一番の山場(平成27年8月21日更新)

23期生は、お盆休みの8連休で英気を養って大学校に帰ってきました。
そして、自宅で詰め直してきた荷物を解く暇も惜しみつつ、2回目の戦略策定実習に入り、すでに5日目を迎えています。
本日は、12ある実習班のほとんどが最も重要な戦略の策定作業を行っています。この実習の中の最大の山場といってもよいでしょう。

2回ある戦略策定実習のうち、最初の戦略策定実習1は10日間でしたが、今回の戦略策定実習2は11日間と1日増えています。その分、より多くの情報を処理することになり、より精度の高い分析が求められます。その分析をもとにした戦略策定とその具体的な改善策が求められるのですから、11日間の日程の中にたくさんの山場が含まれています。そして、この戦略策定をじっくりと磨き上げておかないと、次の解決策の精度、ひいては報告書全体の出来に大きな影響が出ることから、最大の山場ととらえられているのです。

この山場を取り仕切るのは、8人のメンバーのリーダーである班長です。実習先企業との連絡役から始まり、限られた時間の中で速やかに過不足なく議論を進めていく進捗管理と品質管理も班長の役割です。班長をやり抜いた経験は、その後の支援者となって以降にも大きな糧となっているのです。

そんな班長の個性が最も表れるのが、各班で行われる議論の進め方です。今回は、12班すべての議論の様子を紹介してみました。これらの写真からも班長が発揮している個性の一端が垣間見えるかもしれません。

 

23期戦略策定実習2での各班の様子

マンツーマンで窓口相談の極意を学ぶ(平成27年8月7日更新)

23期生は、真夏日連続記録更新中の暑さをよそに、もっと熱い3日間の連続演習に取り組んでいます。演習の名前は、イシュー毎の実務的助言演習、といいます。

先週末に終えたばかりの戦略策定実習では、様々な診断技法を駆使して総合的に企業経営を診断し、その問題解決策までを8人のチームでじっくりと練り上げ提案する、というものでした。
一方、今取り組んでいる演習は、担当者としてたった一人で相談窓口に来られた経営者の話を問診的に聞きながら、適宜その解決策を提供していくという厳しい演習でもあります。


短い相談時間内で最大限相談者から必要な情報を聞き出すためにはヒアリング能力が重要ですが、相談者の話に真摯に耳を傾けられるか、そしてどこまで信頼感を得られるかという傾聴スキルの重要性です。
その重要性を相談者1名と支援者1名というマンツーマンでのロールプレイングから学ぶことになります。

もちろん、相談者に対しては短時間で的確に解決策を提供することも求められます。こちらは他のメンバーの力も借りて対応できますが、それもあくまでも自分の力で聞き出すことができた情報をもとに策定するのですから、その分熱も力もこもることになるのです。

 

23期イシュー毎の実務的助言演習の様子

変化し続ける中小企業を支える支援者として幅広く学ぶ(平成27年7月15日更新)

23期のカリキュラムは、製造業経営診断実習を終えて、折り返し地点に差し掛かっています。

そして、23期生が経営戦略策定実習直前のこの時期に受講しているのが、企業の置かれている状況(イシュー)ごとの特性に合わせて適切なアドバイスを行う能力を養うための演習です。
創業以来50%近くの企業がその本業を変化させている、という統計が発表されています。中小企業診断士は、刻々と変化する外部環境に合わて変わっていこうとする中小企業の支援者として、柔軟でタイムリーなアドバイスをする能力も求められています。
「経営戦略」とひとことで言っても、創業期と再生期では置かれている環境も経営課題も異なるため、その違いをふまえて実習に取り組む必要があるからです。

今週は経営革新のビジネスモデルや国際化、企業連携などの演習が行われています。いずれも、経営戦略を成長過程や経営課題に沿ってカスタマイズすることで、課題を解決していくための内容です。

事例演習とはいえ、すでに2社の経営診断を終えている23期生の頭の中には、実習で得た知見がぎっしりと詰まっています。これらをもとに進められていくグループ討論は、これまでの議論とはまた違った熱さを帯びてきました。
梅雨明け宣言はまだですが、すでに教室内には真夏の暑さで満ちていました。

 

23期国際化・経営革新ビジネスモデル演習の様子

現場体験を生かして必須スキルをしっかり習得する(平成27年6月29日更新)


先週末まで製造業経営診断実習で実習先の現地調査を行っていた23期生たちは、いったん学校に戻って、製造業の現場診断・分析・改善スキルを磨くための演習に取り組んでいます。

製造現場で起きている問題を把握するには、十分な調査と分析を行うスキルが欠かせません。そこで、実習の調査期間を2つに分けています。まず、実態調査を行うスキルを身に付けて現場に入り、実態調査を実施します。そして、そこで得られた実体験をもとに、さらに製造業特有の問題を発見し、解決策を導き出すまでのスキルを演習で身に付けたうえで、改めて製造現場の調査を行うのです。

本日から3日間続く生産システム演習では、演習で使用する事例企業のデータだけではなく、先週までの実習で得られたデータも念頭に置きながら、分析手法や解決策の導き方を学ぶことが求められます。

徐々にですが、23期生たちの頭の中では知識と経験が結びつき、より深い理解が生まれ始めているようです。その完成に至る道筋は険しいものではありますが、これまで以上に班メンバーの結束を固めて議論に集中し、懸命に乗り越えようとしている姿には、たくましさもうかがえるようになってきました。
 

23期生産システム演習初日の様子

品質の高い支援者となるために(平成27年6月17日更新)

今週月曜日には2回目の実習である製造業経営診断実習の班分けと実習先企業名が明らかになり、23期生は本格的な実習対策モードに入りました。
今週は、来週から始まる製造業実習に備えて「工場を見る目」を養う演習が土曜日までたっぷり準備されています。

本日の演習は生産マネジメント演習で、IE手法を用いた現場調査技法を学んでいます。この技法は、生産の3要素である品質・コスト・納期に影響を及ぼす工場内の問題点を発見するためにも欠かすことのできないもので、調査技法だけではなく分析法や分析結果をどのように関連付けて課題解決まで導いていくのかという道筋までを学ぶものです。

23期生は、入校前には製造現場の経験がほとんどないメンバーが多数を占めており、現場の問題といわれてもイメージがなかなかわきにくいのも事実です。多くのメンバーは、首をひねりながら演習ケースを繰り返し読み、用意されたビデオ映像を用いて計測を重ね、その分析結果を同じ実習班メンバーと議論することで。徐々に鮮明なイメージへと塗り替えていきます。

教室内では、これまでの演習以上に一つの画面に頭を寄せ合い、知恵を出し合ってより正しい現場イメージを作るための試行錯誤が続きます。この調査~分析~課題解決プロセスがどれだけ身についたかによって、修了後、中小企業支援者としての品質にも大きく影響するのですから、どの顔にも真剣な表情が漂っていました。

 

23期製造業マネジメント演習の様子

身に付け始めたたくましい笑顔(平成27年6月8日更新)

開講から2か月を経て、23期生はたくましさを身に付け始めました。
それもそのはず、休日も含め2週間にわたる流通業経営診断実習を見事に乗り切ることができたからです。

一度実習を経験すると、それまで机上で学んでいた理論が企業の実像と重なることで、より深い理解と経営者への共感が生まれるようになります。
その結果、演習での事例企業のケース文の読み込みも、より丁寧に論理的に進んでいくようになります。

演習で学んだことが実習で役に立ち、実習で学んだことが演習での学びに深みを加える。その循環を繰り返すことでさらに企業経営への理解が増し、それに伴って自信が深まっていきます。

本日からは、次の実習である製造業経営診断実習のための製造系演習が始まりました。その最初が製造業マーケティング演習で、グループ討論で演習課題に取り組む23期生たちの表情にも、どこか自信めいたにこやかさが感じられました。
この先4回の実習を経ることで、きっととてもたくましい笑顔で終講式が迎えられることでしょう。


 

23期製造業マーケティング演習での23期生の笑顔

机上を学びつくして現場に飛び出す(平成27年5月14日更新)

今週末で23期生は養成課程期間での最初の節目を迎えます。
日々実習を前提とした演習で意見を交わし、知恵をひねり、工夫を凝らし続けた腕を試す日を迎えるのです。
その節目の演習が4日間にわたる流通業マーケティング演習です。
その最終日である本日は、3日間かけて分析した内容を報告書にまとめてプレゼンテーションを行うというスタイルで実施されました。

分厚い事例テキストの中から企業データを細かく分析して、事実の中から問題を一つ一つあぶり出し、その本当の原因に至る長い長い演習で、自分たちの手で調べる部分を除けば、ほぼ流通業経営診断実習そのものといえる内容です。
この演習を終えて、机上で行える範囲はほぼ学び尽くし、吸収しつくしたところで、いよいよ実習本番を迎えることになります。

週が明けると、いよいよ実習先企業も明らかになり、経営診断の現場へと飛び立っていきます。

 

23期流通業マーケティング演習の様子

高い集中力で課題をクリアする(平成27年4月30日更新)

ゴールデンウィークの5連休を目の前にして、23期生は祭日も休まず演習に励んでいます。わずか6か月の間にぎっしりと演習・実習が組み込まれたカリキュラムを一つ一つこなしながら、今は実習に向けた実務的な演習に取り組む期間になっています。

本日の演習は人材マネジメント計画。5月後半から始まる流通業経営診断実習、製造業経営診断実習のいずれでも、必須の分析・改善スキルを学びます。
これまでおよそ1か月間、絶え間なくグループ討議を重ねてきたおかげで、議論の進め方も板についてきました。
何よりも大きな変化は、議論の場面でも課題ケースの読み込みの場面でも発揮される集中力の高さです。限られた時間の中で十分な議論を行うためには、グループメンバー全員が「今取り組まなければならない課題」に集中して思索し、議論する必要があります。
それができるようになってきたということは、この1か月間、演習を重ねてきたおかげで、長い時間深く考え続ける思考の基礎体力が身についてきた、ということもできるでしょう。

とはいえ、まだまだ未熟な部分も多いもので、チームでの議論の結果のプレゼンテーションに対しては他チームから、また講師からも鋭い質問が飛び、もっともっと学ばなくては、という思いを強くしたことでしょう。

