低炭素技術調査研究室(押木講師)

革新的化学触媒によるプロセスイノベーション
「地球上のすべての生命、そして子孫のため」

 

分野

 

研究室の顔
 押木 俊之
研究者
押木 俊之(オシキ トシユキ)
電話:086-286-8014
FAX :086-286-8035
E-mail:oshiki@cc.okayama-u.ac.jp
    (@を半角にしてください)

 

研究成果、実験機器・設備 

 

マイクロ波合成装置
マイクロ波合成装置
高速液体クロマトグラフ装置
高速液体クロマトグラフ装置
触媒等製造用アルゴンライン
触媒等製造用アルゴンライン
自動ガスクロマトグラフ装置
自動ガスクロマトグラフ装置


 研究室風景

少数精鋭の研究室
少数精鋭の研究室
企業からの研究員も受け入れ中
企業からの研究員も受け入れ中


 IMの訪問コメント

 

 

 

  押木先生は触媒科学の専門家です。21世紀は「水の世紀」と言われ、水環境の保全は地球規模の課題であり、先生の中心的な研究テーマは「水資源を賢く使い(排水ゼロ)、賢く再生する(高機能凝集剤)」革新的な触媒の開発です。
 岡山リサーチパークにある岡山大学の産学官融合センターでお話をうかがいましたが、お話の端々に企業との連携研究による実用化(成果の社会還元)を目指していることを強く感じました。これまでもご自分から企業に働きかけ、多くの共同研究を実現するとともに、国・県等が公募する研究開発助成金に積極的に提案され、多くの助成金により、研究を推進されています。
 押木先生は特に岡山に製造等拠点を持つ企業との連携を望んでおいでです。(鈴木CIM記)
 

産学官融合センターでお話を伺いました
平成22年5月24日(月曜)、産学官融合センターでお話を伺いました。

研究シーズ、キーワード、研究室の特徴

○我が国の国際競争力強化のため、工業化を見据えた省エネ・省資源型の新しい化学触媒プロセスの開発を進めます。産業界との連携は必須です。また、エコイノベーション(環境・人間重視の技術および社会革新)につながる、新エネルギー等の基盤技術開発を実施しています。研究成果を迅速に社会還元するため、東京での大規模展示会等に積極的に出展しています。実動している液相触媒プロセスの研究開発設備は、大学では最高水準のものと自負します。特に自作した不活性雰囲気下の物質製造設備(触媒等製造用アルゴンラインなど)は、費用対効果が極めて高く、メンテナンス性にも優れています。実験機器等の導入にあたっては、材質特性、省エネ、費用対効果、操作性などを充分に事前調査し、研究加速につながる整備を着実に進めています。
○ケミカルバイオファイナリー(商標登録5277829号)
○創意工夫による実験設備の徹底した合理化と省エネ化
○デザインソリューション:研究成果最適発信支援事業


共同研究・受託研究等の実績

○共同研究
 ・平成21年〜23年/環境対応型高性能樹脂用の触媒製造技術/化学企業
 ・平成20年〜21年/革新的金属触媒機能の探索研究/非鉄金属精錬業
 ・平成19年〜20年/省エネ化に資する新規錯体触媒技術の開発/化学企業
 ・平成19年〜20年/新規PGM錯体の開発/化学企業

 
○受託研究
 ・平成22年/岡山県産セルロース系バイオマス資源からの有用ケミカル製造基礎研究(フェーズ1)
 ・平成21年/ケミカルバイオリファイナリー:LCAに配慮した低炭素型化学触媒によるものづり/岡山県
 ・平成21年/バイオ水素を製造する「創エネ型」化学触媒プロセスの開発/JSTシーズ発掘試験
 ・平成21年/化学触媒によるアクリルアミド次世代低炭素型製造法の可能性調査/NEDOエコイノベーション推進事業
 ・平成20年/低炭素化社会を先導する革新的アルコール変換触媒の開発/岡山県
 ・平成20年/バイオディーゼルを高速1段製造する実用的触媒法の開発/JSTシーズ発掘試験
 ・平成20年/廃水ゼロでアクリルアミドを製造する革新的触媒法の開発/JSTシーズ発掘試験
 ・平成19年/新規高活性錯体触媒を用いるニトリルの加水分解による革新的アミド製造技術/JSTつなぐしくみ
○補助事業(岡山大学の特色ある研究プロジェクト)
 ・平成18年〜22年/水−有機多相系を制御する新規錯体触媒プロセスによるシンプル水和反応の開発/NEDO 若手研究グラント




