研究開発成果集(事業期間 平成18年度~平成20年度)
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18年度採択 18年度採択 20 【事業管理者】 財団法人ちゅうごく産業創造センター ◎担当者:浜里 剛 ◎所在地:〒730-0041 広島市中区小町4-33 中電ビル2号館 ◎TEL:082-241-9927 ◎FAX:082-240-2189 ◎E-mail:ZD0039H@pnet.gr.energia.co.jp ◎URL:http://www.ciicz.jp/ この研究への お問い合わせ 契約期間:平成18年度~平成19年度 技術区分:鍛造 管理番号:18-23 形が難しいため、当面は電池缶等の少量多品種の成形にむいている。 また、特に角筒成形の場合、スラグ表面粗さが潤滑条件に大きく影響する。円筒缶のような対称成形ならばスラグ表面はラフな処理で十分であるが、角筒成形のような非対称成形では長辺・短辺の各々の表面粗さが重要である。今回、スラグへの表面微視凹凸の加工を、あらかじめ最適な微視凹凸をつけた金型により5面同時に行う工法は、まだ課題は残しているが、今後の角筒成形の量産化、精度向上、コスト低減に寄与すると思われる(図4)。 図4 スラグの長辺・短辺への微視凹凸の最適化に加え、長辺・短辺に塗布する潤滑剤も各辺に適合した潤滑剤を均一に噴霧すべくスプレー化を試みた。スプレーにすることで、液ダレも無く各辺に潤滑剤を塗布することができた。これも今後の角筒成形の量産化、コスト低減に寄与すると思われる(図5)。 図5 ■事業化へ向けた取り組み状況 ■事業化の目標 ① 事業化の為の課題等 現段階の技術では薄板化するほど形状が不安定になる傾向がある。要因としては金型冷却、潤滑剤が大きく影響していると思われ、これら課題の克服には最低1年を要すると思われる。金型の冷却に関しては素材がアルミニウムで熱伝導率が高いためパンチ、あるいはダイへの効果的な表面処理あるいは局所冷却について研究を進めたい。 また潤滑剤については筐体高さが大きいほど潤滑不足による形状不安定が露呈しており、スラグ表面への潤滑剤塗布方法に加え、成形途中での潤滑剤補充機能の検討が必要である。これらの課題に対しては、スラグ長辺・短辺各々に塗布するスプレー方法の確立であり潤滑剤の性能向上が求められる。 さらに成形した筐体の洗浄方法の確立、開口部の切断方法のシステムとしての確立も残された課題である。 短辺側面 短辺側面 長辺側面 長辺側面 底面

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