研究開発成果集(事業期間 平成18年度~平成20年度)
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18年度採択 18年度採択 24 【事業管理者】 財団法人素形材センター ◎担当者:笹谷 純子◎所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園 3-5-8 機械振興会館 2 階◎TEL:03-3434-3907 ◎FAX:03-3434-3698◎E-mail:mail@sokeizai.jp ◎URL:http://sokeizai.or.jp/ この研究への お問い合わせ 契約期間:平成18年度~平成20年度 技術区分:鋳造 管理番号:18-20 ■研究成果の活用Al鋳包み部品の開発では、軽量、高剛性、高強度という自動車企業のニーズに応える大型エンジンブロック部品を提供することが可能となった。鋳鉄鋳物中空化の開発では、自動車部品等への採用により30%以上の軽量化が可能になるほか、中空部品の断熱性、制振性を活かした高機能化も期待できる。トレーサビリティ・システム、データマネジメントを含む生産資源管理システムにより、迅速なトレース、不良解析を行うことができ、さらにCTスキャナ及びCAEを、内部欠陥の把握と解析に活用することによって、鋳物の品質信頼性を格段に向上した。これらにより、大幅な不良低減を可能にする製造条件の最適化が図られ、自動車企業等のニーズに応える圧倒的な品質保証、開発リードタイム短縮、垂直立上げを実現する。 ■事業化へ向けた取り組み状況㈱ナカキン及び㈱浅田可鍛鋳鉄所は、トレーサビリティ・システムの構築による、不良発生への迅速対応や不良率低減、開発リードタイム短縮を自動車企業等にアピールすることによって、業績を拡大していく。また、㈱ナカキンは、鋳包み技術を、大型エンジンの軽量化・高強度化を目指す自動車企業に提案し、共同でエンジン開発を進める。㈱浅田可鍛鋳鉄所は、中空部品の特性を活かせる製品開発に向けて自動車、油圧機器等のユーザ企業とともに、試作開発を進める。クオリカ㈱と㈱レクサー・リサーチは、鋳造企業における徹底した見える化と情報一元管理、データ解析により生産・品質・作業者情報の紐付けを可能にする生産資源管理システムを含むトレーサビリティ・システムの販売を進める。将来的には、鋳造以外の素形材企業、さらにはその他の機械部品メーカへの販売展開が期待される。甲南大学は上記システムの高度化の支援を行い、(財)素形材センターは発行誌やセミナー等により、研究開発成果のPRを行う。その体制イメージを図4に示す。開発メンバー鋳造企業鋳鉄鋳物アルミ鋳物鋳鋼品、銅合金鋳物他事業管理法人(財)素形材センター金属プレス 型製造 鋳造鍛造 機械加工 熱処理 鋳造分野から素形材・素形材関連分野へ その他 甲南大学長坂教授鋳造トレサビリティシステムの深化(株)ナカキン(株)浅田可鍛鋳鉄所素形材のユーザー企業(機械産業)自動車メーカ電機メーカその他の機械製品製造メーカ鋳造トレサビリティシステムの販売製造条件収集システム品質情報収集システム(データベース蓄積)クオリカ(株)(株)レクサー・リサーチトレースデータ記録ツール気づき情報入力システム等信頼度増大によるビジネスチャンスの拡大システム販売コンサルティング圧倒的品質保証(CTスキャナによる実証を含む)リードタイムの短い新製品開発・品質保証システムの構築・新製品開発とその品質保証の構築トレサビリティシステムの充実CAE、CTスキャナの活用による予測と実証⇓見える化研究成果のPR、システム高度化支援研究成果のPRアルミ鋳物銑鉄鋳物相互情報交換・支援鋳造から素形材分野、他分野へ展開図4 事業化に向けた体制イメージ

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