23期生は2日からのゴールデンウィーク休暇を挟んで、再び実習に備えた演習で課題をクリアする能力を養っていきます。

23期人材マネジメント演習の様子

アナログもデジタルもフル回転(平成27年4月16日更新)

開講から半月。23期生はグループ討議中心の演習の進め方にも慣れ、いよいよ本格的な経営診断の方法を学び始めました。
今、取り組んでいるのは6日間に及ぶ「経営戦略の形成~策定」演習です。このシリーズ演習で学ぶスキルは実習での診断に直結するだけに、演習時間も長めですが、その内容の濃さもこれまで以上に濃いものになっています。

23期生にとっては、膨大な情報量を持つケース文を読み解いて、事実の山を切り出します。その事実のひとつひとつを大判の付箋に書き出し、グループ分けしながら、徐々にケース企業の特徴を引き出していきます。
ここで大活躍するのは、アナログな手書きの付箋です。それを取りまとめて共有し、ひとまとまりにするためにホワイトボードに書き込んでいき、記録するためにパソコンに入力して出力します。グループで議論をし、その結果をまとめ上げるためには、あらゆるツールを使いこなすスキルも必要なのです。

そして何よりも重要なツールが、人間の頭脳です。1日6時間の演習時間中はグループメンバー全員が持てる脳力をフル回転させ、議論しあうことで、お互いの能力を高めあっていくことの素晴らしさを体感していくのです。
 

23期経営戦略形成演習の様子

早くも全開モード(平成27年4月3日更新)

満開の桜に迎えられて、23期が月曜日(3月30日)に開講しました。
23期生はこれから6か月間演習と実習を重ねて中小企業診断士としての知識と経験を身に着けていくことになります。
その最初の週はプレガイダンスです。
これから演習と実習を受けるために必要なスキルを学ぶ重要な期間になります。

演習と実習で共通しているのは、徹底してグループワークで議論を積み重ねて結論を導き出していくこと。
テキストと問題集で学ぶこれまでの資格取得スタイルとは異なった学び方を身に着けるためには、やはりグループ討論が重要です。自分の意見を押し通すのではなく、多様な意見をよく聞き、ベストな答えを導き出すためにも、早い段階でグループ討議の有用性や楽しさに気づくことができれば、演習や実習での習得度も上がります。

23期生は出会ってからまだ5日目ということで、朝のうちは遠慮がちな討論スタイルでしたが、徐々に打ち解け始め、グループによっては総立ち状態となるほど熱気に満ちた討論に変わってきました。

まだ司会進行の進め方やホワイトボードの使い方など試行錯誤をしながらですが、休憩時間もそこそこに、熱い論戦が続いていました。
 

23期プレガイダンスでの議論の様子

7か月目以降は各自で学ぶ(平成27年3月27日更新)

学生時代の思い出が貴重なのは、短い期間にいろいろなことがぎっしりと詰め込まれているからかもしれません。
開講直後にはとても遠くに感じられた6か月間があっという間に終わってしまった、というのが22期生の偽らざる感想でしょう。
一人の力では乗り越えられなかったたくさんの山場を、同期生同士で支えあい、補い合い走り続けた6か月間は、今日の終講式で終わりを告げます。

しかし、中小企業の支援者としてのスタートは、まさに今日、切られたばかりなのです。これからは、中小企業大学校で学んだ知識と経験を常に最新の状態に更新し続けることになります。7か月目も1年目も10年目も変わりなく学び続ける姿勢こそ、この6か月間の間に学んだ宝物です。

終講式で修了証書を受け取った22期生は、校内で昼食を兼ねた謝恩会を開きました。
そこでは残った時間を惜しむように、何度も記念撮影をし、それぞれの連絡先の交換をし、お互いの健闘を称え、そしてこれからの活躍を誓いあう姿が目立ちました。

謝恩会の散会後、全国各地から集った22期生たちは、再会を約しあいながら、全国各地へと帰途につきました。
 

22期の終講式の様子

マラソンゲートを通り抜けて(平成27年3月13日更新)

22期生は、まさに6か月間の大詰めともいえる経営総合ソリューション実習に入っています。
冬の風物詩と呼びたくなるほど毎週末にマラソン大会が開催されていますが、このソリューション実習は、フルマラソンでいえばいよいよマラソンゲートを通り抜けて、ゴールラインが見えてきた段階といえるでしょう。

本日各班が取り組んでいるのは、実習先企業に対する課題の解決策の全体像を固める作業です。ここまで長い長い期間を駆け抜けてきて、疲れもたまっているはずですが、どの顔もそんな疲れをおくびにも出さずに、いつも通りの議論が続いています。

実習先企業の現状に合った解決策を、より具体的に、より効果的なものにしていくためにはどうしたらよいのか、一つ一つの提案を丁寧に検討し、構築していく作業に没頭し続けた経験は、修了後、大きな力となるはずです。
インストラクターからのアドバイスに耳を傾け、これまで学んできたすべての知識と経験を総動員して議論しながら、ゴールラインめがけて、最後のラストスパートです。

 

22期経営総合ソリューション実習での議論の様子

リハーサルも実践モード(平成27年2月25日更新)

22期も残すところあと1か月となり、実習も4回目の戦略策定実習2が大詰めを迎えています。
22期生は明日の報告会に備えて、切れ目ないスケジュールを次々とクリアしていきます。

まずは、報告書の推敲と校正、そしてプレゼンテーション時に投影する画像資料の作成、報告書の印刷、そしてプレゼンテーションのリハーサルと、まさに息つく暇もありません。
自分たちの手で書き上げた報告書は、自分たちで印刷・製本し実習先にお届けする。そして、その内容を限られた時間内で簡潔にご説明する。それを5回繰り返すことによって、徐々に実践力が備わっていくのです。

さすがに4回目の実習ともなると、明日の報告会を想定したプレゼンテーションのリハーサルぶりも堂々としてきます。どの席に社長様に座ってもらうのか、どのような声量で、スピードで話すのかなど、明日の本番を想定したリハーサルが各班で行われていました。
 

22期経営戦略実習報告会前日の様子

さまざまな支援の現場を知る(平成27年2月5日更新)

経営戦略策定実習は10~11日間をかけて行う短期集中型の大型プロジェクトで、中小企業支援の現場においても、経営戦略の策定は、かなり大がかりな支援策です。
そんな大型プロジェクトを一つ終えたばかりの22期生は、今度は短い時間で結論を導き出す助言能力演習に取り組んでいます。

これは、中小企業支援機関が行っている創業と経営革新の窓口相談業務を、ロールプレイ形式で「相談内容のヒアリング」と「相談内容に対するアドバイス」を行うものです。
これまでの演習・実習とは異なり、非常に短い時間内に必要な情報を聞き取り、その内容に基づいて、実行可能な解決策を作って説明しなければなりません。


この、短時間に、その場で解決をしていかなければならない、というプレッシャーは相当なものです。解決を急ぐあまり、用意した結論に誘導しようとすると「私の要望と違います」と、相談者の意に沿えなくなってしまいます。
「より虚心に相談者の話を聞く」ことの難しさを実感しながら、明日の支援者たちは一歩一歩成長をしていきます。

 

22期創業経営革新助言能力演習の様子

ステップアップする喜び(平成27年1月19日更新)


先週終わったばかりの製造業経営診断実習の疲れも見せずに、22期生はもう一段高いステップに上ろうとしています。
流通業・製造業経営診断実習は「現場」の問題発見と課題解決の段階でしたが、これからはそこに中長期的な視点を交えた「経営戦略」を策定する段階へと進んでいくことになります。


中小企業支援の現場では、多くの場合、今後進むべき道筋をふまえた上での経営計画策定支援が大きな柱となってきます。新たな事業に参入する場面だけではなく、既存の事業でも激しい競争に勝ち抜くためには、すぐに手を付けなければならない現場改善はもちろんのこと、的確な戦略に則った経営計画の策定が欠かせないからです。
その分、支援スキルもステップアップが求められ、その能力を養成するための戦略策定実習なのです。


本日は、経営戦略策定実習のオリエンテーションと実習指導員との実習前の打ち合わせが行われました。
オリエンテーションで心構えと方法論に耳を傾けた22期生たちは、さっそく図書館で追加資料を探したり、実習班の方針を打ち合わせたりと準備に余念がありません。


これから始まる経営戦略策定1実習は3回目の実習ではありますが、戦略と名づいた実習では1回目に戻ります。その貴重な機会をぜひ活かしたい、という熱気が各教室に満ちていました。

 

22期戦略策定実習オリエンテーションと打ち合わせの様子

賀詞交換代わりに議論の応酬(平成27年1月8日更新)

22期生は、新年のあいさつもそこそこに済ませて、早くも製造業経営診断実習が佳境に入ってきました。昨年末に出された宿題を立派にこなした成果が、年末年始で冷え切ってしまった教室を熱く沸き返らせています。


消費者の視点から調査・分析と進めることのできた流通業実習とは違い、実生活での経験値の少ない製造分野での調査と分析には、様々な困難が付きまといます。とはいえ、経営診断という点では共通点も多く、これまで学んできた知識や手法を総動員して立ち向かうことで、徐々に結論が導き出されてきます。
演習での議論も熱い議論が交わされますが、実習での議論が根本的に違うのは、製造現場から自ら集めてきた生きたデータをもとに、肌で感じた「あるべき姿」を追い求めるからです。


本日は、来週火曜日(1月13日)に差し迫ってきた報告会を前に、各実習班は調査結果から導き出された問題の真因にたどり着こうと知恵を振り絞っているところです。
一人の力ではなしえないほどの量の調査データも、班員で手分けして分析してその結果を共有しながら全員で再評価をすることで価値ある提案に変化していきます。
そんな化学変化を経験することも、実習の醍醐味といえるでしょう。

 


 

22期製造業経営診断実習の様子

インターバル期間の宿題(平成26年12月26日更新)

開講から3か月余り。多くの土曜や祝日も演習と実習に明け暮れていた22期生は期間的には折り返し地点に差し掛かかり、明日からようやく待ちかねていた年末年始休暇に入ります。ここで10日間ほどのインターバルが挟まることで、リフレッシュをして年明け早々からの製造業実習後半に向かうことになります。

