No.11 IT活用による経営課題解決実践研修―自社経営戦略策定からIT戦略までのトータルサポート講座―

受付終了 研修番号 11 場所 東京校
期間 2015年10月13日(火曜)~2016年2月10日(水曜)/7日+現地講義2回 受講料 102,000円 定員 20名
対象 IT化について評価・判断に迷っている経営者・管理者、現状のIT化の問題を解決したい経営者・管理者
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研修のねらい 

 変化の激しい現代の経営環境下、変化に迅速に対応することが、企業には強く求められています。そのためには、経営戦略を立案し、戦略上必要となる業務の見える化・効率化を進めることや、新たなビジネスモデルで販路拡大を図るなどの経営革新が欠かせないものとなっています。
 この研修では、まずは、自社の経営戦略を専門家のきめ細やかな指導の下、自分たちで作りこんで頂きます。必要な分析を盛り込み、解釈を助け、自社に最適なバランスの良い戦略策定が可能となります。
 その後、自社の顧客開拓や業務プロセスの効率化にITがどう寄与するかの見極めを行います。IT化は、企業の経営課題解決をサポートする強力な武器ですが、技術的なことが難しくてよくわからない等、導入にあたっての障壁は大きいと言わざるを得ません。そこで、次の段階として、HP、ブログ、SNS等の情報発信ツールや、基幹システムの導入等に代表されるソフトウェア開発の際のロードマップ(全体像)など、IT化を進める上での基本的な知識を学んでいただき、自社にとってのIT化の見極めを行うことができるようご支援いたします。
 IT化の見極めが出来、IT化を見据えつつも、すぐには取り掛からない場合は、具体的な課題対応策(戦術)の作りこみや実行をご支援いたします。
 一方、IT戦略の策定が必要な企業、あるいは、ITベンダーとの交渉を検討する企業には、IT化失敗のリスクを最小限にとどめ、導入コスト・開発コストを大幅に削減するためのポイントや具体的な取り組みについて学んでいただき、最終的にIT戦略企画書やRFP(必要とするハードウェアやソフトウェア、サービスなどのシステム概要や、依頼事項、保証用件、契約事項などをまとめたもの)の作りこみをしていただきます。自社のIT化をITベンダー等に任せきりにするのではなく、自ら理解し、主導していけるようになることをゴールとします。
 このコースは、グループ演習と個別指導を中心とした、当校で最もきめ細やかな支援体制を組んだコースです。経営戦略を作りたい方も、IT化を進めたい方も、安心して学び、また成果を出すことができる研修です。

※RFP(提案依頼書)とは、ソフトウエアを開発するベンダーに対して、自社の要求仕様を文書化したものです。

研修の特長 

・経営課題解決のために必要な各種手法・分析ツールを提供します。講義・演習を通して実践的に戦略策定の理解が進むとともに、自社の経営戦略が作りこめます。
・IT化のために必要な各種手法・ITツールを提供します。講義・演習を通して実践的にIT化についての理解が進むとともに、自社のIT化戦略企画書やRFP(必要とするハードウェアやソフトウェア、サービスなどのシステム概要や、依頼事項、保証用件、契約事項などをまとめたもの)が作りこめます。
・東京校で行われる講義・演習は3日間+2日間+2日間の合計7日間です。インターバルの間に1回ずつ合計2回、受講者企業に専門家が訪問し、具体的な経営課題解決へのアドバイスを行います。
・IT化を進めたい希望の企業は、社内にプロジェクトチームを立ち上げていただき、研修には、プロジェクトリーダーの方に参加していただきます。毎回の講義後、帰社したら、他のプロジェクトメンバーに知識を共有していただきます。ます。他のプロジェクトメンバーは、プロジェクトリーダーから学びつつ、専門家の訪問時に、アドバイスの場に同席し、問題の共有化・解決策のアイディアだしなどを行い、企業が一丸となって、IT化を進められるようになります。
・ITを活用した経営課題解決の全体像とプロセスを理解することができるので、やるべきことが整理され、無駄なコストや労力の発生を抑えることができます。
◆事前課題があります。
◆短時間でより現実的な経営戦略の策定を目指すため、1社複数名での受講をお勧めいたします。

