研究開発成果集(事業期間 平成18年度~平成20年度)
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18年度採択 18年度採択 46 【事業管理者】 財団法人名古屋都市産業振興公社 ◎担当者:淺尾 文博◎所在地:〒463-0003 愛知県名古屋市守山区下志段味穴ケ洞 2271-129◎TEL:052-736-5680 ◎FAX:052-736-5685◎E-mail:asao@u-net.city.nagoya.jp ◎URL:http://www.nipc.or.jp/ この研究への お問い合わせ 契約期間:平成18年度~平成20年度 技術区分:めっき 管理番号:18-13 0204060801000200400600800100002004006008001000Crystalline size / nmRed rust / hrPolarization resistance /Ωcm2 red rust Rp赤錆発生時間/hr分極抵抗/Ωcm2赤錆発生時間分極抵抗結晶子サイズ/nm(精査/検証/発注支援)サポイン事業推進委員会(SAPP)名古屋ブランドの事業化、国際連携推進(財)名古屋都市産業振興公社・名古屋市工業研究所(技術ブランドの育成、技術者育成、発注支援、派生技術の研究等)業界団体:・愛知県鍍金工業組合・全国鍍金工業組合連合会他地域のめっき事業者等(技術情報/技術指導/その他交流事業)提案発注提案発注普及・事業化その他川下製造業エレクトロニクス他川下製造業自動車及び自動車部品メーカー普及・事業化めっき膜の物性制御に有効である。 自動車燃料にバイオ燃料の利用が進むにつれ、燃料パイプ内面の耐食性向上が要求されるようになった。本研究開発による均一ニッケルめっきは当該目的に適用できる。 図4 結晶子サイズと赤錆発生時間の関係 環境無負荷型めっきシステムの導入により、めっき処理ラインの長さを短縮でき、省スペースが実現される。また、当該システムでは排水処理が不要であるため、排水処理で生じるスラッジをなくすことができ、スラッジ処分費の削減につながるだけでなく、環境に優しい工場のイメージアップを図ることができる。環境無負荷型めっきシステムの各要素技術は現状のめっきプロセスの改善、例えばめっき液汲出し量の削減に有効であるため個別にその導入が進む。 ■事業化へ向けた取り組み状況■事業化の目標①事業化の為の課題等先の六価クロメートから三価クロメートへの移行作業に数年を要した状況を勘案すると、現行の三価クロメートからクロムフリーへの移行にも相当の時間がかかることが予想される。そこで、自動車部品への採用に向けて、先ずは研究開発成果を自動車及び自動車部品メーカーに説明し、理解を得てから採用に向けた働きかけを行う。こうした事業化を推進する母体として、本事業に参画した企業、研究機関及び研究支援機関からなる共同体、サポイン事業推進委員会(略称SAPP)を組織した。事業化のイメージを図5に示す。 ②事業化のスケジュール自動車部品への採用には時間がかかるが、地道に取り組んで採用を目指す。採用の見通しがついた時点で販売に向けた具体的戦略をSAPPで検討する。 環境無負荷型めっきシステムについては、両三年での事業化を目途とする。当該システムは次世代防錆めっきを組み込んで事業化するのが本意であるが、亜鉛系めっき以外のめっきにも適用可能であるので、当該システム単独での事業化も視野に入れる。また、当該システムを構成する各要素技術もそれぞれ単独で導入することが可能であるので、状況に応じて事業化を進める。環境無負荷型めっきシステムの事業化は海外への展開を含めてSAPPのもとで実施する。 図5 事業化のイメージ図

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