サポイン事業 活用支援のご案内
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3【事業内容】炭素素材を中心とした異種材料の特徴を複合化し、燃料電池セパレータ、炭素/炭素複合材、ヒートシンク等顧客のニーズを満足する素材の提供【主要取引先】京セラ(株)、新日鉄住金マテリアルズ(株)、富士電機(株)、住友電工(株)【採択プロジェクト名】平成18年度中小機構採択「燃料電池セパレータ板の成形技術開発」【事業化成功製品及び特長】(1)事業化製品(下図写真)燃料電池用セパレータ板、蓄電システムなど(炭素粉末樹脂成形体)(2)製品の特長、顧客(市場、用途)・熱硬化性樹脂と炭素粉末のコンパウンドに温度を加えずにプレス圧力だけで成形し、その後まとめて熱処理する手法により、高速生産を実現する製造技術を確立し、製造コストを低減した。・開発したセパレータ板は燃料電池用として量産評価が進んでいる。また、レドックスフロー電池のような二次電池にも適用が可能である。※レドックスフロー電池:2次電池の一種で、イオンの酸化還元反応を溶液のポンプ循環によって進行させ、充電と放電を行う流動電池で大型化に適する。・その他、各種電池製造メーカ向けに蓄電池、電極材などとして供給 【事業化までの経緯】(1)当初の想定顧客(市場)と製品及びその理由(市場ニーズ)・当初は自動車用の燃料電池のセパレータ板の製造を目指した。同時に、家庭用燃料電池も視野に入れていた。それらは、次世代の動力源として高い期待が寄せられていた市場であったことが理由である。(2)事業化達成の障壁と具体的な打開方法①事業化達成の障壁となったもの・当初の想定市場においては、長期間の評価期間を要し、ベンチャー企業では容易に参入できる市場では無く売り上げは殆ど無かった。・事業化には多くの資金が必要なため、その資金調達が最も高い障壁となった。・現状では開発の補助金制度はあるが、その開発が上手く出来た時に、事業化をサポートする資金を供給する制度は殆ど無い。利益を上げる前に資金は必要であるが、事業にはリスクがあることなどから、銀行融資は適していない。一方で、多くのベンチャーキャピタルでは少額の資金で株式公開を迫るなど、現実に即していない。 そのため、事業化に必要な十分な資金を調達することが最大の問題である。・弊社の場合、セパレータでの売り上げの無い中、平成24年度のサポインの採択で高機能性放熱材の開発に取組み、会社基盤技術の更なる確保・維持を図ったが、開発の「死の谷」の突破に約8年を要した。・当社が北海道に新工場を建てられたのは、地元金融機関、国の助成金、政策金融公庫から次世代産業として支援を受けられた結果である。②事業化の為、顧客をどの様に開拓したのか    ・創業当初、開発型ベンチャー企業として好意的にマスセパレータ(隔膜)レドックス蓄電池の構造(住友電工HPより転記)サポイン事業化成功事例❶株式会社FJコンポジット■住所:〒066-0009 北海道千歳市柏台南2-2-3■Tel:0123-29-7034■Fax:0123-29-7035■HP:www.fj-composite.com■資本金:35百万円■代表者:代表取締役 津島 栄樹

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