連携を希望する研究テーマ

○狭義の専門分野は液相系の錯体触媒プロセスです。少し視野を広げると、触媒そのものの高効率製造法、触媒劣化対策、触媒用金属をロスしない方法論、触媒スクリーニング法、触媒分析(多核・温度可変核磁気共鳴、プローブ型分光分析)、速度解析など、触媒まわりだけでも様々な課題解決の糸口はあります。さらには、無機化合物の製造、機能性モノマー製造、樹脂製造など、化学品製造の幅広い分野での連携は可能です。



企業へのメッセージ

○ひたすら誠実に取り組むことを約束します。そのためには、互いに価値観を許容することと、迅速な意思決定が必要です。
○研究成果の社会還元・社会実装を加速するため、各種展示会(東京ビックサイト等)への出展の支援、報道発表(記者発表)の高度なノウハウを提供します。
○経済産業省技術戦略マップ等の、国家戦略上の重要課題の分析・調査を実施しています。課題指向型研究提案へ向けたアドバイスも行っております。
○企業の常識は大学の非常識です。まず話し合いをしないことには、何も始まりません。
○できないことは、「私にはできない」とはっきり言います。スケジュールを明確にして、的を絞った共同研究開発を希望します。

  

最近のマスコミ掲載記事


○平成22年9月14日/毎日新聞26面/汚水処理 低コストで 岡山大「アクリルアミド」新製造法
○平成22年9月10日/日本経済新聞29面/油田粘着の油採りやすく 岡山大が原油回収剤生産の新技術
○平成22年9月10日/化学工業日報1面/アクリルアミド製造触媒 原料転化率99%超 岡山大、経済性も優れる
○平成22年 8月22日/山陽新聞10面/岡山市の廃食用油活用BDF事業について 押木講師「普及へ仕掛け必要」
○平成20年12月 9日/山陽新聞26面/廃水ゼロでアミド類 製造方法岡山大開発 環境負荷を低減
○平成20年10月29日/岡山日日新聞7面/アミド類 工業排水出さず製造 岡山大大学院 押木講師ら開発
○平成20年10月24日/朝日新聞24面/廃水出さずビタミン生成 岡大院講師ら製法開発
○平成20年10月22日/環境新聞10面/工業排水ゼロのアミド類新製造法を開発 岡山大
○平成20年10月10日/化学工業日報1面/アミド類製造 工業排水ゼロに 岡山大 新触媒・プロセス開発
○平成20年 5月12日/化学工業日報5面/省エネ型のアミド製造技術 岡山大が錯体触媒水和プロセス


研究者の著書紹介

○監修
月刊ファインケミカル,特集:化学プロセスを見直す加水分解反応の新研究,2009年10月
○共著
 化合物の辞典,朝倉書店,1997年


知的財産(主なもの)

○特許公開2009−214099 アミド化合物の製造方法及びその触媒
○特許公開2009−023925 アミド化合物を製造する方法及びその方法に使用される触媒
○特許公開2008−285546 開環メタセシス重合触媒及び開還メタセシス重合体の製造方
○特許公開2008−231267 オレフィン重合用触媒及びオレフィンの重合方法
○特許公開2008−088153 アミド化合物を製造する方法及びその方法に使用される触媒

詳細情報

研究室のホームページ(新規ウィンドウで表示)

岡山大学の研究シーズ集(PDF・新規ウィンドウで表示)

 

 

 

 

 

 

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