No.9 中小企業のためのIT課題解決講座─身の丈にあったIT活用・IT投資を見極め、実現する─

受付終了 研修番号 9 場所 東京校
期間 2017年10月18日(水曜)~10月19日(木曜)、11月28日(火曜)~11月29日(水曜)、2018年2月14日(水曜)~2月15日(木曜)/全6日間 受講料 50,000円 定員 20名
対象 経営者・経営幹部・システム部門の責任者の方・経営のIT活用を検討している経営陣の方・IT投資の失敗を避けたいIT推進担当の方
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研修のねらい

 技術やサービスの進化でIT活用が容易になる一方、業界の複雑化・細分化が進み、IT人材の不足する中小企業では自社に最適なIT投資の判断が困難になっています。そのため中小企業のIT責任者には、技術の専門性とともに経営戦略に沿ったIT戦略立案の能力が一層求められています。
 本研修では、最新の技術動向や投資成功・失敗事例からIT活用の基本を理解した上で、経営戦略にあったITの選択や適正な投資規模の考え方を学びます。また専門家のアドバイスとインターバル期間を活用して、自社のIT戦略の立案に取り組みます。

研修の特長 

・最新動向や事例から、自社IT課題の解決の方策を学びます。
・専門家のアドバイスを受けながらIT戦略立案に取り組んで、IT戦略立案プロセスを学びます。
・失敗のリスクを下げるIT投資の考え方を学びます。

研修風景

◆受講前の事前準備が必要になります。(準備物は受講決定後に連絡します。)
◆インターバル期間中に自社IT戦略立案の宿題があります。
◆短期間でより現実的な課題解決を目指すため、複数名での受講をお勧めします。

カリキュラム 

第1期「伸びる企業が実践する!経営へのIT活用とは?」

月日 時間 科目 内容
10月18日(水曜) 9時20分~9時40分 オリエンテーション  
9時40分~12時40分 IT活用の意義と必要性
IT担当者が抱える悩み
昨今のIT活用の実態を理解した上で、IT活用の意義と必要性を学びます。また、自社のIT活用が抱える課題や悩みを振り返り、研修受講の目的を確認します。

 ・IT活用のトレンド
 ・中小企業におけるIT化の現状と課題
 ・IT担当者が抱える悩み(発表)
13時40分~15時40分 中小企業のIT経営事例 積極的なIT経営の推進で成長している中小企業の事例から、自社のIT活用のヒントを学びます。
 
 ・経営に活かすIT活用の事例
 ・事例からの気づき(演習)
15時40分~16時40分 IT戦略立案のねらい 「IT戦略企画書」の概要説明を通じて、IT戦略を立案する目的を再確認します。
 
 ・IT戦略立案の目的
 ・経営戦略とIT戦略の関係性
 ・「IT戦略企画書」とは
10月19日(木曜) 9時20分~10時50分 企業経営の基礎知識 経営者とIT戦略を議論する上で知っておきたい企業経営の基礎を学びます。

 ・環境分析の考え方
 ・フレームワークの活用法
 ・経営者の視点
 ・自社の経営環境の分析(演習)
10時50分~12時20分 ビジネスモデルとIT投資判断 ビジネスモデルによる事業環境と収益構造の整理の仕方を理解した上で、IT活用による業務の変革とIT投資の判断ポイントを学びます。

 ・ビジネスモデルとバリュー・チェーン
 ・営業・生産・会計業務におけるIT活用
 ・自社の事業環境の分析(演習)
13時20分~15時20分 最新のIT事情
先端技術と身近なIT活用
ビジネスに変革を生む先端技術や、身近なIT活用を学び、自社へのIT活用の可能性を考えます。

 ・IoT、機械学習/AIの可能性
 ・クラウド活用の進展
 ・最新のWebマーケティング事情
15時20分~16時20分 自社IT戦略の立案(演習)
自社の経営課題とIT課題
ここまで学んだことを活かして、自社のIT活用を推進するための「IT戦略企画書」作成に取り組みます。
 
 ・「IT戦略企画書」とは
 ・自社の経営課題の整理
 ・IT活用の目標設定
 ・自社のIT経営環境の分析
 ・インターバル期間の課題確認

 インターバル課題

  • 経営課題の優先順位を社内で確認
  • 現状のIT活用の再確認
  • IT戦略企画書(ラフ版)の作成

 

第2期「つくった!で終わらせない。行動につながるIT戦略とは?」

月日 時間 科目 内容
11月28日(火曜) 9時20分~10時50分 自社IT戦略の立案(演習)
発表と相互アドバイス
インターバル期間で作成した「IT戦略企画書」(ラフ版)を発表し、受講者同士でのアドバイスと講師からのフィードバックを行います。

