くまもとバイオ&ライフサイエンスカフェ「食の安心安全の高度化と知財保護の必要性」を開催しました。(平成25年2月6日)

今回は、神戸大学大学院農学研究科教授の万年英之氏から「食の安全の高度化と知財保護の必要性(優良品種と識別技術)」と題して、牛のDNA鑑定による識別・遺伝子検査の現状等についてお話をしていただきました。

国産牛肉及び輸入牛肉に対するDNA鑑定では、食品偽装の事例などを示しながら、和牛、交雑種、ホルスタイン、そして米国産牛・豪州産牛の識別の鑑定技術開発とその現状について説明されました。後半では、おいしい牛肉とは何か、おいしさに関わる遺伝子の解明とゲノミクス技術を応用した分析技術を紹介されました。

引き続き、(株)東芝DNAチップ事業推進統括部主務の高橋匡慶氏から、同社が開発している「電流検出型DNAチップを用いた簡易自動DNA検査システム」の紹介がありました。この機器は現場で簡単に検出から判定までを自動化したシステムであること、また、熊本県民百貨店で購入した牛肉片を用いた検出・判定のデモンストレーションを交えながら説明されました。開発課題としては、まだまだ価格が高いので、低価格で提供できるよう開発に取り組んでいると話されました。

カフェには、食品関係の技術者や熊本県担当課の方々28名の参加があり、ディスカッションも活発に行われました。

くまもとバイオ&ライフサイエンスカフェ

くまもとバイオ&ライフサイエンスカフェ

中小機構のインキュベーション事業

このページの先頭へ