沖縄プロデュース2018
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― どのような事業ですか?弊社は、オプショナルツアー(着地型旅行)専門の旅行代理店として、バスツアーやマリン関連の商品の提供を開始して11年になります。ここ数年は、インバウンドの受け入れが急激に増加しています。数年前は全体の5%程度だったインバウンドは今や6割に達し、国内は4割です。今回の事業では、国内、インバウンドともにニーズがあるもかかわらず、商品が充実していない、「ナイトツアー」「富裕層向けツアー」「半日体験型ツアー」の新規開発とブラッシュアップを図りたいと考えています。― 取り組みの特徴は?ナイトツアーは、海外では充実しているファミリー向けのディナークルーズやライブハウスといったエンターテインメントに加え、民謡・舞台・琉球舞踊など、琉球文化に触れてもらう内容です。富裕層をターゲットにしたツアーは、専用クルーザーでの島巡りや、離島でのシュノーケリングにBBQ、海上でのプライベート花火といった企画を考えています。半日体験型ツアーは、沖縄の地域資源をより活用し、旅慣れたリピーターにもご満足いただけるツアーをと考えています。また、現在、社内に中華圏のスタッフを4名、韓国人と韓国語ができるスタッフを5名雇用しており、アジア圏からの観光客をしっかりとサポートできる仕組みも整えています。― 市場性は?平成28年の観光客は前年増の861万3100人に達し、平成29年はそれを上回る939万6200人でした。この数字の伸びには、インバウンドの増加が大きく影響していると思います。今から3、4年前に「爆買い」という言葉が流行りましたが、今は団体客の爆買いはほぼ見られません。旅の形態が団体から個人旅行に移行したのだと思います。日本人は団体から個人旅行に変わるまでに20年ぐらいかかったことと比べると、この変化の勢いはすごいです。個人旅行やフリーパック旅行が増える傾向の中で、今充実していない、3タイプの着地型商品に対するニーズは明らかです。ただし、商品は作ったからといってすぐに売れるものではありません。国内海外問わず、旅行会社への営業やメディアへの露出が大切です。旅行博などには積極的に参加し、その商品の魅力や背景、ストーリーを正しく、繰り返しプレゼンし続けることも必要だと思っています。今は、スマートフォンでタイムラグなく、リアルな情報を手に入れることができます。実際に外国人観光客から人気のスポットは、いわゆる観光地ではなく、地元の住民が訪れるような普通の公園だったりします。目の前の地域資源を見直し、ニーズにあった情報発信の仕方も課題であると思います。― 今後の展開は?まずは、視察によるリサーチから始めます。世界の観光地といわれる国々は、ナイトはもちろん、さまざまなターゲットに向けた商品が充実しています。また、エコや文化、芸術、食、各エリアに特化した、一人10万円以上するようなツアーも数多く存在します。「海」以外の沖縄も、世界に誇れる観光地として認知してもらえるよう、運輸やマリン、観光施設、レストラン、さらには学識経験者などとのネットワークを充実させ、地域経済を活性化する仕組みを念頭に置いて、「沖縄に来てよかった!」と喜んでもらえる商品開発を進めていきたいと思っています。ナイトツアー、富裕層向け、半日体験型など新たな着地型ツアーを開発株式会社セルリアンブルー〒900-0002 沖縄県那覇市曙2-24-13 曙沖商ビル6-ATEL:098-941-6828 FAX:098-941-6829HP:http://www.cerulean-blue.co.jp代表取締役社長 砂川盛潤さん■ 事業概要発見沖縄!地域資源を活用した着地型観光プレミアム~スタンダード商品の開発・販売事業■ 活用する地域資源沖縄のビーチ、琉球王国のグスク及び関連遺産群、万座毛、木造カーラヤー、フクギ並木、沖縄の空手・古武術、沖縄音楽、エイサー、沖縄の市場、北谷美浜アメリカンビレッジ、コザのまちなみ、琉球料理①中国と韓国語に対応できるスタッフ達 ②青の洞窟商品 ③ホエールウォッチングの様子④日本語・英語・韓国語・繁体字・簡体字対応のパンフレット ⑤マリンアクティビティの様子①②③④⑤地域資源活用事業12

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