プラザセミナー「企業の研究開発と知財」─ものづくり企業の特許活用─を開催しました。

2011年12月28日

12月20日火曜13時30分より2時間にわたり、当プラザ定例セミナーを開催しました。
今回は、先月のプラザセミナー「企業の研究開発に必要な知財―1」に続き、知財をより実践的に活用するために、財団法人 埼玉県産業振興公社 統括アドバイザーの野口満氏をお招きして、「企業の研究開発と知財」─ものづくり企業の特許活用─と題し、埼玉県内のものづくり企業の事例を挙げ、県内企業の特徴から見えてくるもの。新事業を展開する上で必要なこと。また、自動車関連産業を通し産業構造からみる知財の利用法など、効率的な特許活用について講義をしていただきました。前回の講義をうけての今回のセミナーだったこともあり、入居企業をはじめ前回出席された方々など多くの参加がありました。

講義では、埼玉県内企業の実態および特徴を県の白地図などを使い説明され、商品開発で新事業を展開する際、知財と成りうるモノづくりをいくつかの事例にもとづいて講義していただきました。中でも、自動二輪車のスーパーカブの製造を例にあげ、バイクでもなくスクーターでもないデザイン(意匠権で保護)。低重心、自動クラッチ連動ミッション機構(特許)。これらは知財として認められ、日本での開発・販売から50年を経過した今でもベトナムなどで活躍しているとの報告をしていただきました。また、今後、中小企業に問われる知財の活用方法として、自動車産業の関連産業構造を例にあげ、現状に見られる知財の単独利用よりもこれを堅持しつつ、関連企業との連携、情報公開で技術の融合を図り、体力をつけ、集団で競争を乗り切ることが大事であると語られていました。この二度のセミナーを通じて、企業にとっての知的財産の重要性を改めて考えさせられました。 

財団法人 埼玉県産業振興公社 統括アドバイザー 野口満氏の講義風景

財団法人 埼玉県産業振興公社 統括アドバイザー 野口満氏の講義風景

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