 ・「IT戦略企画書」作成の進捗確認(発表)
 ・相互アドバイスとフィードバック
10時50分~12時20分 IT導入のポイント
開発手法と業務プロセスの見える化
要件定義や業務の見える化の重要性を理解した上で、システム開発手法とITサービス、業務分析について学びます。
また、システムに蓄積されるデータの価値とその活用法を学びます。

 ・開発プロセスと手法
 ・ITサービスのメリット・デメリット
 ・要件定義とRFP(提案依頼書)
 ・業務分析(DMM)と改善視点(ECRS)
 ・経営判断に活かすデータ活用
13時20分~14時20分
14時20分~16時20分 IT運用のポイント
保守運用とセキュリティ対策
システムの安定稼働の重要性を理解した上で、保守・運用検討の際の留意点や、情報セキュリティ対策の取組み方を学びます。
  
 ・ランニングコストの捉え方
 ・安定稼働のための保守・運用
 ・情報漏えい問題とセキュリティ対策
 ・自社の情報セキュリティ診断(演習)
11月29日(水曜) 9時20分~12時20分 経営戦略とアクションプラン 戦略と計画の紐付けの仕方を理解した上で、ケース演習を交えて、戦略マップの作り方を学びます。

 ・バランストスコアカードと戦略マップ
 ・アクションプランの考え方
 ・IT化のストーリーの描き方(ケース演習)
13時20分~16時20分 自社IT戦略の立案(演習)
IT投資効果とアクションプラン
ここまで学んだことを活かして、「IT戦略企画書」のブラッシュアップに取り組みます。
 
 ・IT投資対効果の捉え方
 ・戦略マップによるストーリー展開
 ・全体戦略と個別アクション
 ・講師との個別面談
 ・インターバル期間の課題確認

 インターバル課題

  • IT戦略企画書(第2版)の作成
  • 自社のセキュリティレベルの再確認
  • 個別課題への対応

 

第3期「失敗しない!周囲を巻き込む!IT推進のコツ!!」

月日 時間 科目 内容
2月14日(水曜) 9時20分~12時20分 自社IT戦略の立案(演習)
発表と相互アドバイス
インターバル期間で作成した「IT戦略企画書」(第2版)を発表し、受講者同士でのアドバイスと講師からのフィードバックを行います。

 ・「IT戦略企画書」作成の進捗確認(発表)
 ・相互アドバイスとフィードバック
 ・IT戦略の立案と実行のポイント
13時20分~16時20分 自社IT戦略の立案(演習)
IT戦略企画書の作成
「IT戦略企画書」のブラッシュアップに取り組みます。

 ・「IT戦略企画書」の作成
 ・講師との個別面談
2月15日(木曜) 9時20分~12時20分 IT戦略推進のポイント
プロジェクトマネジメントとコミュニケーション
IT戦略の実行が上手く進まない要因を理解した上で、プロジェクトマネジメントの基本や関係者とのコミュニケーションの取り方を学びます。

 ・IT戦略推進が失敗する理由
 ・プロジェクトマネジメントの基礎
 ・現場に受け入れられるIT導入とは
 ・IT戦略実行に向けた課題整理(演習)
13時20分~15時20分 自社IT戦略の立案(演習)
IT戦略実行策の検討
「IT戦略企画書」のブラッシュアップに取り組みます。

 ・「IT戦略企画書」の作成
 ・IT戦略実行のための課題対応
 ・講師との個別面談
15時20分~16時20分 IT戦略の実践に向けて 研修のまとめとして、IT戦略の実践に向けてIT担当者が向き合う課題と今後の取組みを整理します。

 ・IT戦略実践に向けて(発表)
 ・IT担当者が抱える課題への対応
16時20分~16時30分 修了証書授与  

 

講師プロフィール

◆鬼澤 健八(おにざわ たけや)
ITコーディネータ 一般社団法人 千葉IT経営センター 理事

鬼澤講師

ミサワホームで20年(営業・経理の実務、業務監査、経営企画、IT企画運営)の社内IT利活用を経験後、(財)千葉県産業振興センターのITアドバイザーを経由して、「おにざわIT経営支援オフィス」として独立開業して約11年。会社勤務時代の経営関連業務とIT活用の実践をもとに、中堅・中小企業に特化して、経営戦略策定から細やかな業務改善までを対応している。また、指導と言うより、企業と一緒に解決する水先案内スタイルで、企業内に継続改善の風土が残ることを目指している。支援企業5社が経済産業省主催「IT経営実践企業」に認定。
千葉県産業振興センター/登録専門家、習志野商工会議所/登録専門家、ミラサポ登録専門家
一般社団法人 千葉IT経営センターは、ITコーディネータ5名で編成する組織。中堅・中小企業の経営課題に精通し、真に経営に役立つIT利活用のため、経営者の立場に立った助言・支援を行い、ITによる経営力強化に貢献している。
 

