さんぽう通信2015年度
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さんぽう通信28年2月15日号中小機構四国本部さんぽう通信3中小企業施策認定事業者紹介【認定事業者紹介:株式会社宮崎椅子製作所(徳島県)】日経スペシャル「夢織人」に登場!平成23月2月2日地域産業資源活用事業計画認定徳島県鳴門市デザイナーズチェアを制作する株式会社宮崎椅子製作所は、「家具・建具の技術を活用したノックダウン方式(※)による木の風合いを活かしたラウンジチェア及びソファの開発・製造・販売」事業で地域資源活用事業計画の認定を受け事業を進めてきました。中小機構では独自の技術やアイデアでオンリーワン、ナンバーワン、パイオニアの企業を取り上げるBSジャパン・テレビ大阪のテレビ番組日経スペシャル『夢織人~小さなトップ企業~』の制作に協力していますが、テレビ大阪・平成27年1月16日(土)昼12時半から(BSジャパンは同21日(木)23時から)の放送で、同社が紹介されました。番組のタイトルは「廃業の危機から復活~宮崎椅子製作所~」となっており、化粧台の下請け製造を手がけていた同社の宮崎勝弘社長が発注元から国内製造中止を宣言され、一転、生き残りをかけてデザイナーの村澤一晃氏とともにオリジナルチェアの製造に取り組んだこと、2004年に出した作品「pepearmchair」が「展示会でお客さんが途切れることのない」ほどのヒットとなり、それから次々とヒット作を出して国内屈指の椅子製造メーカーへと復活を遂げたことに因んでいます。番組では同社のこうした歴史を紹介するとともに、スマートフォン・XperiaのCMに出演したこともある著名写真家の東真子氏が同社を訪ね、椅子作りに汗を流す職人たちにインタビューを行いながら写真撮影を行いました。被写体となった本人に後日送り届けられた同氏の撮影写真からは作業に取り組む職人たちの真剣さが伝わってきます。その他、宮崎社長を含む職人たちとデザイナーの村澤氏がコツコツと時間をかけて新作の椅子のデザインに取り組む様子が紹介されるなど、視聴者は同社の職人や椅子を深く心に刻んだのではないでしょうか。なお、毎年新たな椅子を世に送り出し続ける同社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する著名な総合的なデザインの推奨制度であるグッドデザイン賞を継続的に受賞しており、これまでの受賞作品の検索サイト「グッドデザインファインダー」でもその軌跡を確認することができます。また、同社はミラノで毎年4月に開催される世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」に4年連続で出展しています。国内では、番組の冒頭でも紹介されたとおり、毎年11月に東京・六本木のアクシスギャラリーにおいて展示会を開催。今年は11月22日から26日までの間、東京・六本木のアクシスギャラリーにおいて、同社がオリジナルチェアの制作を開始した2001年から2015年までに開発した椅子全74脚を展示しました。今回は全脚を揃えた特別な展示会となりましたが、アクシスギャラリーでの同社製品の展示は同時期に毎年開催されていますので、ぜひ一度ご覧下さい。【グッド・デザインファインダー】(受賞履歴を検索いただけます)http://www.g-mark.org/award/【夢織人・過去の放送の紹介ページ】http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/yumeshokunin/onair/【株式会社宮崎椅子製作所WEBページ】http://www.miyazakiisu.co.jp/取材に訪れた写真家の東真子氏と談笑する宮崎勝弘社長初のヒット作となったpepearm chair今年で4年目の出展となった家具見本市・ミラノサローネでイベント報告認定書交付式※ノックダウン(KD)方式他地域で生産された製品の部品を輸送して、輸送先の現地で組立・販売する方式。ノックダウン方式を取り入れることにより、様々な利便性が得られる半面、製品強度の確保が課題であったが、同社の木工技術と組み立て(接合)技術を組み合わせることで、品質・強度を維持しながらノックダウン化をすることが可能となった。

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