研究開発成果集(事業期間 平成18年度~平成20年度)
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18年度採択 18年度採択 50 【事業管理者】財団法人京都高度技術研究所 ◎担当者:孝本 浩基 ◎所在地:〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134番地 ◎TEL:075-315-3671 ◎FAX:075-315-6634 ◎E-mail:komo@astem.or.jp ◎URL:http://www.astem.or.jp/ この研究への お問い合わせ 契約期間:平成18年度~平成20年度 技術区分:めっき 管理番号:18-18 ■研究成果の活用 1)電子デバイス-はんだ付け用Snめっきプロセスに本成果を適用することで、下地ニッケルを用いた従来技術と同等のはんだ接合強度を有するとともに、はんだ付け性及び耐ウィスカ性(温度サイクル下)が優れているため、デバイスの高信頼性を図ることが可能となる。 2)電子デバイス-接点用Auめっきプロセスに適用することで、下地ニッケルを用いた従来技術に比べて、非常に優れた低接触抵抗の維持向上が図れるとともに、約1/5~1/2のAuの薄膜化による低コスト化及び工程短縮が可能となる。 3)車体用品及び装飾用品を対象としたニッケル/クロムめっきプロセスに本成果を適用することで、下地ニッケルを用いた従来技術のニッケルアレルギー対策めっき技術はもとより、有害物質6価クロム及びシアンを用いない、また、発がん性の観点から将来の規制が予想されるニッケルを用いない、ニッケルーフリー環境調和型クロムめっきプロセスが可能となる。 ■事業化へ向けた取り組み状況 ■事業化の目標 ① 事業化の為の課題等 コスト面で既存技術との差別化を行い、新たな市場拡大を図るために、さらなる合金めっき浴及び3価クロムめっきの長期ランニングの低コスト化を可能とする技術開発に取り組む必要がある。 ② 事業化のスケジュール これまでに、社外への営業の宣伝活動の他、特許出願、研究開発成果発表及び展示会などを通して川下企業へマーケティング活動とPRを行っており、多数の引き合いを受けている。本研究開発の重要度はプロジェクト開始時よりも高まっており、ニッケル規制の強化及びさらなるニッケル価格の高騰に伴い大きく波及するものと考えられる。事業化に関わる技術課題について、課題解決に取組み、約1年後の事業化を目指し、京都発の京都ブランドとして販路開拓を展開する予定である。 光沢ニッケルスペキュラム合金 図2 スペキュラム合金の色調 11010010001000001020304050607080塩水噴霧時間 (h)接触抵抗 (mΩ)開発技術従来技術72時間後も腐食なし抵抗維持→◎高耐食性◎コスト低減(Auの薄膜化可能)8時間で腐食発生抵抗増大→NG 図3 高機能Auめっきプロセスの接触抵抗 図4 環境に配慮した3価クロムバレルめっきプロセス

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