今年最後の演習日には、休み明けから再開される製造業経営診断実習に備えての製品戦略演習に精一杯取り組んでいます。

この時期の演習では、議論のレベルが上達してきて、教室内の雰囲気も熱っぽいものを帯びてきます。一度実習を経験したことで、それぞれの役割分担やゴール(求められる結論)を念頭に置いて無駄のない議論が進められるようになり、その分議論をより深めることができるようになっているのです。

そんな状態に至ったところでの10日間のインターバルをいかに活用するか。
演習の休憩時間には、実習班のメンバーがお互い休暇中に調べてきたり考えてくる内容を確かめあう姿がそこここで見られました。
今日の演習の内容も、当然その宿題の中には織り込まれ、まるでインターバルなど全くなかったかのように、年明け早々から製造業実習の議論が始まることでしょう。

 

22期製品戦略演習の議論と発表の様子

ものづくり企業支援の第一歩(平成26年12月4日更新)


先週終わったばかりの流通業経営診断実習の余韻も消えぬうちに、22期生は早くも製造業経営診断実習へと大きく舵を切りました。
すでに実習オリエンテーションも終え、実習班メンバーも発表されて、具体的な実習先企業のイメージを膨らませながらの演習を迎えています。


本日、取り組んでいるのは製造業診断では欠かせない原価計算の演習です。ケース企業のデータをもとに原価計算を行うのはもちろんのこと、算出したデータから問題点を抽出して、その改善策までを導き出すところまで個人ワークとグループワークで学びます。


製造業経営診断実習が始まるのは今月15日からです。流通業実習を終えてからの2週間は、製造業への頭の切り替え期間としても役に立ちます。そして、この間にIE分析を中心に様々な技法と知識を演習を通して学び、すぐに実習の場で体験することで磨かれていきます。


製造業経営診断実習で最も大切なことは、現場をよく見ることです。22期生は現場をよりよく見るために必要な知識と技法を学び、戦略策定実習で改善方法を学ぶことで、ものづくり企業の支援の舞台にも立てるようになるのです。

 

 

22期生産マネジメント演習の様子

個人ワークとグループワークの両立(平成26年11月20日更新)

22期生は初めて経験する経営診断実習の真っただ中にいます。
水曜日までは実習先企業での各種実態調査を行い、昨日から何が問題なのか、その問題が起きている本当の原因(真因)は何なのかをグループ討議で明らかにする段階に差し掛かっています。


実習先で収集してきた情報はヒアリング情報をはじめとする文字情報もあれば売上やアンケート調査などの数値情報もあり、現地で撮影した写真や地図などの図形データも加えて膨大な量になります。
これらのデータを8名のメンバーがそれぞれ分担して入力から分析までを行い、グループメンバーに対して発表しながら共有していきます。共有された情報をグループ討議で細かく分析し、関連付けをしながら本質的な問題を抽出するのです。
そして、再び役割分担を決めて報告書の執筆に入り、報告会でも自分の担当部分のプレゼンテーションを行います。


これまでの演習では、あらかじめ分析対象となる情報はすべて与えられたものを使っていました。しかし、実習ではそうした既存のデータはありません。グループメンバーがそれぞれ担当を決めて、その範囲は責任を持ってきっちりと調べ、責任を持って分析することで、はじめて実習先企業の実際の姿が見えてくるのです。
一方、グループ討議の場面では個人の分担を超えて、能動的に議論に参加してより多角的に調査データの分析を行わなければなりません。


個人ワークも大事、グループワークも大事。その積み重ねでどんどんチームワークが出来上がっていきます。

 

22期流通業実習での個人ワークとグループワーク

本番同様に全力投球(平成26年11月6日更新)

月日の経つのは早いもので、22期生が学ぶ演習の内容も、実習の本番さながらの本格的な経営診断といえる内容になってきました。


月曜日から本日までの4日間は流通業経営診断実習を想定した事業診断演習で、調査データの分析から問題の抽出とその真因の究明までを行うものでした。実習さながらというのは、報告書の作成はもちろん、報告内容を盛り込んだスライド資料までを作成するものです。
その最終日となる本日は、3日間かけて作り上げた診断内容の報告会が行われました。
これまで学んだ分析手法とロジカルシンキングを駆使して導き出した結論は、どのチームの内容も聞きごたえのあるものでした。


いよいよ明日には初めて迎える実習のためのオリエンテーションに続き、班編成と実習先企業が明らかになり、指導員との顔合わせも行われます。
目の前に迫ってきた実習に備えるために、今回の演習でも実習本番同様に全力投球で臨み、発表が終わって一気に緊張感がほぐれたのか、さわやかな笑顔も残してくれました。

 

 

22期流通業マーケティング演習の様子

支援者らしさの第一歩(平成26年10月23日更新)

開講から4週目に入り、22期生はケース・スタディによる演習スタイルにも慣れて、グループ討議を行う姿も板についてきました。しかし、ここから1か月もしないうちにはじめての実習が始まりますので、スムーズな議論の進め方だけではなく、深め方の面でもスキルを引き上げていかなくてはなりません。


本日学んでいるのは、企業支援を行う上で欠かすことのできないコンサルティングの進め方の演習です。養成課程では経営診断までを学びますが、診断結果に基づいた改善や改革の実行支援までが支援の全体像であることをしっかりととらえておく必要があるからです。


演習は演習時間前に個人で行ったケース文の分析に基づいて課題解決策のグループ討論を行い、グループの結論の発表と続き、最後は他のグループメンバーからの質疑応答、そして講師からの講評という順に進んでいきます。
このプロセスは、個人の視野をグループの視野へと広げ、グループの視野をクラスの視野に広げ、クラスの視野を支援の専門家の視野へと広げるプロセスをたどっていきます。
このように日々培われていく広い視野が実習の、そして修了後の支援の現場で必ず役立ちます。

 

22期コンサルティングプロセス演習の様子

思考法を学んで、6か月間に備える(平成26年10月6日更新)

秋も深まり始めた9月30日、中小企業診断士養成課程第22期が開講しました。
22期生はオリエンテーション・ガイダンスを終え、いよいよ本格的な演習漬けの日々が始まりました。


その初日の演習は「コンサルタントの思考法」です。演習も実習もグループワークによる議論を経て前進していくものですから、これからの6か月間の間に学ぶカリキュラムを乗り越えていくために、最も基本的で汎用性の高い能力がきっちりと論理的に考える能力だからです。


この能力を培う演習も、座って講師の話を聞くだけでは済みません。聞いたばかり、学んだばかりの考え方や方法を、自ら実践してみることで、その実効性が理解でき、後々大きな糧となり血肉となっていくからです。


まだ初々しさの残る22期生ですが、早くも学んだばかりの思考法とツールを使いこなしながら遠慮しあうことなく積極的に議論を戦わせていました。


講義と議論に集中している間に東京を直撃した台風18号も足早に通り過ぎ、演習時間が終わるころには、きれいな夕日が校舎を染めていました。

 

22期コンサルタントの思考法演習の様子

同期生という宝物を土産代わりにして(平成26年9月29日更新)

21期生にとっては長いようで、あっという間だった6か月間が経過し、いよいよ終講式を迎えました。
中小企業診断士養成課程の6か月間で得られたもの。
演習で学んだ知識を知恵に変える手法。そして、実習で学んだ知恵を実践の場で役立つよう展開する技術と心構え。
これらとともに、彼らにとっては「同期生」の存在も大きなものであったでしょう。

終講式を終えた21期生に、「同期生を通じて得られたものは何?」というテーマでインタビューをしてみました。


・異なる意見や異なる視点を交えて議論しあうことで、これまでとは違った方法、角度から物事を見たり考えたりできるようになったことだと思います。
老若男女の混成チームである同期生との学びが自分を大きく成長させたと思います。

・積極的な学びができたことです。実習班では最年少メンバーでしたが、年齢の差や経験の差があるからと遠慮することなく、違うことは違う、同意できることは同意できると話ができることが「同期」の良さだと思います。


21期生は雲一つない青空のもとで全員の集合写真を撮り、それぞれに期された役割を果たすべく、同期生との別れを惜しみつつ帰途についていきました。

 

21期生の集合写真

泣いても笑っても最後の演習(平成26年9月3日更新)

3月31日の開講式から5か月あまりを経て、21期生は最後の演習を迎えました。2日間にわたる「総合経営演習」です。
金曜日からは最後の実習である経営総合ソリューション実習が始まり、これまで学んできたホーム教室で学ぶ最後の機会にもなっています。


今日の演習では、これまで学んできた知識と、実習で培ってきた経験を、修了後にどのように実践で役立てるのかを強くイメージさせる内容でした。
ケース文を読み解きながらグループ討議を通して設問に答えていくという形式はこれまでどおりですが、支援を求める中小企業経営者に寄り添いながら、いかに具体的で効果のあるアドバイスができるのかを、より意識しながらの議論は、真剣そのものです。
それでも、5か月以上を共に学び議論を重ねてきた仲間相手ですから、緊張感ばかりではなくリラックスしてそれぞれの考えの良いところを認め合う和気あいあいとした姿も見られました。


演習が終了すると、いよいよ最後の実習に専念するのみです。次の演習や実習を思い浮かべる必要もないのですから、思う存分経営総合ソリューション実習に打ち込んでくれることでしょう。今年の東京の夏は、すでに終了モードですが、東大和市のこの場所だけは、まだまだ暑い夏が続きそうです。
 

21期経営総合演習での議論と発表の様子

あるべき姿を実現する道筋(平成26年8月22日更新)

21期生は8日間の夏休み期間に英気を養って東京校に帰ってきました。
休み明けは初日から戦略策定実習2が始まり、本日はひとつの山場である経営戦略の策定とその実行策の検討を行いました。


この経営戦略策定実習では、製造業経営診断実習で抽出した課題とその真因を解決すべく、最善の解決策を導き出すものです。
各班では、それぞれが選んだバリューチェーン分析や関係要因分析などの整理手法を駆使しながら、企業のあるべき姿、ありたい姿の実現策を考えていきます。


しかし、5日後に報告会を控え、短期間のうちにより良い答えを出そう焦るあまり、どこかで大切な情報を見落としがちな面もあります。そんな時にインストラクターの注意が入る場合もありますが、必ずメンバーの誰かが、不足する要素を見つけ出して戦略の中に盛り込みます。年齢も経歴も異なる班編成が効果を発揮する場面です。
全員の理解が一つにそろって、ようやく報告書の姿が見えてきます。今日が山場というのも、班員全員がこれまで培ってきた知識と経験を総動員する必要があるからです。