◆野村 真実(のむら まさみ) 
ITコーディネータ 一般社団法人 千葉IT経営センター 代表理事

野村講師

ITCインスタラクター、MBA(経営学修士)。日本ユニシス(株)にて17年、SE、PM業務に従事後、社内ベンチャーで3年間新サービスを企画・実行。現在は独立開業して約10年。「経営者のやるべきことは『会社の仕組み作り』である」をモットーに中小企業の経営と情報化を支援中。
長年、千葉県・県外で地域活性化のためのIT利活用に関する公的各種プロジェクトの企画立案・実施に関与。 個別中小企業の支援では、経営参謀やIT顧問としての実績多数。基本的に一度支援を開始すると、終わりのない長いお付き合いになるのが特徴である。
千葉県産業振興センター/登録専門家、東京商工会議所/WEB戦略パートナー、ミラサポ登録専門家
 

◆堀 明人(ほり あきひと)
ITコーディネータ 一般社団法人 千葉IT経営センター 理事

堀講師

情報通信業界に20年超、情シス・マーケ・営業と一貫して企画畑を歩む。英国勤務時代に自分らしく生きる英国人のライフスタイルに強く共感し、2007年独立、2009年にはライフワークとして新規就農。
「ビジネスの明日を元氣にする」をテーマに、インディペンデント・コントラクターとして主にプロダクトマーケティング業務の個人請負、中小企業のIT利活用支援、IT活用の研修や取材を行うかたわら、千葉県我孫子市でブルーベリー観光農園を経営する「半農半コンサル」。企業のウリ・良さを徹底的に伸ばす支援が得意。「ITは、上手に使えば多くの人々、社会をもっと幸せにすることができる」と考えて多方面で精力的に活動中。
千葉県産業振興センター/登録専門家、東京商工会議所/WEB戦略パートナー、ミラサポ登録専門家
 

◆山本 一郎(やまもと いちろう)
ITコーディネータ 一般社団法人 千葉IT経営センター 登録コンサルタント

山本講師

情報通信業界に20年在籍、買収・合併・提携といった激しい波の中で「ITをいかに迅速な経営判断・意思決定に活用するか」が重要であると痛感。2013年に「ITコーディネータ」を取得し、2014年に「山本IT経営支援オフィス」として独立起業。クラウド、モバイルといった身近なITを上手に活用して、企業とそこで働く方を元気にできる“サポーター”となるべく活動中。
東京商工会議所/WEB戦略パートナー、西武信用金庫/IT活用サポート事業派遣専門家、中小機構関東/経営相談窓口アドバイザー、ミラサポ登録専門家
 

◆並木 博(なみき ひろし)
ITコーディネータ 一般社団法人 千葉IT経営センター 登録コンサルタント

並木講師

NEC系列会社(後に放送機器メーカー)にてプログラマー・SEとして勤務。警察庁向けやNHK向けなど数多くのシステム開発に携わる。その後に、インターネット通信販売会社にてシステム担当兼従業員代表として勤務。売り上げを入社時の約20倍まで伸ばす。
千葉県九十九里町商工会にIT推進員、経営再建支援相談員として勤務。通算訪問企業数122社。2013年に「ITコーディネータ」を取得し「なみきIT経営支援オフィス」として独立開業し、中小企業のIT活用を支援中。
得意分野は、WebサイトやECサイトの活用・企画、業務プロセス再構築、ITコーディネータプロセス一連(経営戦略・IT戦略・IT選定・IT導入支援・IT戦略達成評価)の支援、システム開発・保守。
千葉県産業振興センター/登録専門家、千葉県商工会連合会/登録専門家、東京商工会議所/WEB戦略パートナー、ミラサポ登録専門家
 

受講者の声

  • 自社の課題を見つめ直す機会になった。会社にいるとこのような時間を持ち難いのでよかった。
  • ディスカッションの時間が有意義だった。他社が自社と同じ悩みを抱えているのがわかった。
  • DMMの活用が参考になった。ECRSの原則を考え方に取り入れていきたい。
  • 個別相談の時間を設けてもらったので、疑問や不明点を残すことなく解決できた。
  • 同じ班の中でフェーズが異なる状況だったため、過去・未来において共有しておきたい内容で参考になった。
  • 自社では経営判断に必要なデータが多すぎて、実際には必要ないデータまで分析していることに気づいた。

 

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備考

◆研修初日の講義終了後に交流会(参加任意:費用2000円程度)を開催する予定です。
◆カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
◆当大学校の研修は、人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。

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