カリキュラム 

月日 時間 科目 講師 内容
10月13日(火曜) 9時20分~9時40分 オリエンテーション 担当職員  
9時40分~10時40分 現代の経営環境と経営革新の必要性 藤川 惣二
中小企業診断士
現代の経営環境を概観するとともに、新たなビジネスモデルによる経営革新、スピード重視の経営の必要性等について、具体的な事例を交えて理解していただきます。
・現代の経営環境
・経営革新の必要性
・自社の経営環境の認識
10時40分~12時40分 経営戦略とIT活用
―IT化のためのロードマップ―
経営ビジョン、経営戦略とIT活用との関連や重要性について理解していただきます。
・IT化の意義と必要性
・IT化の全体像とプロセス―評価基準
・失敗しないIT化のためのツール(PJM)
・パッケージシステムとオーダーシステム
・プロジェクトマネジメントによる問題解決
13時40分~16時40分 IT活用による経営革新
―マーケティング(販路開拓)へのIT活用―
―業務プロセス革新へのIT活用―
阿部 満
ブリッジ・リサーチ&コンサルティング合同会社 
代表社員
ITコーディネータ
ITを活用して、販路開拓につなげる方法と業務効率化をはかる方法を事例を紹介しながら学んでいただきます。ITをどう経営に活用していけば良いのか、ヒントを得て頂きます。
10月14日(水曜) 9時20分~16時20分
(昼休12時~13時)
自社の現状分析の手法(講義→演習) 藤川 惣二(前掲)

(演習補助)
中小企業診断士2名
IT化の前提となる自社の現状分析の手法について、演習を交えて学習します。自社戦略の骨子をワークシートへ記入しながら進めます。

・業務フロー分析
・外部・内部環境分析(SWOT)
・ポジショニングマップ 等
10月15日(木曜) 9時20分~16時20分
(昼休12時~13時)
【自社分析】(演習)
―現状分析~課題抽出―
藤川 惣二(前掲)

阿部 満(前掲)

國方 洋伸
中小企業診断士

(演習補助)
中小企業診断士2名
これまでに学習した内容を踏まえ、自社の現状分析を行います。
【自社分析】
・経営戦略企画書の構成・策定方法
・外部環境分析
・内部環境分析
・クロスSWOT―戦略マップ
→宿題:上記ワークシートの完成
【個別相談】
・経営課題の明確化

現地講義1回目

月日 時間 科目 講師 内容
12月7日(月曜) 9時20分~16時20分
(昼休12時~13時)
現状分析とりまとめ(演習)
―経営戦略企画書―
藤川 惣二(前掲)

阿部 満(前掲)

國方 洋伸(前掲)

(演習補助)
中小企業診断士2名
インターバル期間中に実施した自社の現状及び課題解決に向けた戦略をブラッシュアップしていくとともに、経営戦略企画書としてまとめていきます。

【自社経営戦略策定】
・経営戦略企画書
→宿題:上記ワークシートの完成
【個別相談】
・自社経営課題への対応策検討
・自社経営課題に合致したIT化の見極め
【分科会講義】
12月8日(火曜) 9時20分~12時20分
13時20分~16時20分 RFP(提案依頼書)の概要と作成ポイント 藤川 惣二(前掲) ITを活用し、経営課題を解決する(IT戦略を具体化する)ために、必要なIT戦略企画書とRFP(提案依頼書)について概要を説明します。
 ソフトウエア構築に欠かせないRFP(提案依頼書)の作成ポイントを事例を交えて理解して頂きます。

現地講義2回目

月日 時間 科目 講師 内容
2月9日(火曜) 9時20分~10時50分 IT戦略企画書とRFP(提案依頼書)の果たす役割と効果 阿部 満(前掲) ソフトウエア構築の際に、IT戦略企画書及びRFP(IT化提案依頼書)がどのような役割を持ち、どのような効果をもたらすのかを理解して頂けるよう、ソフトウエア開発の概要を解説いたします。
10時50分~16時20分
(昼休12時~13時)
改善計画等の取りまとめ(演習)
―経営戦略企画書―
―IT戦略企画書―
藤川 惣二(前掲)

阿部 満(前掲)

國方 洋伸(前掲)