個性的なメンバーで構成されたチームを通して学んだ経験は、何にも代えがたい貴重な財産として修了後にも役立つことでしょう。

 

中小企業診断士養成課程第21期戦略策定実習2での議論の様子

確かな手ごたえ(平成26年8月5日更新)

開講から4か月が経過し、21期生の立居ぶるまいがどんどん洗練されてきています。
すでに3回の実習を経験し、演習科目も残り少なくなってくると、知識と経験が密接につながり始め、議論もそつなくこなせるようになってくるのです。
このことは、できるだけ無駄を省きながら、核心的な部分に限られた時間を集中することで、より的確な改善策を導き出す能力が備わってきたということでもあります。


本日の演習科目は、Aクラスが企業再生、Bクラスが創業ビジネスモデルという対極的な経営課題解決演習でした。中小企業診断士として求められる支援スキルは経営局面でも対応できる必要があります。
それぞれの局面に特有の条件とすべての企業経営で普遍的に欠かせないセオリーの両方の知識を使って、短時間のうちにそれぞれのチームが最適解を競い合いました。
どのチームの議論の場でも、また議論の結果のプレゼンテーションでも、21期生の顔には「問題の本質に一歩近づいた」という自信に満ちた表情が浮かんでいました。


今週末からのお盆休みを挟んで、いよいよ経営戦略策定実習2と経営総合ソリューション実習が待ち構えています。この時期の演習でつかんだ確かな手ごたえは、きっと実習の場で成果につながることでしょう。

 

21期企業再生・創業ビジネスモデル演習の様子

暑いなんて言ってられないほど熱い議論(平成26年7月25日更新)

東京地方は梅雨明け宣言が出されて以降、ずっと真夏日と熱帯夜が続いています。
そんな東京地方の中でも最も暑い場所は、東大和市かもしれません。

その理由は、21期生が戦略策定実習1期間中で、熱のこもった議論を戦わせながら経営診断報告書を作成している最中だからです。


本日の実習は、流通業経営診断実習で行った現状分析データをもとに、実習先企業のあるべき姿に向かってとるべき戦略は何か、それを実現するための具体的なアクションプランにはどのようなものがあるかを探し出す作業です。


21期生は、知力だけではなく、気力も体力も振り絞るようにして戦略のもととなるアイデアを生み出そうと懸命です。そこに、さらに担当インストラクターから燃料を追加され、さらに熱い議論へと駆り立てられていきます。
鉄は熱いうちに打て、の格言どおり、まさに、溶鉱炉の中で銑鉄を真っ赤に溶かすほどの熱い作業になっています。
 

21期経営戦略策定実習1の様子

七夕の夜も報告書漬け(平成26年7月7日更新)

21期生は製造業経営診断実習が佳境に入っています。

本日は、多くの班で実習報告書の読み合わせが行われています。読み合わせとは、文字通り報告書を読み上げながら、製造現場で確認した事実と相違ないか、自分たちがたどりついた問題の真因にきちんと結びついているか、メンバー間で問題意識が共有されているかを確かめる作業です。
8人が担当分けして執筆しているので、体裁の統一や漏れやダブりの確認、誤字脱字の訂正などももちろん重要ですが、診断目的にかなった内容の確認が最も重要な部分ですので、丁寧に一言一句を確かめるように進めていきます。


読み合わせが進んでいくと、全体の論理構成の確認を始める班もあり、工程分析のフローを使って問題点の再確認を行う班もあるなど、それぞれの班の動きも慌ただしくなってきます。そして、全員が流れを確認し終えたところで、各自の受け持ち部分の訂正作業に入ります。


すでに流通業経営診断実習で実習は経験済みではありますが、勝手が違って、当初思い描いていた作業計画通りにはなかなか進んでいないようです。製造業経営診断実習も残すところあと3日、雨雲に覆われた七夕の夜空を観賞する時間も報告書のチェックや執筆に充てられることでしょう。


 

21期製造業経営診断実習の様子

現場に即した理論の活用を深める(平成26年6月30日更新)

21期生は6か月間に及ぶ養成課程の折り返しの時期に差し掛かっています。
本日から3日間は、製造業経営診断実習中のインターバル期間として、製造業に関するより具体的な演習に取り組んでいます。


この3日間の演習は、実習前半でIE手法を駆使して製造現場の計測を行ってきて、より具体的な現場のイメージをもとに、より精度の高い調査を行うためためのものです。複雑な分析技法も、現場体験を通してより深い理解につなげることができます。


座学形式で理論を学び、事例企業のケースをもとにその活用方法を学ぶことで、今週後半から再開される現地調査の精度も、きっと高まることでしょう。
教室内には、講師の説明の一言一句を頭の中に刻み付けるように聞き入り、ノートに書き込んだりパソコンに打ち込んだりする真剣な表情が並んでいました。

21期製造システム・生産管理演習の様子

長い助走付きの実習のスタート(平成26年6月9日更新)


はじめての実習だった流通業経営診断実習を終えて、まだ1週間もたっていませんが、早くも21期生は次なる実習に入ろうとしています。


本日は2回目の経営診断実習となる製造業経営診断実習のオリエンテーションと担当インストラクターとの顔合わせが行われました。実習そのものは24日からですが、いきなりトップスピードで走りきるのではなく、2回目の実習先企業の業界研究と製造現場の分析スキルのインプットと並行しながら進めていき、徐々にギアアップをしていく方式に変わります。


午前中のオリエンテーションでは、班編成の発表も行われました。実習先企業が明らかになったことで、すぐに図書館の蔵書やインターネット検索を試みる班もあれば、チームリーダーを決め、それぞれの役割から固めていく班もあり、実習先企業の業種業態に沿った診断イメージ合わせにも、それぞれ工夫が見られました。


そんなイメージ合わせを担当インストラクターと行っている21期生の教室に、中小企業診断士制度の普及を目的としてタイ工業省産業振興局の職員12名とコンサルタント16名他30名余りの方々が見学に訪れました。21期生がグループワークによる議論を中心に経営診断技法を学んでいる姿に、熱い視線を注いでおられました。

21期製造業実習オリエンテーションの様子

実習直前の試練(平成26年5月21日更新)

 

21期生は明日から待ちに待った実習に入ります。最初に取り組むのは流通業経営診断実習です。
開講から2か月間近くも演習を重ねてさまざな知識とスキルを学んできましたが、ようやくその力を試す段階にたどり着いたということです。
昨日から2日かけて習前の最後の演習である情報化支援演習が行われています。事例企業に対する情報化企画書の作成を行うもので、今日の午後からは各班で取りまとめた企画内容の発表会が行われました。

 

実習の中でも情報化による経営の効率化支援は大きなテーマとなっています。各班が取りまとめた情報化企画書は、現在の業務フローを分析し、その中から解決すべき課題を抽出し、システムの導入やその効率的な運用によってその解決策を提案する内容でした。


各班の代表者は15分間の制限時間内にすべての項目の説明を終えなければなりません。説明が終わると他班のメンバーから質問が飛んできます。その質問に答えた後は、講師との質疑応答があり、最後に内容に対する評価を受けます。これから始まる流通業・製造業実習を念頭に置いた意見ですので、実現可能性や現場に即した運用方法まで高いレベルの叱咤激励が飛びます。
支援の現場で求められるレベルを実感することは、実習の場面でも必ず役立つ経験です。この試練を乗り越えてようやく、実習がスタートできるのです。


 

21期情報化支援演習の様子

初めて作る報告書(平成26年5月8日更新)

今月下旬から流通業経営診断実習が始まります。21期生はそれまでの期間を初めての実習である流通業経営診断実習に備えた演習で必要な知識とスキルを身に付けていきます。


本日取り組んでいるのは店舗施設マネジメント演習です。中小企業診断士一次試験科目である「運営管理」のうち、店舗・販売管理分野を対象として、具体的で現場に即した解決策を実現するためのスキルを学びます。
特に今回の演習では、チーム・個人の成果物として「報告書」の体裁に仕上げてプレゼンテーションを行うことが求められています。いきなり実習で報告書を作成するのではなく、一つ一つのステップを踏んで、より精度の高い報告書へと仕上げていくことで中小企業支援の現場で役立つスキルとなるからです。


21期生は、事例企業の実態に即した、販売戦略および店舗改装計画提案を、収支シミュレーションまで踏み込んで作成しました。こんなところでも、すぐ隣に相談相手がいて、互いの考えを重ね合わせながら仕上げていく実習スタイルの予行演習が繰り広げられていました。

 

 

21期店舗施設マネジメント演習の様子

学んだばかりの思考法を具体例で磨く(平成26年4月23日更新)

第21期生のカリキュラム内容は、3週目に入って徐々に基礎から応用へと具体性を帯びてきました。実習もそう遠くない日に始まることを予感させます。


今日明日で取り組むのは組織診断です。これまでに学んだ思考法や経営戦略策定手法、コンサルティングの進め方などを「経営診断のための道具」の獲得期だとすると、今日からは、学んだ道具や手法を使って、実習さながらのケース分析を行い、腕を磨いていく時期に入りました。
しかも、この腕磨きは、個人作業で行うものではありません。個人ワークで解読した内容をグループワークで議論して磨き上げていく作業になります。


まだ開講してから日も浅く、初めて同じグループメンバーとなる同期生同志で「よろしくお願いします」と挨拶をしあう姿はまだ初々しいですが、議論の中身は徐々に熱を帯び始めてきています。

 

 

21期組織診断演習の様子

一生もののスキルをガイダンス段階で学ぶ(平成26年4月4日更新)

第21期は、3月31日に開講したばかりで、今週中はガイダンス期間となっています。
もちろんガイダンスといっても、6か月間の養成課程で学んでい行くうえで欠かすことのできないスキルを習得するためのものですので、日曜日から始まる演習と何ら変わるところはありません。


中小企業診断士養成課程のすべてのカリキュラムは、グループワークによる演習と実習で成り立っています。個人作業の部分も当然ありますが、個人の資質だけでは導き出せない課題解決策をグループワークによって導き出すことが求められます。同じ情報、同じ問題意識をメンバー間で共有しながら、意見を交換し合い、考え方を整理してより良い結論を導き出していくためには、共通した議論のスキルが必要になります。
本日のカリキュラムは「グループディスカッション・問題解決」で、まさにその議論に欠かせないスキルを、講義と議論の実践を通して学ぶ時間になりました。


