No.8 利益向上のためのロジスティクス―物流コスト・在庫管理の改善―

受付終了 研修番号 8 場所 東京校
期間 2016年1月27日(水曜)~1月28日(木曜)~2016年2月23日(火曜)/全3日間 受講料 31,000円 定員 20名
対象 経営幹部・管理者
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研修のねらい 

 昨今、消費者の商品及び製品に対するニーズが高度化、多様化しており、これに対応して商製品を供給する企業は経営戦略を顧客サービスの向上と満足に傾注させ、「小口化」「多頻度化」「リードタイムの短縮」等を考慮し、市場のニーズやタイミングに合わせて的確に資材調達・生産・配送を行う最適なロジスティクスの対応が迫られています。さらに、商品のライフサイクル短期化やサービス競争の激化などに対応するため、会社や組織の壁を越えた全体最適により無駄を排除し、全体で利益を生み出すSCM(サプライチェーンマネジメント)の導入が活発化しつつあります。
 一方、物流改善においては、物流を包括的に請け負い、荷主の立場で物流改善に取り組む3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の活用も新しい選択肢として挙げられています。そこで、本研修では在庫を保有してビジネスを展開しているメーカーや流通企業などを対象として、物流環境の最新事情を学ぶとともに、急速に拡大しつつある電子商取引における物流の課題と対応を学びます。また、物流の効率化を図りコストの削減を実現するため、物流コストの捉え方、適正な在庫を維持する方法、アウトソーシングも含む物流管理の進め方を学び、利益向上のための自社ロジスティクスの構築に取り組んでいただきます。
 

研修の特長 

・ケーススタディを通じて、最適なロジスティクス実現のポイントを学んでいただきます。
・自社データを用いて、ロジスティクス構築案の策定に取り組んでいただきます。
・物流事業者においては、取引先企業におけるロジスティクス支援の勘所を学んでいただきます。
 

カリキュラム 

月日 時間 科目 講師 内容
1月27日(水曜) 9時20分~9時40分 オリエンテーション 当校職員  
9時40分~12時40分 新たな物流環境の潮流を学ぶ 芝田 稔子
株式会社湯浅コンサルティング
コンサルタント
 
自社のロジスティクスを考えるうえで必要な経済・業界・国際事情の最新の動向など、倉庫・物流業を取り巻く経営環境の現状と今後の展望について認識していただきます。また、サプライチェーンマネジメントについても学んでいただきます。
13時40分~17時40分 新たな流通チャネル(電子商取引)の拡大に伴う物流のあり方 電子商取引に伴う物流は多種にわたる商品を迅速に配送することが必要であり、多頻度、迅速、小口配送が求められます。そこで、今後の拡大が見込まれる電子商取引に伴う物流の課題と対応について学んでいただきます。
ロジスティクスの体制づくり(講義+演習) 企業競争力を向上させるには、市場の需要の変化に柔軟に対応し、どんな環境でも利益を確保できるロジスティクスの体制づくりが有効です。そこで、体制づくりのポイントを企業事例による演習を交えながら学んでいただきます。
1月28日(木曜) 9時20分~12時20分 トータル物流コストの捉え方 物流コストは配送費、保管費といった直接的な活動だけでなく様々な要素から捉える必要があります。そこで、物流費の全体像の捉え方、作業改善や人員配置によるコストダウンの方法について学ぶとともに、顧客への納品に関わるサービスの変化がどのように物流コストに影響するかを学んでいただきます。
13時20分~17時20分 適正在庫を維持する方法 適正在庫は、適正な時期に適正な量を発注することで維持されます。そこで、必要な在庫量の把握方法、発注方法を学んでいただきます。
ロジスティクスケーススタディ ケーススタディにより、市場の動向と供給活動を同期化させるためのプロセスを学んでいただきます。
自社ロジスティクスプラン策定のポイント 次月に実施する自社ロジスティクス構築案の策定のポイントを学ぶとともに、インターバル期間中に実施していただくデータ準備等の留意事項を説明します。
インターバル期間 :2月に使用する自社の物流コスト、在庫データをご準備いただきます。
2月23日(火曜) 9時20分~12時20分 自社の物流課題の検討 芝田 稔子(前閲) 

内田明美子
株式会社湯浅コンサルティング
コンサルタント
物流コストの削減は企業にとって強化すべき重要な課題です。しかし、物流のコストを削減しても競争力が低下しては、意味がありません。そこで、自社の供給活動を市場に同期化させ、かつ物流コストを最小化するため、収集した自社の物流及び在庫に関わるデータから、自社の課題を抽出していただきます。そして、3PL事業者の活用等、物流改善も含めた利益向上のためのロジスティクス案を策定し、研修後の自社での具体的取組みにつなげていただきます。
13時20分~16時20分 自社のロジスティクスプランの策定(演習)
17時20分~ 修了証書の授与 当校職員  

講師プロフィール

◆芝田 稔子 (しばた としこ) (株)湯浅コンサルティング  コンサルタント

1992年大学卒業後、(株)日通総合研究所に入社し、官公庁関連の調査研究業務、物流ABC導入支援、在庫管理技法の開発等に従事。2004年4月に(株)日通総合研究所を退職し現在に至る。日本物流学会会員。 著書に『ムダをなくして利益を生み出す在庫管理』、共著に『手にとるようにIT物流がわかる本』、『「物流ABC」導入の手順』、『新物流実務事典』、『物流管理ハンドブック』、『絵でみる 在庫管理のしくみ』、『図解でわかる物流とロジスティクス』等多数。

 

◆内田 明美子(うちだ はるこ)(株)湯浅コンサルティング コンサルタント

1987年大学卒業後、日本債券信用銀行(現 あおぞら銀行)に入行し、流通、物流ほかの業界調査を担当。1998年株式会社日通総合研究所に入社し、物流ABCや在庫管理に関わる調査研究、導入コンサルティングなどに従事。2004年4月に株式会社日通総合研究所を退職し、現在に至る。経済産業省産業構造審議会地球環境部会基本政策小委員会等 流通業分科会 委員、日本物流学会会員。共著に『絵でみる「在庫管理のしくみ」』、『手にとるように物流がわかる本』、『最新在庫管理の基本と仕組みがよ~くわかる本』等多数。

 

平成26年度に受講していただいた方の声(受講生アンケートより)

  • 非常に有意義な内容でした。(運輸倉庫業・30代)
  • 参考になりましたが、難しかった。(卸売業・30代)
  • 自社の問題解決のための考え方の切り口を教えていただいた。(運輸倉庫業・30代)
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備考

◆研修初日の講義終了後に交流会(参加任意:費用2000円程度)を開催する予定です。
◆カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
◆当大学校の研修は、人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。

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お問い合わせ・資料請求・御意見

中小企業大学校 東京校企業研修課
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