(演習補助)
中小企業診断士2名
インターバル期間中に実施した自社の分析や策定した改善計画、新ビジネス構築計画等について取りまとめるとともに、講義・個別相談を通して、更にブラッシュアップしていただきます。


【自社経営戦略とりまとめ】
・経営戦略企画書
・IT戦略企画書※
・RFP(提案依頼書)案※
(※なお、研修のゴールは、受講者の目的により各人異なります。経営戦略策定をゴールにする方は、・経営戦略企画書の完成をめざし、更に進んで、IT活用を検討している方は、IT戦略企画書の作成を研修のゴールとして頂きます。)

【個別相談】
・自社経営課題への対応策検討
・自社経営課題に合致したIT化の計画検討
・IT戦略実施案検討

【分科会講義】
2月10日(水曜) 9時20分~14時50分
(昼休12時~13時)
14時50分~16時20分 経営戦略とIT活用
―まとめ―
藤川 惣二(前掲) 経営課題解決のプロセスとITの効果的な活用について総括し、今後の展開へのヒントとして頂きます。

講師プロフィール

◆阿部 満(あべ みつる) ブリッジ・リサーチ&コンサルティング合同会社 代表社員 ITコーディネータ

ITコーディネータ・経営士(経営コンサルタント)。富士ゼロックスIT関連企業にて、日本最大のネットワーク・セキュリティー業界のマーケティング関連に従事。個人およびパートナー支援で販売実績が認められ数々の賞を受賞。その後、京セラ関連IT企業にて、事業開発部長、経営企画部長、コンサルティング部長に従事。その後、ITコーディネータ協会を経て、現社を設立。中小企業向けコンサルティング活動を行うほか、研修講師としても高い評価を得ている。経済産業省中小企業IT経営力大賞認定企業多数支援実績有り。著書、ITコーディネータ協会認定教材「IT経営実践の知識」「IT経営可視化戦略」などコラム等を含め執筆多数。

◆藤川 惣二(ふじかわ そうじ) 中小企業診断士・ITコーディネータ

中小企業診断士・ITコーディネータ・PMAJ認定PMS(プロジェクトマネジメントスペシャリスト)。メーカー系情報機器会社でシステム設計に従事。その後、システムコンサルタント会社を設立、現在代表取締役。製造・流通・販売のシステムコンサルタントとして20年以上の経験を持つ。地域資源コーディネート・販路開拓事業に携わり、コミュニケーションマネジメントを実践中。また、プロセス・人材・リスクマネジメントの視点から経営を考え、「負けない経営」のノウハウを提供している。現在、中小企業大学校 講師、中小企業基盤整備機構 経営支援アドバイザー、CIO(最高情報責任者)育成支援アドバイザーとして活動。著書に、中小企業のための経営革新を実現する7つのステップ(日刊工業新聞社)がある。

◆國方 洋伸(くにかた ひろのぶ) 中小企業診断士

人事コンサルティング会社、広告代理店、財務コンサルティング会社を経て、中小企業診断士の資格取得を機に独立。中小企業大学校東京校にて、後継者研修のコーディネート業務等、様々な中小企業の経営支援を行っている。中小企業大学校東京校人材育成アドバイザー。

その他

◆研修では、パソコンを使用いたします。お持ちの方は使い慣れたご自分のパソコンをご持参下さい。お持ちでない方は、貸し出しも行いますので、貸出希望の方は、受講決定後にお知らせください。

 

◆現地支援につきましては、別途費用は掛かりません。インターバル期間中に日程調整を行い、現地支援を2回実施します。

平成26年度に受講していただいた方の声(受講生アンケートより)

  • 戦略の立て方が分かった。(製造業・30代)
  • ITは経営戦略を進めるための一つの方法であると感じた。戦略に沿った方向でIT化を行えばより効果的。(サービス業・30代)
  • 業務管理システムを更新する上でやるべきロードマップが明確になった。(サービス業・40代)
  • やるべきことが明確になったため、前向きに課題に取り組めるようになった。(製造業・30代)
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備考

◆研修初日の講義終了後に交流会(参加任意:費用2000円程度)を開催する予定です。
◆カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
◆当大学校の研修は、人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。

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お問い合わせ・資料請求・御意見

中小企業大学校 東京校企業研修課
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