明日(土曜日)はお休みですが、早くも議論漬けの日々が始まりました。
これから半年の間の演習と実習を通して、修了生のだれもが「一生もののスキルを得た」と振り返る議論のスキルはどんどん磨かれていきます。

 

 

21期グループディスカッション・問題解決演習の様子

満開は次のステップ(平成26年3月28日更新)

例年であれば構内のあちこちで春の花々が咲き誇る時期ですが、20期の終講式は花々からの拍手喝采ではなく、ともに花を開こうという励ましの声の中で執り行われました。


森田校長も祝辞の中で、一人前の中小企業診断士となるにはこれからの努力が必要だ、と述べましたが、まさに今日が満開状態なのではなく、咲くための準備がようやく整っただけという意識が終講を迎えた20期生の胸の中にも芽生えたことでしょう。
中小企業支援の現場では、彼らの帰りを待ちかねている人たちがたくさんいます。そうした人たちの期待に応えるためにも、自ら進んで学び、考え尽くしてより良い解決策を導き出そうとして努力してきた経験が必ず役立つはずです。


終講式の後に催された謝恩会の場では、半年間机を並べて学んだ仲間との別れを惜しむ姿とともに、無事に終講を迎えられたことへの喜びの声にあふれていました。

終講式を迎えた20期生の様子

大雪を解かす白熱の議論(平成26年2月20日更新)

第20期が開講して4ヵ月半が経過しました。早いもので4回目の実習である戦略策定実習2が佳境に入ろうとしています。
一方で、東京校の構内には前週末に降り積もった記録的な大雪が解け切らずに残り、日光が降り注いでも冷え冷えと固まったままです。


20期生は昨日まで大雪の影響の残る中、実習先を訪問してヒアリングや追加調査を行ってきました。
今日からは収集してきた様々なデータを共有し、整理しながら戦略を導いていく作業がスタートします。


朝9時40分の実習スタート時点ではまだ白いままだった壁面に貼られた模造紙やホワイトボードは、瞬く間に付せんやマーカーの文字で埋まっていきます。こうした舞台装置が整ったところで、一つ一つの事実の確認を行い、重要度や優先度をふまえてどのような戦略を導き出していくのかを議論していくのです。


実習が行われている教室の外の風景はまだ白い雪景色のままですが、教室内は白熱した議論で沸き返っていました。

 


 

20期戦略策定実習2の様子と雪に覆われた東京校内風景

報告書を磨きあげる読み合わせの日(平成26年2月3日更新)

 鬼を払う節分の今日、20期生は流通業の経営戦略策定実習もいよいよ大詰めの段階に入っています。


主な作業は大きく分けて二つです。
ひとつは、書き上げられた報告書を全員でチェックする「読み合わせ」で、もうひとつが、確認が済んで完成した報告書の内容を、2時間の報告会でしっかりとお伝えし切るための「プレゼンテーションの練習」です。
今回のトピックスでは、前者の「読み合わせ」を取り上げます。


これまでたっぷりと議論して作り上げた戦略ですが、実際には、「組織・人事」や「商圏・顧客」「マーチャンダイジング」、「プロモーション」などといったテーマごとに担当分けをして解決策が執筆されています。
解決策には具体的なアクションプランまでが策定され、相互に関連しあって課題解決できるかどうか、また相乗効果を発揮できるかどうかを、これまでの戦略策定プロセスをたどりながら確認しなくてはなりません。

この作業が読み合わせです。

 
100ページ前後というボリュームたっぷりの報告書を丹念にチェックしていく作業は、他のパートの内容を熟知することにもつながります。全体を俯瞰してチェックする経験は、終了後にもきっと役立つことでしょう。

 

 

20期経営戦略策定実習1の読み合わせの様子

一番伸びる時期を迎えて(平成26年1月20日更新)

20期生は先週終えたばかりの製造業経営診断実習の疲れを癒す間もなく、これまでの経営診断1の段階から経営診断2のステージへとステップアップしました。実習の名称も経営戦略策定実習となり、より高度な能力が求められることになります。
本日は戦略策定実習に入るためのオリエンテーションと、実習担当インストラクターとの打ち合わせを行いました。


戦略策定実習では、これまで以上に自ら学び、お互いの切磋琢磨の中から答えを導き出していくことが求められます。
午前中のオリエンテーションでも、「この戦略策定実習の期間が最も伸びる時期です。自らリミットを設けないで積極的に取り組んでください」と励ましの言葉も掛けられました。


今回はオリエンテーションの会場で2回の実習を終えた感想の声も伺ってみました。
・想像していた以上に実習は難しかった。特に流通業実習は全てが初めてのことばかりで大変でした。経験上そこまで突っ込んで調べたり考えたりしたことがないので、一つ一つが新鮮でした。
・実習先、班メンバー、インストラクターに恵まれて充実した実習でした。一人の人間として何とかしてよい提案ができないかと思いました。中間報告会ではハードルの高い宿題を出されていますので、お応えできるようがんばるつもりです。


 

20期戦略策定実習オリエンテーションと打ち合わせの様子

壁面を使って壁を乗り越える(平成26年1月9日更新)

新年の挨拶もそこそこに、20期生は早くも製造業経営診断実習に打ち込んでいます。


問題の真因を探すプロセスは、流通業経営診断実習で経験しているとはいえ、具体的なイメージがわきにくい製造現場での調査と分析はまた別な難しさを備えています。
特に分析作業は、これまで自分たちの手や足で調べ上げた様々な情報を、いろいろな角度から分類し、整理しながら根本的な問題へとまとめていく作業です。根本的な問題には、必ずその本当の理由(真因)があり、その真因を共有するところから解決策が導き出されていきます。

 

実は、こうした作業を行っていくのに重要な役割を果たしているのが、ホワイトボードと実習の舞台である教室の壁面です。
壁面に模造紙を貼り巡らせて、大判の付箋に書き出した重要項目やデータのプリントアウトなどがずらりと並ぶ風景は、まさに圧巻です。
常に同じ情報を共有しながら、お互いの目の前で考え方を整理し並べ替えていくことで、導き出された結論までの議論の流れも明らかになっていきます。そのため、多くの議論はメンバー全員が立ち上がって、壁の前で行われるのが通例となっています。


報告書の執筆段階に入るとメンバーは個人作業に入ります。壁面の貼られた議論の記録は、議論のプロセスを確認しながら書き進めていくために、報告会までそのまま残されるのです。


 

20期製造業実習の様子

混成チームで交わすフレッシュな議論(平成25年12月26日更新)

20期は通常AB二つのクラスに分かれており、演習も実習も基本的なメンバー構成は自分たちの属しているクラスの中でのみ編成されます。
ただし、例外もあります。今日の「製品戦略」演習は、その例外の一つです。

 


今回の演習では、班編成もABクラスの混成チームです。およそ半年間同じクラスメンバーと議論を重ねてきているところで、これまで挨拶を交わす程度の付き合いだった他のクラスのメンバーと机を囲んで議論します。


いつものと違った教室で、いつもとは違ったメンバー構成での議論。

同じカリキュラムで学んでいるとはいえ、やはりクラスが違うと、少し雰囲気も異なります。

異なる意見をすり合わせていく方法にしても、一つ一つ丁寧に積み重ねていくことが求められるため、議論を進める中で、これまでの演習とはまた違ったフレッシュな感覚が得られたようです。
議論して得られた結論に対しては、他班から厳しい質問も問いかけられてきますが、それにチーム一丸となって対応していくことで、チームワークが固まっていき、同期のつながりは膨らんでいきます。


今日の演習を終えると、20期生たちは年末年始のお休みに入ります。
しかし、休み明けの7日からは、早くも製造業経営診断実習の後半戦に入らなくてはなりません。どのように11日間を過ごすか。休憩時間はそのあたりの議論に熱がこもっていました。


 

20期製品戦略演習の様子

最初の実習もラストスパート(平成25年11月25日更新)

開講した頃には、まだ緑にあふれていた東京校内も、黄色い落ち葉のじゅうたんが敷き詰められています。20期生は、この間の木の葉の変わりよう同然に、大きく変貌を遂げようとしています。


明日11月26日に、いよいよ流通業経営診断実習の報告会を迎えます。最初の実習は想像以上に大変なものです。歴代の修了生も口を揃えて語り継いでいますが、20期生も同様に、生みの苦しみと戦っています。


20期生が格闘しているのは、分析すべきデータがあらかじめ用意されている演習とは異なり、実習先企業の実態を明らかにするために自らが汗を流して集めた調査データです。ひとつひとつのデータの意味を解析し、それを組み合わせて実態を把握し、真因を抽出する作業は、演習とは比べものにならない桁違いの量となります。


明日の報告会に向けて、各教室では報告書の読みあわせや印刷と製本、プレゼンテーションの練習、そしてお互いの報告内容の最終調整など、息をつく間もなく続けられ、寒風の吹く構内とは正反対の熱気に帯びた雰囲気になっていました。

 

 

20期流通業経営診断実習の様子

早くも本番モード全開中(平成25年11月7日更新)

約1ヵ月の演習期間を過ぎる頃から受講生の頭には「実習」の二文字がちらつき始めます。まだ6ヶ月のカリキュラムが始まったばかりのようでいて、ここからは、実習と演習が入り混じって進行していく忙しい日々が始まります。
先週末から行われている「流通業マーケティング演習」では、まさに実習の予行演習が行われ、20期生は机上ではありますが実習モードを体験中です。


本日の演習内容は3日間かけて分析した膨大な事例企業のデータから導き出された真因を報告するプレゼンテーションです。各班は「流通業経営診断実習」の報告会を想定して、1班30分の制限時間内に全ての報告内容を説明しきらなければなりません。また、自分の担当パートの発表だけでは終わらず、報告内容に対して他班から飛んでくる鋭い質問にも的確に答えなければなりません。


各教室には、濃厚な議論とプレゼンテーション、質疑応答に加え、講師からの叱咤の声も加わって、本番さながらの熱気があふれていました。


 

20期流通業マーケティング演習のプレゼンテーション

休憩中でも話すことといったら(平成25年10月24日更新)

