販路開拓コーディネート事業活用事例集
13/13

サクセスプランニング株式会社は下記の通りであった。⑴中小金属加工メーカー・品質面は評価を得るが使い捨ての軍手との比較で高額すぎたため、軽度な傷程度では購入には繋がらなかった。⑵大手ゴムメーカー・現場ニーズに合致した商品を提案することで、作業性・耐刃性を高く評価され、正式に取引口座を開設し受注することができた。⑶刃物メーカー・卸・ 回転刃、火気使用現場での作業に使用するレベルまで求められ、機能面で適合しないとの評価あり。ニーズなしと判明した。⑷大手産業廃棄物業者・医療用産廃の現場は非常に危険にさらされており、注射針・メス対応用の防刃性と耐突刺性に優れた商品への強い要望がある。具体的な開発依頼を受けることができ、現在開発中。 企業の粘り強い姿勢と、コーディネーターの熱心な活動により、分野ごとのニーズの有無、購買決定要因が明確になり、当活動により新たな分野も見出すことができた。狙い通りの活動になった。 活動前に参入障壁として懸念していたアラミド繊維商品との比較では、高熱作業現場以外では、品質面では当社商品の方が優位性があり、さほど問題にはならないことも判明した。大企業への納入実績もでき、信用力補完に繋がったことから、営業が行いやすくなる等、受注額以上の成果もあったと思われる。今後の課題 今後、他社が進出していない特殊分野に進出するには、機能に応じて使い分けることができる生地メーカーの発掘・共同開発が不可欠で、販売先と共に協力会社のネットワークが重要になる。 また、産業用分野では、現場に即したカスタマイズ商品の提案が不可欠で、これが当社の差別的優位性でもある。知名度がない現状では、産業分野における代理店契約を行なっても新規開拓には繋がりにくい。そのため、まずは、事務・受発注・発送等の営業補助を任せる人員を雇用し、次に、特殊分野での素材と商品開発が実現した段階で、企画営業のできる人材の雇用・育成を図ることが重要と思われる。経営者のことば 最初に中小機構にお伺いして5年経った平成25年に、やっと販路開拓コーディネート事業をお願いすることができました。活動では、認知度の低い弊社商品にもかかわらず、多くのターゲット企業様に同行訪問して頂き心より感謝しております。弊社のような新規参入の零細企業にこの様なチャンスを頂き心より感謝申し上げます。今後、更に発展できるように努力して参りますので、引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。代表取締役 揚野 雅史社長前掛け(ズボン)耐刃エプロンセーフティーグラブ

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る