プラザセミナー「次世代モビリティの実証実験について」を開催しました。

2011年10月24日

10月7日金曜、午前10時より2部形式で3時間半にわたり、当プラザ定例セミナーを開催しました。
今回は、(株)本田技術研究所 未来交通システム研究室 主任研究員の矢口忠博氏とさいたま市 環境局環境共生部 環境未来都市推進課 課長の千枝直人氏をお招きして、それぞれ「次世代モビリティの実証実験について」「さいたま市の次世代自動車への取組」と題し、次世代の移動手段の電動化について技術的な進行状況と、それに伴う行政のインフラの進捗状況を講義していただきました。

今後の環境問題等を占う最新技術の講義、また実際に試乗ができることもあり、松本和光市長、中小企業基盤整備機構 山田関東支部長、同高山部長など多くの方々が参加しました。

 

講義では、技術面で(株)本田技術研究所の矢口忠博氏から、これからの環境・エネルギー問題おいて化石燃料主役の時代から電動化や再生可能エネルギー等への多様化が必至であるとの位置付けから、今回は様々は移動手段の中から特に電動カート(商品名モンパル)を使用した場合の実証実験の報告がありました。モンパルの使用手段は多数挙げられますが、中でも高齢者の利用を目的とした実験では、以前より外出の機会が増えたことで、近隣とのコミュニケーションや新しい仲間が増える結果となった。また、電動カートに乗ることで歩かなくなると懸念されていたことが、予想に反して外出先での歩行が増えたことで、総合的に判断して以前より多く歩いている実証が示されたとの報告をしていただきました。

一方、行政のインフラについてさいたま市の千枝直人氏から、さいたま市が取り組む「E-KIZUNA Project」と題したEV普及拡大の前に立ちはだかる3つの課題【1.1回の充電で走行可能な距離が短い2.車両の価格が高い3.一般の消費者の認知度が低い】の解決を実現中との報告がありました。
実際に、充電施設の拡大のために市からの補助金、また、市内小学校や商業施設でのEV展示・試乗会などの取り組みで、それらの課題の解決に向けて努力をされているとの報告をしていただきました。これらの講義を拝聴する限り、将来の生活環境・生活様式・生活習慣等に大幅な変化が生まれ、エネルギーの選択次第で世界規模での環境問題や資源不足などを解消する方向性が決まってくるのではないかと感じました。

写真上段左:さいたま市環境局 環境共生部 環境未来推進課 千枝氏の講義風景、右:株式会社 本田技術研究所 未来交通システム研究室 主任研究員 矢口氏講義後の交流風景

写真下段:松本和光市長らが電動二輪車「EV‐NEO」の乗車説明を受ける

千枝氏・矢口氏

電動二輪車試乗

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