開講から20日を過ぎ、20期生はグループ討論中心の演習スタイルにも慣れてきました。
演習は開始時間までに各自で検討してきたケース文を、その日の課題に応じてグループで討論し、その結果を発表して他のグループとの意見交換を行います。他のグループからの質問や意見は、新たな視点の発見にもなり、より深い議論の進め方にも大きな役割を果たします。
この討論スタイルは、演習はもちろん、実習でもほぼ同じスタイルで進行していきます。


90分毎にはさまれる休憩時間は、こうした議論で加熱してしまった頭脳を、いったんクールダウンして再び議論に集中するためにも必要不可欠な時間です。しかし、多くのグループでは、休憩時間の雑談が道をそれて、先ほどまでの議論の内容へと進んでいき、そのまま休憩終了という姿があちこちで見られました。


鉄は熱いうちに打て、とよく言われますが、寸暇を惜しんでお互いの考えを話し合う活発な議論の流れは、これから進んでいく養成課程の演習と実習での議論のレベルアップに、きっと役立つことでしょう。

 

 

20期コンサルティングプロセス演習の様子

実習を想定したインプットがスタート(平成25年10月3日更新)

10月1日に開講したばかりの20期生は、オリエンテーションを終えて早くも実習での活用を想定したマーチャンダイジング演習に臨んでいます。


各人の机の上には配布されたばかりの分厚いテキストが4冊、所狭しと並んでいました。このテキストは、今日1日の演習分のテキストであり、11月中旬に始まる流通業経営診断実習までに熟知しておかなければならない内容を含んでいます。
どの演習の内容も、実習での活用を前提とした実践的なものになっています。カリキュラム上は演習と実習と分かれていますが、その内容はすべてつながっているのです。


演習時間中の受講生席からは、ペンを走らせたりテキストのページを繰ったりする音以外は全く聞こえませんでした。実習での活用場面を織り交ぜた講師の説明を、一言も聞き漏らすまいと講義に集中し切っているからです。
打って変わって休憩時間には、リラックスした笑顔で和やかに談笑する姿が目に付きました。

 

 

20期マーチャンダイジング演習の様子

ひとり立ちへの期待と覚悟(平成25年9月30日更新)

「あっという間の半年間でした」
それが、終講式を終えたばかりのある19期修了生が話してくれた第一声でした。
こんなに時間が経つのが早いとは思わなかった。
人生で一番勉強した期間だった。
楽しいことも、苦しいことも共に乗り越えた仲間が心強かった。
と、色々な声が聞こえました。

 
開講式では、どの受講生の顔にも不安と期待が交錯した表情が表れていました。
そして半年後の終講式では、どの顔にもひとり立ちへの期待と覚悟が交錯した表情となって表れていました。
 

期待と覚悟の表れた表情の理由は、無我夢中の半年間で知識と経験、そして同期という強い味方を得て、明日から中小企業の経営支援の先頭に立つからです。
受講前の職場に戻る人もいますし、新たな部門に配属になる人、別な組織のメンバーに加わる人、そして独立して自らの道を切り開く人もいます。それぞれが与えられた役割、自ら担う役割に全力で立ち向かってくれることでしょう。
それぞれの帰途へとつく修了生の背中に、たくましさがにじみ出ていました。

 

19期終講式の様子と校舎を去る後姿

解決策を導く道筋(平成25年9月18日)

当養成課程のカリキュラムは6か月間。長いようで、短いものだと19期生は感じているようです。
最後の実習である経営総合ソリューション実習は泣いても笑っても残すところ木曜日の報告会と金曜日の振り返りだけ。あとは面接審査を残すのみです。


各班では、これまで4回の実習で学んだ調査手法や分析手法を駆使し、実習先企業が抱える課題をいかに解決するかおよそ2週間かけて議論を重ねてきました。
今日は、その議論の結果である報告書と、解決のためのツールをわかりやすくご説明するためのリハーサルが繰り返し行われました。


あくまでも「実習」ですが、真に企業の課題解決を考え、すぐに役立つ具体策を作り上げた経験は、これから中小企業支援の現場では必ず役立つことでしょう。

 

19期経営総合ソリューション実習の様子

総仕上げの演習で実務への心構えを固める(平成25年9月4日)

19期生は明日から最後の実習である経営総合ソリューション実習に入ります。先週末に2回目の経営戦略策定実習を終えたばかりですが、息つく暇もなく次の実習に入るのではありません。
これまでの4回の実習を振り返りながら、支援先企業に対して最も大切なことは何かを演習で学ぶことで、より実践的な実習になるようにカリキュラムが組まれているのです。


最後の演習の名前は「経営総合」。まさに支援先の企業を総合的にとらえて、的確な支援を行うために必要なスキルと心構えとはどのようなものかを学ぶのです。
片方の教室ではそれぞれケース分析で激論を交わす様子が見られ、もう片方の教室では豊富な経験に裏打ちされた支援の心構えにじっくりと耳を傾けノートを取る静かな様子という対照的な姿が見られました。


どの顔にも、これまでの4回の実習を乗り越えてきた自信と、最後の実習
に対する緊張感が交錯し、これまで以上に引き締まった表情が浮かんでいました。

19期経営総合演習の様子

最少チームで現場力を磨く(平成25年8月8日)

例年にない酷暑の夏を、19期生はそれ以上の熱い学習で過ごしています。
夏休み前の3日間は創業・経営革新助言能力演習に充てられていますが、この演習はこれまでのグループ演習と一味違ったものになっています。


実際の窓口相談などの支援場面では、大人数のグループを編成して相談に対応することはできません。そこで、この演習では2~3人のチームを組み、現場の実態にできるだけ近い状態を再現したロールプレイング演習を行うことで、支援スキルを身につけることを狙いとしています。


19期生は、これまでの演習より格段と現実味を帯びた相談ケースと格闘し、チームメートと支えあい励ましあいながら懸命に相談内容に答えていました。

 

土曜日からは9日間の夏休みに入りますが、夏休みだからといってそのまま休んでいるわけにもいかない事情があります。
休み明けの19日から始まる経営戦略策定実習2に入るためには、各自に割り当てられた調査や実習先企業が含まれる業界研究、課題解決策の具体的な方法についての学習など、やっておきたいことが山積しているからです。

 

19期創業・経営革新助言能力演習の様子

責任重大だからこそのやりがい(平成25年7月25日)

19期生は、既に経営戦略策定実習に入り、折り返しの5日目です。今日は多くの班で経営戦略そのものを導き出し、具体的なアクションプランに結び付ける作業に取り組みました。まさに、実習中のハイライトともいえる日であり、メンバー全員がこれまで学んだ知恵を振り絞って奮闘しています。


そんな奮闘中のメンバーを縁の下から支えているのが班長で、実習班の運営を司る司令塔の役割を担っています。
班長の役割は、日々の作業スケジュールの立案と議論の進行役、実習先企業との連絡役、報告会の司会と重要な提言のプレゼン役や担当インストラクターとの橋渡し役など、さまざまな場面でハードワークを求められます。


今回、実習の作業スケジュールを作成する姿に、実習先企業の経営者と事実確認の連絡を取る姿、戦略を導くための議論を構想している姿、議論の中心となって司会進行をする姿を写真でご紹介しています。


これほど責任重大な班長ですが、その見返りとして、大きなやりがいと、全体を俯瞰して調整を行うことで得られる広い視野や、年齢も経験も異なるメンバーの意見を取りまとめる経験など沢山の貴重な経験が得られます。
そして何よりも、実習班のリーダーとして、本物の企業に対して取り組まなければならない課題やその解決策を提言する大役を果たした経験は、修了後も役立つ大きな財産となることでしょう。

 

19期経営戦略策定実習での班長たちの活躍ぶり

平日も土曜日もたっぷりと学ぶ(平成25年7月13日)

 例年より半月も早く梅雨が明け、蝉の声も聞こえ始めました。
19期生は、11日に終了した流通業経営診断実習の疲れを癒す暇もなく、「経営革新」と「企業連携」演習に取り組んでいます。


当養成課程では、盛りだくさんのカリキュラムをわずか6か月間という短期間で修得していただいています。そのため、平日はもとより多くの土曜日も演習や実習に割り当てられており、土曜日の本日も演習が行われています。それぞれの所属機関・企業の休日カレンダーとは全く別なスケジュール表で学んでいるというわけです。


本日の演習では、さまざまな成長段階にある事例企業のケースをもとに、それぞれの企業のさらなる成長に必要な戦略を学びました。この演習で学んだ戦略の導出プロセスは、来週から始まる2回の経営戦略策定実習で活用していきます。このように理論と実践を繰り返しながら学ぶ内容を深めていくのです。


 

19期経営革新、企業連携演習の様子

流通業モードへの頭の切り替え完了(平成25年6月20日)

19期生は、製造業経営診断実習の報告会を終えたばかりですが、休む間もなく流通業経営診断実習に備えた演習に入りました。既に店舗施設についての演習で店舗運営の実践例を学んでおり、今日は流通業の事例分析による事実出しと真因分析を行った結果を班ごとに発表しました。


この演習は4日間かけて行われ、まさに流通業実習の予行演習ともいえる演習です。たっぷりと用意された内部外部の経営環境資料をじっくりと分析をして問題を抽出し、その真因までを論理的に導き出します。その発表も、まさに実習での報告会さながらのもので、さすがに製造業経営診断実習での経験も踏まえた堂々とした発表でした。


明日には流通業実習を迎えるにあたってのオリエンテーションと、実習指導を行うインストラクターとの顔合わせが待っています。
今日の発表の様子からも、製造業の現場分析モードから流通業モードへの切り替えが完了していることがうかがえました。


 

19期流通業マーケティング演習の様子

はじめてづくしの発表会前日(平成25年6月10日)

 19期生は、インストラクターとの初顔合わせから約1ヶ月が経ちました。いよいよ明日に製造業経営診断実習の報告会を控えて、報告書の仕上げと報告会の準備に力が入っています。


この間、実際の製造現場での作業の実測や、従業員の皆様への聞き取り調査、統計資料など外部環境調査などで得られたデータを加工し、分析して報告書の形でまとめる作業を続けてきました。分析で重要なことは、ざまざまな指標と現状との比較から客観的な評価を行うとともに、実習班のメンバー間での議論を重ねてその真因までを明らかにすることです。


