植物ストレス学グループ(馬教授)

植物が養分を吸収する仕組みや有害金属を無毒化・蓄積する仕組を遺伝子レベルで
研究することで、ミネラルストレスを抱える問題土壌での生産性向上と安心・安全の
食の生産を目指しています。


ケイ素トランスポーターの同定

ケイ素トランスポーターの同定1

ケイ素トランスポーターの同定2

研究室の顔
馬 建鋒
研究者
馬 建鋒 教授(マ ケンボウ)
電話:086-434-1209
FAX :086-434-1209
E-mail:maj@rib.okayama-u.ac.jp
    (@を半角にしてください)
研究成果、実験機器・設備
ジェネティックアナライザ
ジェネティックアナライザ
アフリカつめ蛙
アフリカつめ蛙
グンバイナズナ
グンバイナズナ
バイオ実験棟の研究素材
バイオ実験棟の研究素材
研究室風景
バイオ実験棟でのイネの説明
バイオ実験棟でのイネの説明
研究中の女性スタッフ
研究中の女性スタッフ


 

IMの訪問コメント
馬先生の専門は植物栄養学です。植物はどの様に栄養分(ミネラル)を獲得し、同時に不要な毒物を排除するのか。コメ、ムギを対象にストレスに対する耐性機構の仕組みを遺伝子レベルから個体レベルまで研究対象にしておられます。
 最近、毒性の強い重金属であるカドミウムの蓄積を抑えるコメの遺伝子やアルミニウムの吸収遺伝子を発見して注目を集めました。
 馬先生はphytoremediationについても研究され、植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、土壌や地下水の汚染物質を吸収・分解し、環境を修復する技術にまで及んでいます。自ら移動することが不可能な植物の特異な機能を活用した研究に、個人的にも興味がわきました。
 馬先生の研究への取り組み姿勢は「世界のトップレベルの研究」を「地道にコツコツ」です。もしもノーベル賞に農業部門があれば……の意気込みをうかがいました。(松浦IM記)  
教授室でお話を伺いました
平成2210月13日(水曜)、教授室でお話を伺いました。

研究シーズ、キーワード、研究室の特徴

○ミネラルストレス
○アルミニウム毒性ストレス
○鉄欠乏ストレス
○カドミウム集積
○ヒ素集積
○ケイ酸輸送


共同研究・受託研究等の実績

○共同研究
 ・平成19〜21年度/アルミニウムイオンを利用した防草シートの開発/JH四国
○受託研究
 ・平成19〜21年度/イネのカドミウム集積に関する遺伝子の単離と解析/農業生産資源研
 ・平成20〜21年度/イネのケイ酸輸送とアルミニウム耐性に関与する遺伝子の単離と機能解析/名古屋大学
 ・平成18〜21年度/ストレス耐性遺伝子の単離と解析/農業・食品産業技術総合研究機構
 ・平成17〜19年度/ミネラルの吸収や利用を司る遺伝子の単離と応用/農業生産資源研
 ・平成17〜19年度/イネアルミニウム耐性遺伝子の単離/農業生産資源研
○科研
 ・平成22年度/アルミニウム結合性ペプチドの同定
 ・平成22年度/大地環境変動に対する植物の生存・成長突破力の分子的統合解析
 ・平成22年度/劣悪化する土壌環境に適応するための植物の知恵
 ・平成21〜22年度/植物の新規有害金属トランスポーターの同定
 ・平成19〜20年度/ケイ酸トランスポーター遺伝子の単離と解析
 ・平成19年度/カドミウムトランスポーター遺伝子の同定


最近のマスコミ掲載記事

○平成22年 9月 7日/山陽新聞28面/コメのカドミウム蓄積抑制遺伝子を発見
○平成22年 9月 7日/毎日新聞21面/カドミ蓄えないコメ イネ制御遺伝子特定
○平成22年 9月 7日/読売新聞29面/カドミウム阻止稲遺伝子 汚染土でも安全米へ道
○平成22年 9月 7日/日経新聞34面/カドミウム蓄積防ぐ遺伝子 安全なコメ作りの道
○平成22年10月12日/岡山日日新聞7面/イネから新遺伝子 アルミニウムを細胞に吸収
○平成22年10月19日/朝日新聞21面/アルミ無毒化 イネの謎に光 「運び屋」たんぱく質発見
○平成22年11月16日/山陽新聞32面/作物の生育を阻害するアルミニウムイオン 「輸送体」たんぱく質発見


知的財産

○特許公開2008−220308 アルミ二ウム耐性に関与する遺伝子、およびその利用
○特許公開2008−220306 ケイ素吸収に関する遺伝子の利用
○特許公開2008−054532 アルミニウム耐性に関与する遺伝子、およびその利用
○特許公開2006−187209 ケイ素吸収に関する遺伝子、およびその利用
○特許公開2005−058022 アルミニウム耐性オオムギの判別方法およびその利用
○特許公開2004−344024 アルミニウム耐性植物の判別方法

詳細情報

研究室のホームページ(新規ウィンドウで表示)

 

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