沖縄プロデュース2018
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― どのような事業ですか?弊社は、キャンディ・レイの製造販売から始まって以来、43年にわたり様々なお菓子を作り続けてきました。中でもチョコレートでコーティングした「ちんすこうショコラ」は、弊社が県内で最初に生み出した人気商品です。今ではチョコレートを主力商品と位置づけ、暑い沖縄でもおいしく食べられる商品の開発と製造販売に力を注いでいます。2年ほど前、バレンタイン向けの「MAKUKURU(マククル)」というブランドを立ち上げました。厳選した沖縄産フルーツを使い、見た目、味ともにハイクオリティーの女性向けの商品を作りましたが、今回は男性向けの商品として、よりインパクトが強く、沖縄の特性を生かした商品で、県外の市場へ挑戦したいと考えたのです。そのために開発したのが、泡盛を使った「泡盛BONBONショコラ」です。最初は6種類の古酒泡盛で商品化し販売しました。その後、阪急百貨店の協力のもと開発を進め、古酒を6種類から10種類に増やし、県内の現在泡盛を製造している全46泡盛酒造所の新酒を揃えることで、インパクトある商品となりました。チョコレートを通して、泡盛の新しい味わい方を提案するものであり、泡盛消費に広がりをもたせる取り組みでもあります。これらの商品で、県外への販路を拡大していきます。― 取組みの特徴は?県内の現在泡盛を製造している全46酒造所の泡盛を使っている、ということが最大の特徴です。この泡盛の確保に非常に苦労しました。年々泡盛の消費量が減る中、泡盛ファンを県外で増やしていくためにも「全46酒造所」というインパクトがどうしても必要だとご説明し、理解を得ることができました。材料にも特徴があります。「陸地珊瑚礁浸透古代海水」という沖縄の地下から取水したミネラル豊富な古代海水を使っています。さらに砂糖には沖縄県産のきび糖を用い、沖縄の資源を活用しています。チョコレートにはカカオ70%のダークチョコレートを使用し、チョコのコクとほろ苦さ、泡盛の香りと古代海水の塩気、きび糖のまろやかな甘さが渾然一体となった商品で、県外市場を狙います。― 市場性は?2018年のバレンタインには、阪急百貨店の中でも特にバレンタイン催事に力を入れている阪急うめだ本店に出店できることになり、バレンタイン商戦に向けて、一気に生産性の向上を図りました。その結果、新商品としての市場性は確保できたと感じています。チョコレートをはじめとした菓子市場規模は拡大しています。その要因は、チョコレートやナッツ類の健康効果への関心が高まっており、大人をターゲットにした商品開発に注力されているためと考えられます。本商品では、さらに需要の拡大を図り、大人消費の取り込みを目指しています。― 今後の展開は?泡盛BONBONショコラができた初年度は、県外では阪急うめだ本店のみでの販売でしたが、次年度は新たに関東での販路拡大も図ります。また、各酒造所から自社でも取り扱いたいという声を頂いていますので、それに応えられる商品を展開していきたいと考えています。各酒造所単位での商品や、地域ごとのセットなども構想中です。県内全46酒造所の泡盛を使った泡盛BONBONショコラを販売株式会社ファッションキャンディ〒901-2223 沖縄県宜野湾市大山2-21-22TEL:098-897-5194 FAX:098-897-1030HP:https://www.fashioncandy.co.jp/代表取締役 知念律子さん■ 事業概要地域産業資源を活用したチョコレート菓子「泡盛BONBONショコラ」の製造販売■ 活用する地域資源琉球泡盛①46酒造所の泡盛を使った沖縄BONBONショコラ ②MAKUKURU古酒泡盛BONBONショコラ ③宜野湾市大山の店舗 ④作業風景 ⑤店内の風景①②③④⑤地域資源活用事業16

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