販路開拓通信
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【事業内容等】精密抜型製造及び抜き加工【創立】1943年【所在地】山形県【資本金】1,000万円【従業員数】40名【支援対象】中空設置採便シート「楽流カップ」特徴は、①中空構造のため便が尿やトイレの水と混ざらない、②立体形状のため、どのような便でもそのまま捕捉できる、③両面テープで便器中央に固定し通常の姿勢で排便できる、④水解紙のため使用後はそのまま流せる、ことです。支援の経緯販路開拓面での課題【具体的な成果】・採便シートが使われている医療・研究分野の現状が把握でき、どこに受容性があるかを確認できました。これによって、今後アプローチすべき顧客が明確になりました。・競合比較表を活用し「混ざらない」ことを訴求することが有効であること等、販売促進を行う上での効果的な手法を学習できました。【今後の取り組み】・製品コンセプトを「腸内研究/精密検査用採便シート」とし、アプローチ先を腸内フローラ研究機関、機能性食品を扱う腸内研究機関、その受託を担うCRO(医薬品開発受託機関)、高度医療病院に絞り込みます。・医療展示会や腸内研究に関する関連学会に積極的に出展し、研究者、医者、看護師、コメディカル(医療従事者)に告知していきます。・腸内研究でイニシアチブを取る専門家へのパブリシティを強化し、認知度を高めていきます。第3段階:成果のまとめと今後の取り組み第1段階:テストマーケティングの準備第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社髙橋型精~中小機構東北本部にて販路に関する窓口相談を経て、販路開拓コーディネート事業の支援に至りました。マーケティング企画のブラッシュアップを行い、ターゲットを、①ノロウイルス、O-157等の感染症疑いの検査を行う病院や医療機関、②腸内フローラを研究している腸内研究機関(食品会社、大学病院等)としました。<仮説内容>当社の中空設置採便シートは、便をそのまま捕捉でき、流れやすい水様性便も楽に採便できることから、腸内研究でのデータ採集時に威力を発揮するという仮説を立てました。4名の販路開拓コーディネーターが12社にアプローチし、17回の同行訪問を実施しました。<テストマーケティングの内容>活動を通して、①採便現場の現状把握と将来像の取材、②中空設置採便シートの受容性検証、③販路や販促面を含む製品課題の明確化を行いました。<仮説の検証結果>・混ざらずそのまま補足できる、水溶性便の採取がしやすいといった機能的特徴が高く評価されました。・絶対定量検査が行われる現場では、検査対象の便をそのまま補足できない問題を抱えていることが分かり、受容性が確認されました。・4社にサンプルを試用していただき、1社に見積書を提出しました。<新たな課題>・機能面の改善・・・滅菌処理、テープの水溶性化・使いやすさの向上・・・テープの剥がし易さ、判りやすい説明書きの充実中空設置採便シートの受容性について、地元の医療機関や腸内研究機関に提案をしていましたが、さらなる検証の必要がありました。企業概要取付けと採取方法

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