研究開発成果集(事業期間 平成18年度~平成20年度)
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18年度採択 18年度採択 34 【事業管理者】財団法人 大分県産業創造機構 ◎担当者:兵頭 敬一郎 ◎所在地:〒870-0037 大分県大分市東春日町17-20 ◎TEL 097-537-2424 FAX 097-534-4320 ◎E-mail: hyoudo@columbus.or.jp ◎URL:http://www.columbus.or.jp/ この研究への お問い合わせ 契約期間:平成18年度~平成20年度 技術区分:切削加工 管理番号:18-25 新技術により、マシニングセンター上への工作物取り付け・取り外しの誤差や、計測器への搬送などを回避して工程合理化が可能となる金型加工技術が実現できた。これによれば、マシニングセンターで各種の切削加工を行った後、その工作物は機上計測用レーザプローブにより各部寸法・形状が計測され、要求が満足されているかどうかチェックされる。もしも問題があり、修正することが可能な場合は、もう一度加工工程に戻されて修正加工を行うことができる。また併せて、構築された加工条件データベースにより、小型精密金型の小径エンドミル加工を適切な加工条件のもとに行うことができる。 ■事業化へ向けた取り組み状況 ■事業化の目標 ① 事業化の為の課題等 完成したシステムに対し、さらなる信頼性の検証と傾斜軸を利用した計測システムの構築が課題として残った。また、SKD-11(HRC60)程度の焼入れ鋼に対する面精度検証はできたが、変動する情勢の中、事業化に向け高精度切削加工への対応が予想されるより高硬度な材料(超硬合金など)や難削材(特殊真鍮材等)での高精度加工に対応する必要がある。 傾斜軸を利用した計測システムの構築については、二次元計測と傾斜計測との精度性能比較を実施し有効性の評価を行い、事業化に対応したシステム開発を行う。また難削材の切削については、川下側企業のニーズなどより派生する試作部品加工や研究テーマを通して、本システムにて対応可能なものは事業化を目指していく。 ② 事業化のスケジュール 主対象とする小型精密金型分野はもちろん、多様に変化する市場に対応する形で本加工システムの目的(精度・コスト等)に応じた柔軟な活用を模索するなかで、現在、医療機器関連・自動車関連・電子部品関連などより広範な市場へと加工製品の幅を広げている。また難削材の高精度・高品位部品の切削加工への対応も、試作開発によって初めて数年以内に事業化される予定である。 さらに本研究で開発された機上計測用のインタフェースや計測処理用のソフトについては、そのマクロ処理や輪郭測定などを含め多彩な機能を備えており、その機能向上や整備についても事業化を視野に入れて検討中である。 図5 機上測定用ホストPCの画面 図4 3次元形状の測定結果の例 計測データ(誤差) 加工データ 計測パス (mm)

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