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「静岡中小企業支援2号ファンド」への出資決定について

平成18年9月4日 

 

 

  独立行政法人中小企業基盤整備機構は、静岡県内の中小企業等の再生を支援することを目的として設立される「静岡中小企業支援2号ファンド(投資事業有限責任組合)」に対し、出資を決定いたしました。当機構が出資した再生ファンドにおいて、第1号ファンドの投資の組入れがほぼ完了し、第2号ファンドが組成されるのは初めてとなります。

 

  第2号ファンドは、第1号ファンドと同様、過剰債務等により経営状況が悪化しているものの、本業には相応の収益力があり、財務リストラや事業見直しにより再生可能な中小企業を対象に、金銭債権の買取や株式出資等の中長期的な投資を行い、債務の軽減等を図るとともに、継続的な経営支援を行い、再生を支援するものです。

 

  第1号ファンドは、平成16年3月に組成され、総額40億円でこれまでに14社に対して投資を行いました。今後は、金利上昇に伴って金融面からの救済を求める中小企業が増加することも見込まれ、再生ファンドに対するニーズもさらに高まることが予想されることから、第2号ファンドは、第1号ファンドを上回る総額60億円(中小機構の出資額は27億円)となっております。

 

  第2号ファンドは、中小機構の他、静岡県内の15金融機関が出資し、静岡キャピタル(株)がファンド運営を行います。ファンドからの投資は、引き続き地域の経済活力や雇用の維持、拡充について大きな役割を果たす中小企業であって、中小企業再生支援協議会(経済産業省委託事業)による再生計画策定支援を受けた者を主な対象として、15〜20社程度を予定しています。

 

  当機構では、中小企業の再生を財務面、経営面から支援する中小企業再生ファンドの組成を促進しているところであり、これらのファンドへの出資を通じて、再生に取り組む中小企業を支援しております。地域中小企業再生ファンドとしては今回の出資を含め、これまでに13ファンド(ファンド総額は433億円)に対して、204億円の出資決定を行っています。また、これまでに組成された地域中小企業再生ファンドからの投資先は8月末現在で53社(投資額:約90億円)となっており、各地域で中小企業の再生支援が着実にすすめられているところです。

 

 

≪スキーム図≫

 

静岡中小企業再生支援2号ファンドスキーム図