今回の報告会では、これまでの分析の結果得られた情報を集約して、約2時間という短時間でご説明しなければなりません。自分自身で執筆した報告書の内容を十分に理解し、他の担当者のパートの内容との連携も念頭に置きながらパワーポイントのスライド資料にまとめあげる作業は、これまでに経験したことのない難易度の作業になります。


各実習班では、報告会のリハーサルとインストラクターからのアドバイスによる最終調整が続けられていました。


 

19期製造業実習での報告会前日の様子

寸暇を惜しんで現場を見る目を養う(平成25年5月29日)

19期生は、製造業経営診断実習のインターバル期間に入り、座学形式の演習に取り組んでいます。
本日の演習テーマは生産戦略です。


製造業実習では、現場を見る目として正確に測定する力とその真因を探る力の両方が求められます。このインターバル期間中の演習は、もっぱら後者を養成する期間です。


すでに実習先企業に行き、現場を見てきているので、その業種の特性などより具体的なイメージを持ちながら、ケース企業の分析にも力が入ります。そのおかげか、休憩時間になってもクラスメイトとお互いの考えをぶつけ合って議論する姿や、疑問点を講師に確認する姿など、寸暇を惜しんで現場を見る目を養う姿が目に付きました。


このインターバル期間は今週いっぱい続き、来週からは実習が再開されます。

 

 

19期生産戦略演習の様子

期待と不安が交差する一日(平成25年5月13日)

開講から約1か月半が経過し、演習の内容も具体的な現場分析に移ってきたところで、19期生にとって初めての経営診断実習である製造業経営診断実習が始まろうとしています。


本日はその第一歩として、実習オリエンテーションと班編成発表、そして実習インストラクターとの顔合わせがありました。
午前中はこれから始まる実習に臨むにあたっての注意事項をきっちりと頭に入れました。午後からは8人ずつの班に分かれてこれから実習させていただく企業についての基本情報に触れ、演習モードから実習モードに移っていく時間です。具体的な企業名や所在地、事業内容を知るごとに、徐々に実習に対する期待が高まっていく中で、班長の選出を行いました。


演習でも班編成で議論は行われますが、実習班の位置づけははるかに大きなものになります。特に最初の実習の班長の役割は経験がないだけに不安に感じる要素が大きくなりがちです。そんな場面で、自主的に班長に立候補した方に、メンバーから熱い拍手が送られていました。


 

19期製造業経営診断実習の様子

若葉マーク急成長中(平成25年4月22日)

目にも鮮やかな新緑が日々その勢いを増す時期は、東京校の景色が一番美しい時期にあたります。
19期生も演習が4週目に入り、日々葉を広げその色をを鮮やかにしていく木々に負けじと急成長中です。


本日から取り組んでいるのは、コンサルティングプロセス演習です。
中小企業支援の現場では、相談を受けた企業を主人公に常に念頭に置いて調査・分析・改善案の立案を行うコンサルティングスキルが必要です。
コンサルティングスキルを身につけていくには、そのプロセスを十分に理解できている必要があるのです。


19期生は事例企業を相手に、この段階では何を考え何を伝えるべきか、次のステップで何を提案するのかの議論を重ねています。議論が熱くなってくると、まるで、日々密度を刻していく木々の葉たちのように、ホワイトボードの前に集まったり、互いの頭を寄せ合う姿があちらこちらに見られました。

 

 

19期コンサルティングプロセス演習の様子と通学風景

本格的なケース演習スタート(平成25年4月11日)

第19期中小企業診断士養成課程は4月1日から演習が始まり、基礎的なコミュニケーションスキルと思考法を学んだところで、いよいよ本格的なケース演習に移っています。


その最初の関門となるのが3日間にわたる「財務・会計」演習で、本日はその2日目にあたり事前学習で分析してきたケース分析をグループとしての結論にまとめる段階に入り、活発なグループ討論が続いていました。


メンバーの中には金融機関に所属していて財務諸表の読み込みが得意な人もいますが、全く別な分野で活躍していた人もいます。さまざまな視点からの異なる意見をお互いに交換しながら新たな発見が生まれ、視野が広がっていきます。中小企業支援の現場で欠かすことのできない視野の広さは、こうした多様なメンバー間の議論から育まれていくのです。

 

議論が白熱して教室内では収まりきらず、廊下の談話スペースまで進出して議論に集中するグループまで生まれるほどで、明日の発表内容も、充実したものとなっていることでしょう。

 

財務会計演習での議論の様子

始まりと新たな始まり(平成25年3月29日)

 ここ数日花冷えの日が続いたおかげで、晴れやかな2つの式典に校内の枝垂桜が彩りを添えてくれました。

 

昨3月28日に開講式を迎えたのは19期の96名。年齢も職場も経験も異なる人たちが一か所に会して、新たに中小企業診断士を目指すためこれから厳しい演習と実習による学びのスタートを切りました。
これから6か月間は中小企業支援の専門家として欠かせない知識・スキルはもとより、中小企業経営者に信頼されるに足る「人としての成長」も求められます。
どの顔にも不安な表情が浮かぶところもありますが、それ以上にこれからの学びへの期待をのぞかせていました。


そしてもうひとつの式典は、中小企業診断士となる資格を得て、中小企業支援の現場へと赴く18期の終講式で、本日(3月29日)執り行われました。
こちらは、すでに実習での評価と面接審査を経て、残る課程は修了証書を受け取るだけとなっているので、どの顔もリラックスしていますが、そのリラックスした顔もそれぞれの派遣機関や自宅に戻るまでのこと。中小企業診断士として登録されれば、今度は中小企業支援の最前線に立って、知識もスキルもさらに磨き続ける日々になります。


終講式を終えた18期生たちは、後ろ髪を引かれながら同期との再会を約し、それぞれの地元へと帰っていきました。

 

 

終講式を迎えた18期生(左上)、修了証書の授与(右上)、開講式を迎えた19期生(左下、右下)

一つの実習の仕上げ、6か月間の総仕上げ(平成25年3月18日)

中小企業大学校東京校のある東大和市も急速に春が訪れ、敷地内の植物たちが一斉に花芽を膨らませたりほころばせたりし始めました、


そんな中、18期生は最後の実習である経営総合ソリューション実習の真っ最中です。
この実習は5回ある実習の締めくくりの実習でもあり、より具体的な企業の経営課題の解決策を導き出すという意味では、「プロへの序章」に相当します。


報告会を間近に控えた今日は、それぞれが受け持っている報告書のパートの精度を上げていく「読み合わせ」作業に取り組んでいます。
プロジェクターで投影しながら読み合わせる班もあれば、配布した印刷物をもとに議論する班もあり、データそのものをパソコンで確認する班もありますが、より実習企業の役に立つ報告書を目指す気持ちは共通しています。
 

 

今仕上げている報告書は、経営総合ソリューション実習の報告書ですが、「わかりやすく、実行したくなる」内容に仕上げなければなりません。

お互いにアドバイスをし合い、インストラクターからの叱咤激励を受けながらの6か月間の総仕上げですから、きっと5回分の厚みのある内容になることでしょう。

 

18期経営総合ソリューションでの報告書の読み合わせと仕上げの様子

平易な言葉で正しく伝える訓練(平成25年3月6日)

18期生は最後の演習期間に入り、いよいよ総仕上げの経営総合演習に取り組んでいます。


この演習では、事例企業に対しての改善提案だけではなく、その伝え方についても学びます。
これまでの5か月間余りを中小企業診断士らしい専門用語と考え方を学んで過ごしてきましたが、これから中小企業支援の現場に入ると、そのままの用語は通用しなくなります。
聞く相手の立場や日常の業務環境を考え合わせながら、最も相手の心に届く言葉で伝えることがそこでは求められているからです。


今日の演習では個人ワークでまとめた内容を、グループメンバーにプレゼンテーションしながら、自分の伝えたいことが正確に伝わるかどうか、その内容だけではなく用語や話し方までをお互いにチェックし合いました。
ここで培った「わかりやすく、実行したくなる」伝え方の工夫は、最後の経営総合ソリューション実習で実践されることでしょう。


 

グループメンバーへのプレゼンテーションの様子

山場だらけの中の大きな山場(平成25年2月21日)

18期生は4回目の実習である戦略策定実習2の真っ最中です。6日目の今日はすでに追加調査も終え、得られたデータをもとに実習先企業の置かれている環境の分析の結果から、戦略案を練り上げています。まさにこの実習の一番の山場といえるでしょう


実習期間中はどの一日も重要な一日ですが、今日導き出される戦略はオーダー・メイドかつハンド・メイドの一点ものの戦略です。班員はこの戦略をもとに自分に割り振られたパートの執筆に入るので、全体の戦略をしっかりそしゃくし、理解し尽くさなければならないので必死です。


この実習では班での共同作業で戦略を導き出します。しかし、修了後はこのプロセスを自分一人でたどりながら支援先企業のための戦略を練り上げなければなりません。そこまでのレベルアップを求めて、インストラクターからの指導にも熱が入りますし、班員同士の議論もいつもに増して熱がこもっていました。
 

 

 

18期戦略策定実習の様子

ネットワーク構築の大切さを学ぶ(平成25年2月4日)

開講から早くも5か月目に入りました。
18期生は3回目の実習となる戦略策定実習1を終え、支援対象となる中小企業から求められるより具体的で個別的な提案や支援策の提供について学び、次の戦略策定実習2に備えます。


本日のテーマは、ずばり「企業間連携」です。中小企業の成長には技術開発・生産工程・販路など、さまざまな経営機能の連携が不可欠です。国の重要施策でもあり、実際の支援場面でも連携先の仲介や具体化の提案を求められることが非常に多くなっています。
この演習では、ケース企業で不足する経営資源を補うために何が必要か、どんな連携先が適切かを議論し、チーム発表とクラス・ディスカッションで異なる意見を交換し合いながらブラッシュアップしていきます。

 

18期生はこれまでの修了生同様、演習・実習の濃密なコミュニケーションを通じて、同期生という人的ネットワークを作り上げていきます。このネットワークはまた、こうした企業間連携などの場面で有機的なコーディネーションを行う際にも、大きな力を発揮します。連携の輪は企業間だけではなく受講生の間にも広がっていくことで、大きな力を発揮していくのです。
 

 

18期企業間連携演習での議論と発表の様子

質疑応答の応酬で切磋琢磨する経験(平成25年1月17日更新)

年が改まり18期生のカリキュラムも折り返し地点を過ぎました。
流通業経営診断実習を終えたところで、一息つく間もなく演習も「戦略策定実習」のステージに合わせた内容に切り替わっています。


昨日から始まった「製造業総合」演習では1日半かけて丁寧にケース企業の事業環境を分析し、本格的な戦略作りを行いました。午後からは自分たちで練り上げた戦略をグループ発表する時間に充てられています。


グループ発表は中小企業診断士として企業に戦略提案を行う場面を想定して行われるもので、発表者はまさに実際の報告会さながらの緊張感に包まれます。しっかりとした時間管理と内容をそしゃくしたうえでのわかりやすい説明が求められるからです。
発表が終わると質疑応答タイムに入ります。他班のメンバーが経営幹部役として、発表内容に対して様々な角度から質問を投げかけます。


この質疑応答は、質問者が納得するまで何度でも質問可能になっています。今日の演習は6グループで行われましたので、1回の発表に5グループから矢継ぎ早に質問が投げかけられる質問に答えなければなりません。
質問の多くは自分たちのグループとは違った視点、切り口からで、答えに窮する場面も当然ありますし、とっておきのデータを使って跳ね返す場面もあります。

このような切磋琢磨の経験が多くの気づきにつながり、分析にも戦略策定にも活かされていくのです。


18期生はいよいよ明日からは、経営戦略策定実習が始まります。
 

18期製造業総合演習の様子

充実した実習のための助走(平成24年12月17日更新)

18期生は2回目の実習である流通業経営診断実習を明日に控え、その準備に追われています。
午前中は実習指導インストラクターからヒアリングやアンケートなどの調査内容についてアドバイスを受けました。
午後にはアドバイスに従ってアンケートシートの仕上げ作業や各種調査の担当の割り振りを行い、集合時間と場所の確認を行いました。


また、流通業経営診断実習では、通行量や来店客数調査用に数取器、客動線調査用に計測板、店舗内照明調査用には照度計などさまざまな機材を使って調査します。こうした必要な資材をひとつひとつ確認しながら、明日から調査の具体的なイメージ固めに余念がありません。
実習自体は明日からですが、今日一日を助走期間としてしっかり使い、実りある実習にしようと、どの班でも熱気にあふれた意見交換と確認作業が行われていました。


当養成課程は23日から一足早く年末年始休暇に入ります。実習生にとっては派遣元に戻ってこれまでの成果の報告にも、実習先企業の業界研究や調査データ分析にもたっぷりと時間がかけられ、お正月明けに再開される実習もより一層充実したものとなることでしょう。

 

 

18期流通業経営診断実習の打ち合わせの様子と調査に使用する機材

知恵を絞り合った成果(平成24年12月5日更新)

18期生は昨日までに製造業経営診断実習を終え、休む間もなく流通業経営診断実習に備えた新たなスキルの獲得に挑んでいます。
今日から2日間かけて習得するのは、店舗施設マネジメントのスキルで、グループワークと個人ワークでまとめ上げて学んでいきます。


まず、初日の今日はグループ討議でコンセプトを確認しあいます。
明日には、今日の議論の結果をもとに個人ワークに入り、表計算と文書アプリケーションを駆使して店舗内のレイアウト図から収支計画までが作り上げられることになっています。


レイアウトと一言で言っても、生産効率と安全性を優先する工場内の工程レイアウトと顧客の視点で心地よく回遊してもらう店舗レイアウトでは全く発想が異なります。
18期生は既に製造業経営診断実習を通して徹底したグループ討論を重ね、知恵を絞り合った経験を持っています。
今日のグループ討論では、その経験を活かすことでスムーズに頭の切り替えが進み、活発なアイデアと対案の応酬で教室内には寒波に負けない熱気がこもっていました。
 

18期店舗施設マネジメント演習での討議の様子

百聞以上の体験(平成24年11月29日更新)

18期生はちょうど製造業経営診断実習の中間報告書の作成段階に入っています。
今回の実習は、5回行われる実習の一番最初の実習であり、実際の実習先企業と向き合う体験そのものが初めてですが、戸惑いながらもしっかり取り組んでいます。


この最初の実習は、これまで当養成課程を修了したどのOBも、「最初の実習が一番印象深い」と口を揃えて言うように、その後の中小企業診断士としての働き方にも大きく影響する貴重な経験です。
また、中間報告書の作成は、自分たちの手で現場から集めてきたデータを徹底的に分析することによって、企業の置かれている状況を正確に把握し、その真因を明らかにする作業で、実習を指導するインストラクターからの助言も取り入れながら、徐々に報告書の内容が固められていきます。
受講生にとっては直接的、間接的を問わず様々な形で中小企業支援の現場に携わる上での原点となるスキルとなります。


このように、実践的なスキルは、現場から、そして現場をよく知るプロのインストラクターから得られるものです。
百聞は一見にしかず、とよく言いますが、その何倍もの貴重な経験を18期生も体験しているところです。

 

 

18期製造業実習でインストラクターの指導を受ける姿と報告書執筆の様子

実習直前の静かな演習(平成24年11月8日更新)

18期生はいよいよ来週から始まる製造業経営診断実習に備えたカリキュラムに入っています。
5日月曜日に実習のオリエンテーションと実習を指導するインストラクターとの顔合わせを終え、今取り組んでいるのは製造現場の現状把握を行うための演習で、土曜日まで続きます。

 

現状把握にはいかに正確に現場を観測し、数値化して分析が行えるかが重要です。18期生は演習を通じて観測、数値化、分析のプロセスを経験しながらスキルを学び、実習の現場で活かしていきます。また、このスキルは流通業診断実習以降の4つの実習でも活用する場面が登場してきますし、実際の中小企業支援の場でも役立つものです。

 

今日は、生産マネジメント演習として、現場を撮影したビデオを見ながら作業要素に分解から集計、可視化までを学んでいます。
午前中は繰り返しビデオを見ながら、作業者の細かな動作に目を凝らし、午後は分解した結果をパソコンに入力してわかりやすいグラフを作る1日でした。
教室内には1日を通してずっとペンを動かす音かパソコンのキーをたたく音が響いていました。

 

 

18期生産マネジメント演習の様子

コンパクトな研修期間で最大限のスキルアップを目指す(平成24年10月27日更新)

中小企業診断士養成課程での研修期間はちょうど6か月間。この短い期間に5回の企業診断実習とたっぷりの演習が盛り込まれています。
修了生は口を揃えて「密度の濃い半年だった」と振りますが、18期生は、まさにそのまっただ中にいます。
特に製造業と流通業の経営診断実習が実施される年末までの期間は、本日のようにほとんどの土曜日が演習または実習に割り当てられています。


そんな18期生は徐々にグループでの討論スタイルにも慣れ、実習での実践に備えた演習内容に取り組み始めています。
今日の組織診断演習では、ケース文の読み込みによる事実出しからの課題抽出と解決策までを検討するもので、経営診断実習の場面でもヒアリング結果の分析の際に必要なスキルを修得しています。

 

経営診断実習が近づいてきたことを感じさせてくれる出来事がもう一つありました。
製造業経営診断実習で着用する作業着と作業帽、安全靴の試着会がそれです。
「中小企業大学校」とネームの入った作業着に袖を通すことで、その日がいよいよ間近に迫ったということを確かめ合っていました。


 

組織診断演習での議論の様子と作業着の試着の様子

実践的な戦略立案の第一歩(平成24年10月17日更新)

開講からおよそ2週間。教室内での演習が続く18期生ですが、11月中旬から始まる企業診断実習を念頭に置いて、実践的な経営戦略立案の演習が始まっています。
この演習は4日間かけて、実際の実習さながらに問題点を分析しながら課題抽出、戦略策定といったステップを踏んで戦略立案のプロセスを全て体感するものです。


経営戦略は、理論を学ぶことも重要ですが、中小企業診断士の仕事の現場では、実践的な方法を学ぶことも重要です。
この演習でも中小企業の事例を使い、一つ一つのプロセスを丁寧に辿りながら、実習、そして修了後の実務の場面でも企業の規模や実態に即した支援ができるよう進められます。


本日は演習の2日目で、個人作業の内容を発表する形でしたが、明日からはいよいよグループ討議となり、より実習での戦略策定に近づいていきます。

 

18期経営戦略形成演習の様子

みっちりとした日々の始まり(平成24年10月1日更新)

本日、中小企業診断士養成課程第18期が開講しました。
18期は平成24年10月1日から平成25年3月29日までの6ヶ月間、新1期以降の養成課程の中でもっとも短い期間でのカリキュラムになります。


開講初日の本日は、まず開講式が行われ、引き続きオリエンテーション、そして自己紹介が行われました。
オリエンテーションでは、東京校内にある食堂に案内され、まさにこれから同じ釜の飯を食べる仲間となる気分も新たになりました。


開講初日とはいえ、新たに同期生となったメンバーは、それぞれの個性を発揮し始め、これから6ヶ月間にわたる演習・実習に向けて、積極的なコミュニケーションを深めていました。


早くも明日からはガイダンスという名称ですが、具体的な演習カリキュラムが始まります。
来週からは本格的な演習に取り組み、11月半ばからは早くも実習に入るという濃密な日々が桜の咲く季節まで続くことになります。


 

18期開講式と受講生の自己紹介の様子

新人中小企業診断士の旅立ち(平成24年9月28日更新)

終講式を迎えた今日、17期生80名は6か月間共に学んだ仲間ともいよいよ別れを告げました。
それと同時に、中小企業の経営支援の先頭に立つ支援者の仲間入りをしたことになります。


通いなれた教室に通じる廊下には、初心を忘れずに、支援者としての成長を続けてほしいという願いを込めて、開講に先立つ3月7日にはじめてのグループ作業で完成させた「中小企業支援者としての基本姿勢」が貼られていました。
この初心をともに6か月間共有した同期の仲間との絆はこれからも引き続きつながっていきます。


同期の仲間はお互いの成長していく姿を確かめ合いながら、初心に戻るためにもかけがえのない存在です。
今日をスタートラインに、職場の同僚、そして同期の仲間との切磋琢磨を通じて、頼りがいのある中小企業診断士としての能力が形成されていきます。
 

 

 

17期終講式の様

お問い合わせ

中小企業大学校 東京校支援研修課
〒207-8515 東京都東大和市桜が丘2-137-5
電話:042-565-1273
FAX:042-590-2686
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